自分自身の認識を知って固定観念を外すためにダイレクトに取り組む?

スキルアップ 鈴木陽二郎 練習法

こんにちは。YJRです。

蹴り方教室で実際行っているトレーニングを、全7回にわけて紹介していきました。

ドリブルやリフティング練習のコンセプトや目的とは?

ドリブル・リフティングと同じ発想でキックを行う!?

サッカー経験がない方がタイミングが良い!?ジグザグドリブルから学ぶ理想のタイミングとは??

ノーステップジグザグドリブルから学ぶ「認識の中心の違い」と「トンのリズム」とは?

導入の導入として行う練習メニュー「上にボールを投げてトラップする」とは?

認識変えないとプレーが成立しないのは、ドリブルもキックもトラップも同じ?

ボールの軌道が自分の立ち位置を決めてくれる!?

紹介したトレーニングは、

  • ドリブル
  • リフティング
  • トラップ

など、一見キックに関係ないような内容です。

けれど、

  • ドリブル
  • リフティング
  • トラップ
  • キック

成功の基準は、同じです。

逆に、

  • ドリブル
  • リフティング
  • トラップ
  • キック

わけて考える認識が、上手くいかない行動を作る認識だと考えています。

だからこそ、分けて考えるのでなく同じものとして捉えてください。

といった事を、全7回でかなり説明してきました。

  • キックが上手くいかない
  • キックにコンプレックスを感じている

方の多くは、分けて考えている方が多かったです。

もし、読んでくださってる方や、周りに上手くいかないと悩んでる方がいたら、「どのような認識か?」を掘り下げていくといいと思います。

いよいよ・・・・

今回は、蹴り方教室で実際に行っている「キック」のトレーニングを、ご紹介します。

導入として行うのは、「ダイレクト」です。

ダイレクトは、ボールが自分に向かってくる力があるので、非常に簡単です。

ダイレクトは難しいと思うのは、固定観念です。

そんな固定観念を外す意味でも、ダイレクトをやるという側面はあります。

↑の冒頭もダイレクトです。

奥の女性の方はサッカー経験はありませんが、簡単に蹴り返してくれてます。

多くのポイントがありますが、大前提が最も重要です。

動画をご覧に頂くと、意識ポイントが何個もあるのがわかります。

その中で、1番最初にやってもらう事を紹介します。

の前に!

大前提がある事を、忘れないでください。

大前提は、「認識の中心が目的地」です。

蹴り方教室の、最大のコンセプトです。

目的地に楽に向かう為に色々なポイントをやっていくのが、蹴り方教室です

そして、前回まで紹介した

  • ドリブル
  • リフティング
  • トラップ

などの、以下のポイントも必ず!リンクさせてください。

分断せずにすべてが繋がっていることを前提に、認識をセットしてください!
(過去記事を読んでない方は、是非読んでください!)

  • ボールの軌道を理解する(自分が立ち位置はボールの軌道で決まる)
  • ボールとの一定の距離を保つように立つ(スキマ、立ちどころ)
  • 軸足から動きます(トンのリズム)
  • 普段の歩く(移動)に接続できる事

それでは

大前提である「認識の中心が目的地」にセットし、↑ポイントもリンクする前提で!・・・・・

まずは、「足踏み」をしてもらい、「足踏みをしながら」(足踏みのリズムのまま)ダイレクトでキックします。

インサイドでもアウトサイドでも、どこでもいいですね。

どこで蹴りましょうとの指定は、一切しません。

足踏み(足踏みのままキック)は

  • 普段歩いている自分に近づいて欲しい(認識の中心をボールにさせない)
  • 勝手にトンになる(反力を貰える)
  • 目的地に対して勝手に正対する、目的地に向かう形に勝手になる(目的地-ボール‐自分が一直線上になる 目的地に移動する時に目的地と一直線上になるよね?)

目的地に向かう動きとなるように。

ただ、面白いのは、認識の中心が目的地の場合は、勝手にこのような動きになっていきます。

後は、認識の中心がボールかどうかの見極めも簡単にできます。

認識の中心がボールの場合は、ポイントとリンクできずに分断し「蹴る!(だけ)」動作になります。

しかし、蹴り方教室で往々にしてあるのが、ドリブルやリフティングを経て「足踏みキック」の流れでも、それまでの流れを無視してリンクできずに「蹴る!」だけの動作になる方は結構多いです。

そこで、「足踏み」をすることで、ドリブルやリフティングなどと同じだよ!とリンクさせる大きな役割があります。

普段何気なくやっている事を繋げて考える事が難しいので、自分自身の認識を知ってもらって繋げていく作業がとても重要になります。

時折、蹴り方教室の導入としてドリブルやリフティングなどを、行わない場合もあります。

その場合は、「足踏み」は認識の中心を見極め、認識の書き換え作業がとてもわかりやすい仕様になります。

そうそう!

「認識の中心がボール」の最も顕著な例として、「自分だけのボールの良しあし」に意識が向かう傾向が非常に!非常に!多いです。

ダイレクトですので、お互いがダイレクトなわけですよね。

相手の事を考えない、自分だけが気持ちよくなるようなボール(強い、速い)を出したら、パートナーは困りますよね

ですので、ダイレクト(ダイレクトだけじゃなくてフットボール)は相手の事(チームや相手やスペースや自分以外の事)を考える事を忘れたら成立しませんよね。

ですので、蹴り方教室では認識をボールから外すためにも、フットボールは1人じゃ成り立たない事からも「2人で上手くなろう!」と声を掛けます。

「自分史上最高のキックを蹴っても、パートナーにミスをさせたら意味がない」のが、フットボールです。

そもそも、パートナーにミスをさせるキックは自分史上最高だ!と思う認識、マインドは既に「認識の中心がボール」であることですね

即ち、その認識やマインドが、自分自身を上手くさせてない事に気づく必要があるわけです

次回は!?

「足踏み」から発展していくポイントを、紹介していきます!

足踏み」+「〇〇」+「〇〇」といったように、積みかさねていきます。

困ったら、歩くに接続できないとだめ!くらいに思っておいてください(笑)

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この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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