ドリブル・リフティングと同じ発想でキックを行う!?

鈴木陽二郎 練習法 トレーニング

こんにちわ。

YJRです。

今回は、前回お知らせした通り、蹴り方教室のメニュー紹介です。

すごく簡単なメニューで今すぐにでもできますので、是非お試しください!

メニュー紹介の前に!

前回の記事を、必ずご覧ください。

ドリブルやリフティング練習のコンセプトや目的とは?

忘れてはいけないのは、自分を上手くさせないのは自分自身

自分自身のフットボール(物事)の捉え方が、自分自身を上手くさせていない。

何故なら、人間は認識した形になる性質をもっているから。

要するに、自分自身の認識(捉え方)が上手くさせてくれない行動を作っていることになります。

だから、上手くいかないと思っているのだとしたら、自分自身が培ってきたものは一旦忘れないといけません。

前提を無視してメニューこなしても、何も変わりませんのでご注意ください。

今回はドリブルトレーニングをご紹介します。

今回紹介するメニューは、「つま先ドリブル」です

「蹴り方教室なのにドリブル?」という声が、聞こえそうですね(笑)

リフティングもよくやります!(笑)

何故、ドリブルやリフティングをやるのか?

は、前回の記事で紹介しておりますのでご覧になってくださいませ!

動画

↑前回も掲載しましたが、メニュー紹介の動画です。

こちらの動画は、私の説明だけの動画になっております

↑こちらは、お客様が実際にトレーニングを行っている動画です

ドリブルとリフティングしかしていない動画です。

↑こちらは、別日の蹴り方教室のトレーニング行っている動画です。

こちらの動画も、まず「つま先ドリブル」です。

こちらの動画は、キック動画もあります(笑)

なぜこれがキックの練習なのか?を、是非考えてご覧になってください。

私も危うく忘れそうでした!

これが、キックの練習だってことを(笑)

つま先ドリブル

といった事で、詳しく説明します。

大前提は、全てキックに繋がっているという事。

蹴り方教室では、ドリブル・リフティングとキックを繋げる作業は、必ず行います。

分断は罪です。

フットボールは、分断したら成立しないスポーツです。

社会生活においても、同様です。

ですので、ドリブル・リフティングと同じ発想でキックを行う事を強調していきます。

「認識の中心がボール」になる方は、分断して考える・捉える方が非常に多い印象です。

といったことで!

方法から!

  • つま先のみでドリブル(進む)
  • 自分自身が行く先を決めてスタート(目的地の認識)
  • 目的地へ向かう動きをする(認識の中心が目的地)
  • ボールをコントロールしない。目的地へ向かう動きにボールを合わせる。
  • ボールをなんとかする形にならない、なったら自分で気付くようにする
  • 方向展開する場合は、体が目的地に向いてからボールに触る
    →面白いのが経験者の方は体を向けながらボールを触る事が多いです。
    →これは認識の中心がボールだからです。ボールの向きを変えようとするわけです。

ドリブルは、キックよりも目的地へ向かう行為がわかりやすいです。

けれど、認識の中心がボールにいくと上手くいかないのが「つま先ドリブル」です。

私が考える利点!

  • フットボールの経験が浅くても難しくない
    →動画を見て頂くとわかりますが、未経験者の女性が一緒に問題なくやれる
    →となると、小学生など学年関係なくできる
  • 「認識の中心がボール」になる方の見分けが簡単
    →ちなみに、ほとんどの方がそうです(笑)
    「認識の中心がボール」になる方の特徴は・・・
    →勝手にドリブルのスピードが速くなる
    →体がボールを突っつく形、ボールをコントロールする形になる
    →方向展開するときに、ボールまず触ってから方向展開する
    →軸足の膝が曲がる(軸足が沈む、長く地面につく、埋まる)
    →ドリブルの時膝が曲がる方はキックの時も曲がる(軸足は踏み込み、蹴り足は膝から動き出す)方が多い
    →そうなると反力も使えない、体も小さくなり効率よく体のエネルギーが生み出せない
  • 勝手に「スキマ(空間)」が出来て、勝手に「良い立ちどころ」になる
    →つま先でボールを触る時は、自分の一歩分の前で自動的に触る
    →自分の一歩分というのは、自分が何も考えずに自動的に足が出てくる場所(目的地に向かう時に勝手に出る足)
    →ただし、認識の中心がボールの方はそれも出来ないのでわかりやすい
  • 軸足がまずボールによれない(立ち直しできない)とボールが意図せず速く進んでしまう
    →認識の中心がボールの場合は、体からボールが離れたら触る足を延ばしてしまう
  • 自分自身の目的地の認識とボールの軌道を合わせない(理解しない)と体が向いてから方向転換できない
  • 軸足とボール触るリズムが「トン」になる
    →軸足がついた瞬間に逆足が動くので反力を貰える
    →キックも全く同じ
  • 上記を踏まえ、「認識の中心がボール」→「認識の中心が目的地」の書き換えがしやすい

そして、「認識の中心が目的地」になると、↑が勝手になるのがとても面白いと感じています。

特に!

サッカー経験者は、ドリブルするときに「ボールを柔らかくタッチするために、軸足の膝を柔らかく」と言われてきた影響か、軸足の膝がむぎゅと曲がり、軸足が地面に長く居座ってしまう(軸足に体重が乗る)方が多いです。

この「むぎゅ」を起こす認識が、ドリブルもキックも難しくしてしまいます

歩く時や走る時は、リズムよく足が入れ替わります。

どちらかの足(軸足)が地面に長く居座ってしまったら(体重が乗り続けてたら)、歩くことも走る事も出来ません。

要するに、目的地に向かう動き(認識の中心が目標地)ではないのです。

ですので、軸足がむぎゅっと曲がる動作は「認識の中心がボール」である特徴だと言えます。

前述しましたが、ドリブルでむぎゅと軸足が膝が曲がる方は、

  • 蹴る時も軸足がむぎゅとまがり、過剰に踏み込んでしまう
  • 軸足を踏み込んたことで軸足が短くなるので蹴り足も短くなり、体全体が縮んだ状態で蹴る(動く)

など、パワーをかなりロストしてしまい、上手く蹴る事が出来ない事が非常に多いです。

歩く時や走る時は、膝を曲げたり背中を丸めたりと、体が小さくなると動きづらいですよね?

目的地に向かう時は、わざわざ体を縮めて動く人はおりません。

どちらが自然かと言うと、普通に立っているような形が自然になるわけです。

繰り返しになりますが、「目的地に向かう形(動き)」から離れる動きは「認識の中心がボール」になっている可能性が高いです。

「ボールを蹴る!」という認識(意識)が、体を縮ませているわけです。

↑男性の方のシルエットの変化を見て頂くと、わかるかなと思います!

つま先ドリブルは、家の中でも簡単にできるのでおすすめです!

興味がわいたら、やってみてください!

次回は、ジグザグドリブルの紹介と説明を考えています。

ただ、予告なく変更したらごめんなさい(笑)

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この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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