サッカー経験がない方がタイミングが良い!?ジグザグドリブルから学ぶ理想のタイミングとは??

鈴木陽二郎

こんにちわ。

YJRです。

ご存知の方も多いかと思いますが、暑さにも湿度の高さにも慣れていないこの時期が熱中症になりやすいといわれていますので、水分補給(ミネラル補給)など熱中症対策をしておきましょう!

スポーツの現場にいると、熱中症になった方を沢山見てきました。

熱中症になった方のほぼ100%が、「熱中症に自分がなると思ってなかった」と言います。

自分がなると思っていない認識なので、

  • 夜更かししたり
  • まともにご飯食べてなかったり
  • 水分補給もさほどしてなかったり

人間は、認識した形になる性質を持っている。

人間の性質ですので、我々人間のすべての状態に関わってくるわけです。

といった事で!

熱中症に自分がなる前提で、ならないように対策していきましょう!

悲観的準備楽観的対応。

私が好む言葉です!

あれ、何の話だっけ?

熱中症の話どうしても書きたくて(笑)

さて、今回はメニュー紹介、解説第3弾です。

紹介の前に!

第1弾「ドリブルやリフティング練習のコンセプトや目的とは?」

ドリブルやリフティング練習のコンセプトや目的とは?

第2弾「ドリブル・リフティングと同じ発想でキックを行う!?」

ドリブル・リフティングと同じ発想でキックを行う!?

も併せてご覧ください。

特に、第1弾は練習の前段のコンセプトについての説明です。

この前提を無視してのメニューだけやるのは、おススメできません。

今回も!

今回、紹介するメニューは「ジグザクドリブル」です

第2弾に続き、「ドリブル」メニューのご紹介(笑)

蹴り方教室では、前回紹介した「つま先ドリブル」⇒今回紹介する「ジグザグドリブル」の流れで行っています。

それでは、動画のご紹介です。

パターンは2つ

  • 片足でアウトサイド⇔インサイドで進む
  • 左右の足交互にアウトサイド進む

目的・利点は、第2弾の「つま先ドリブル」編と同じになりますので、第2弾「つま先ドリブル」編を併せてご覧ください。

ドリブル・リフティングと同じ発想でキックを行う!?

注目してほしい部分

動画 0:15~辺りから女性と男性が同時に見られます。

  • シルエット
  • リズム(タイミング)

の違いに、注目してください。

特に、タイミングです。

ちなみに、女性はサッカー経験は全くないそうです。

そして、男性は長くサッカーに携わってきている方です。

端的に言いますと、女性のリズム(タイミング)が理想です。

男性の方が軸足の膝が曲がり、むぎゅっと軸足に体重がのっています。

なので、女性のリズムと同じようになりません。

むぎゅっと分のテンポが、遅いです。

これも前回にも触れた、「膝が曲がる」経験者あるあるです。

ボールタッチを、「膝を曲げる事」で柔らかくする。と教わった方も多いですよね。

しかし、目的地に向かうための、歩く・走るリズムにはなってませんよね?

毎回、軸足にむぎゅむぎゅと乗って歩く人はいないはずです。

皮肉にも

サッカー経験のない女性の方が、「移動する為の自然な形(リズムも含み)」になっています。

サッカー経験者の男性は、「ボールをコントロールする形(リズムも含み)」になっていて、移動する形にはなっていないわけです。

  • 前者が「認識の中心が目的地」
  • 後者が「認識の中心がボール」

という、わかりやすい対比となります。

逆に言うと、つま先ドリブルもジグザグドリブルも、「認識の中心がボール」だと上手くいかない仕掛けになっています。

ただ、この女性むっちゃくっちゃ上手いです!

度肝抜かれました。

というか、鳥肌が立ちました!

逸材過ぎて!

これまでこんなにうまくできた方は、ほぼ見た事ありませんでした。

卓球は、認識の中心が目的地じゃないと成り立たない。

多分ですが、卓球をやっていた事も関係あると感じてます。

過去記事に、元バドミントン選手の潮田玲子さんにインスパイアされて書いた記事があります

今回も彼女をみて、同じような事を感じました。

「サッカー以外から学ぶことがサッカーを上達させる」

サッカー以外から学ぶことがサッカーを上達させる

「ボールと体の間に空間がないと力が発揮できない」

ボールと体の間に空間がないと力が発揮できない

卓球というスポーツの性質上、

  • 相手の打ってくる球の軌道・回転を知る
  • ボールを打ち返すには足を運んでボールに寄らないと打てない
  • 相手の状況、状態、球の速度などに合わせて打ち返さないとポイントが取れない(ポイントを取られる)

卓球は「認識の中心がボール」になっていたら、追いつけないスポーツだと考えます。

凄く当たり前ですが、つま先ドリブルもジグザグドリブルも、ボールがどこにどう転がるか(軌道)がわからないと出来ません。

「ボールがそこに来る(転がる)から、私は(体を運んで、軸足を動かして)ここに立つ(打ち、触る)」

要するに、卓球とドリブルは同じといった事になりますね。

次回からはリフティング編へ!?

来週は、リフティングメニューの紹介をする予定です。

ただあくまでも、予定は未定です!(笑)

前回と今回で紹介したメニューは、いつでもどこでも誰でもできます。

競技レベルも経験年数も、関係ありません。

なぜなら、サッカーの経験が全くない女性もできたのだから!

おススメは、動画を撮影することです。

理想と現実を理解してすすめていくと、いいかもしれません!

ご質問・お問い合わせについて
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。ジュニアサッカー上達塾では、サッカー上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。また、サッカー上達のためのDVD教材の販売も行っております。サッカーに関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:info@kawashima-kazuhiko.com
この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。