サッカー以外から学ぶことがサッカーを上達させる

鈴木陽二郎 練習法

皆様!

いきなりですが!!

「増嶋家ちゃんねる。」ご存知ですか?(笑)

数々のJクラブで活躍され、惜しまれつつ20年度シーズンで引退された増嶋さんがご家族で開設したYouTubeチャンネルです。

そんな、増嶋家ちゃんねる。を何の気なしに見ていたら!!

凄まじい!「立ちどころ」を見つけましてとても驚きました!

【初挑戦!?】バドミントン選手だったママがサッカーにチャレンジ!

その、凄まじい立ちどころの持ち主はご主人の竜也さんでなく・・・

奥様の玲子さんだったのです!!!!(竜也さんも凄いです(笑))

「立ちどころ」とは?は過去記事にありますのでご覧ください!

ボールの置きどころではなく、自分の「立ちどころ」

立ちどころが悪い人は、「認識の中心がボール」となり、ボールと足の出会い方ばかり意識がいってしまう方の多いです。

玲子さんの立ちどころの凄さを見ると、サッカー以外がサッカーを上達させてくれるのではないかと思いました。

必見は玲子さんのたちどころ、立ち直し

  • インステップ
  • モモトラップワンバウド

は必見です。

特に、モモトラップワンバウドは絶対にみてください(笑)

竜也さんも流石です。

モモトラップ→ワンバウド→「立ち直し」→キックの流れが素敵です(笑)

足とボールが出会う瞬間のボールと、竜也さんの位置関係を注目してみてください

一定の距離が保たれていますよね?(体から一歩分程度前でボールと足が出あっている)

素晴らしい立ちどころです。(ちなみに、足とボールの出会う瞬間の足の形や、足にボールが当たる場所を気にしてみる方は、「認識の中心がボール」の可能性が高いです)

更に注目してほしいのは、モモトラップワンバウド後に立ち位置を変える(立ち直し)部分です(立ちどころを整える為の立ち直し)

実は、「立ち直し」は経験者でも出来ない方が多いです。

特に「認識の中心がボール」になっている方は立ち直しが出来ず(軸足が動かず、ずっと地面についている状態)に、窮屈な状態で蹴り足が先に動いて無理やり蹴ってしまう(立ちどころ悪い状態で蹴る)傾向にあります。

そして、玲子さんの立ち直しが凄すぎて驚きました。(動画3:43のやつ!)

モモトラップして、自分の真下にボールが落ちた後に、距離を取る為にバックステップ!(立ち直し)

そして、自分とボールとの距離をあけてキック!(立ちどころ)

思わず「すご!」って声をあげてしまいました!

「やば、窮屈になりそう。だから自分の立つ場所変えちゃおう!」

と聞こえてきそうな、素晴らしい立ちどころ&立ち直し!

窮屈さはないですよね。

道具を使うスポーツは必然的(強制的に)立ちどころ。

玲子さんの立ちどころ&立ち直し力が凄まじいのはなぜか?と、考えてみました。

仮説ではありますが、元バドミントン選手だったからだと考えられます。

バドミントンは、ラケットを使うので必然的(強制的)に一定距離シャトルと体が離れます。

大げさにいうと、ラケットのせいでシャトルに近づきたくても近づけません。

近づいたとしても、ラケットの長さがあるので上手く打つこともできませんよね。(だから、体の近いところを狙うのだと思います)

かつ、ラケットを持って一番シャトルに力を伝えるのに、一定距離ラケットと体が離れないと力が発揮できません。(腕を長くした方が大きなエネルギーを得られるわけなので)

一番力が発揮できるシャトルとラケットと体の位置関係が、よい立ちどころとなります。

道具を使うバトミントンの競技の性質上、勝手に立ちどころが作られるわけです。

その立ちどころは、バドミントンでもサッカーでもさほど変わらないと考えています。

力を効率よく発揮する(足や体を長く使う)には、一定の距離が重要になると思います。

ですので、玲子さんはバトミントンの影響で、サッカーボールを蹴ってもよい立ちどころ満載になるのではないでしょうか。

色々なスポーツをやってみよう!

いっそのこと、バドミントンをやってみましょう!と本気で思います。

バドミントンだけでなく、様々なスポーツをやってみましょう。

ただ、大事な認識としては、サッカーとは関係ないと思わない事です。

サッカーしか知らない事は、サッカーを知らない。と言葉があります。

色々とやってみて、自分が大好きなサッカーと繋げてみましょう。

  • バドミントン
  • テニス
  • 卓球
  • 野球
  • 柔道
  • 相撲

その想像力こそがフットボール、人生でとても重要になります。

これを、オープンマインドといいます。

サッカーや様々なスポーツを通じて、素敵なマインドもゲットしてみましょう!

この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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