【必見】あなたのチームのウォーミングアップは間違っている?
まず、ウォーミングアップを何のためにするのかを考えてみましょう。
- 良いパフォーマンスを出すため
- ケガをしないため
主に、この2つのためにしています。
簡単に言うと、サッカーをする前の準備運動ですね。
そこで、必ずストレッチを行うと思います。
ストレッチをすることで、筋肉や腱を伸ばし、パフォーマンスのアップや怪我の予防にもつながります。
どのチームでも必ず行うストレッチですが、大半のチームで間違ったウォーミングアップ(ストレッチ)を行なっています。
今回の記事を参考にして、本当に正しいウォーミングアップをして、最大限のパフォーマンスができるように準備していきましょう。
目次
サッカーをする前にする正しいウォーミングアップとは
だいたいのチームのウォーミングアップは、ランニングをして静的ストレッチをするだと思います。
実は、これだけだと最大限のパフォーマンスを発揮する事ができません。
動的ストレッチと静的ストレッチをしっかりと組み合わせて行う事が、非常に大切なのです。
動的ストレッチと静的ストレッチとは
動的ストレッチと静的ストレッチを簡単に説明すると、
- 動的ストレッチは「動きながら」
- 静的ストレッチは「止まりながら」
と例えるとわかりやすいです。
この2つについて、詳しくみていきましょう。
動的ストレッチとは
動的ストレッチとは、先ほども言った通り「動きながら」行うストレッチです。
一番身近なところで言うと、「ラジオ体操」です。
またサッカーをしているとよく見る、「ブラジル体操」も動的ストレッチですね。
このように体を温めながら、徐々に筋肉や腱を伸ばしていく。
体温を温めながら、可動域を広げていく事が目的です。
静的ストレッチとは
静的ストレッチとは、前屈や股割りなどの一般的にストレッチと言われているものです。
これは、動きを入れずに「止まって」行うストレッチで、可動域を広げてくれる役割を果たしてくれます。
静的ストレッチによって、体温を上げることや筋肉の動きを活発にすることはできません。
また、静的ストレッチを長時間してしまうと、筋肉を最大限に発揮する事ができなくなります。
基本的に静的ストレッチを入念に行うのは、ウォーミングアップではなくクールダウンの時です。
運動後の固まった筋肉を、伸ばしてほぐしていきます。
疲労回復や筋肉痛の軽減につながるのが、静的ストレッチです。
動的ストレッチと静的ストレッチの両方をやるべき
ここまで、動的ストレッチ静的ストレッチについて解説しました。
- 動的ストレッチでは、動きながら体を温める役割をしている。
- 静的ストレッチでは、可動域を広げていく役割をしている。
どちらか片方だけするよりも、両方取り入れる方が効果は格段に上がります。
動的ストレッチを中心に行いながら、部分的に静的ストレッチを取り入れる。
動きのあるスポーツであるサッカーなら、特に動的ストレッチを中心にウォーニングアップをしていきましょう。
しっかりと体が動くように、ウォーミングアップを入念にしていきましょう。
まとめ
ウォーミングアップは、ケガをしないために行う事だと思われがちですが、最大限のパフォーマンスを発揮するために行うものでもあります。
極端に考えてみると、
- 動的ストレッチ=ウォーミングアップ
- 静的ストレッチ=クールダウン
と考えてくるとわかりやすいです。
もちろん、これが正解ではないのですが、ストレッチの目的を考えてみるとこのようになります。
ただ、サッカーで最大限のパフォーマンスを発揮するためには、動的ストレッチをメインに行いながら、部分的に静的ストレッチも取り入れていきましょう。
入念にストレッチをするのは、練習や試合の後のクールダウンの時にする。
ウォーミングアップは、しっかりと体を動かしながら行なっていきましょう。
たった少しの違いですが、意識の差が能力の差にもつながってきます。
一つ一つの行動にこだわって、サッカーをしてみましょう。
そうする事で、今よりも少しでも成長する事ができます。
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サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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