キックが上手くいかない傾向の1つ「腕の使い方」

講師

こんにちは。YJRです。

まずは!!

サッカー女子日本代表が、現在インドで開催されているW杯アジア予選を兼ねたアジアカップ準々決勝vsタイに勝利したため!

来年オーストラリア、NZで開催される「W杯」の出場を決めました!

来年の楽しみが1つ増えました!

ありがとうございます!

サッカー女子日本代表選手が多く在籍する、女子サッカープロリーグ「WEリーグ」は3月5日に後期が開幕します!

そちらも皆さんお楽しみに!是非ご注目を!!!

本題

長く蹴り方教室などで活動していると、キックやプレーが上手くいかない方の傾向が見えてきます。

今回は、キックが上手くいかない傾向の1つと考えている「腕を使い方」についてお伝えします。

キックが上手くいかない傾向がある方の腕の使い方は・・・

(軸足側の)「腕を大きく振る、大きく回す」 です。

走る時の「腕振り」をイメージして頂くとわかりやすいかな?と思います。

走る時は上手く腕振りをしないと推進力やリズムを得られず、効率が悪くなってしまいます。

キックも同様だと考えていて、上手く腕を使わない(使われない)と邪魔になってしまうと考えています。

例えば、シュートやロングキックが軸足側に切れやすい方は腕ぶん回してる傾向がかなり強いです!(笑)

腕が大きく振られた方向に人間は重心をもっていかれやすい仕組みになってます。

または、自分とボールが近すぎて窮屈になってしまう方も腕を大きく回してる方が多いです。

やって頂くとわかるのですが、腕を大きく外側に振ると振った方の足が出やすくなるからです。

そこで、蹴り方教室などでは腕の使い方によってキックを上手くいかないであろう方には「だらり」をおススメしています。

過激な書き方をすると、「腕が邪魔になっているから、腕を使わず蹴ろう!」という事です(笑)

大きく振る、大きく回すをしている方の意識(認識)の傾向は?

「腕を使おう!」と強い意識(認識)を持っている方がほとんどです。

「腕を使おう!」と強い意識を持つ方は

・腕を大きく振ったり、回したり使った方が力が入る、力が伝わると感じている、またはそう教わった。

・腕を大きく振ったり、回したり使った方が力が入る、力が伝わるのよね!と思考が完結している

と捉えてる方が多くいらっしゃいました。

「力が入る、伝わる」と感じている事、教わっている事がポイントだと思います。

なぜなら、「腕を使おう!」と意識が強い方は「無駄な力が入っている(力む、力が入りすぎ)」傾向が強いからです。

キックは「力」と捉えてる(認識している)事と思います。

その捉え方が「無駄な力が入る」大きな原因だと考えています。

実際の話として、腕を上手く使えると「力が入る、伝わる」ものですが、それは上手く使えるというのが大前提の話になるわけです。

上手く使えているか?の議論がなく「腕を使う」事が目的になっているという言い方もできます。

そして、「無駄な力入りやすい」方は、認識の中心がボールに強烈に!セットされている傾向が非常に強いです。

色々と繋がっていきますね~!

前述したように、腕を使おう!意識が強く、腕を大きく振ったり、回したりする方は、無駄な力が入る傾向が強い!

からこその!「だらり」です!

「だらり」は左右の腕を出来りだけ「だらり」と落とします。

腕をだらりと落とすには力が入っていたら出来ませんよね?

言い換えると「だらり」はリラックススタイルで蹴ろうぜ!となります(笑)

筋肉は、力みが無いほうが速く、スムーズに動く仕組みです。

リラックスした方が力が発揮でき、勝手に力が伝わる仕組みなっています。

繰り返しになりますが、腕を過剰に使う方は「無駄な力が入る」傾向が強いです。

なぜなら「力がはいった方がいい(力で)ボールが蹴れる」思いこんでいるからです。

その認識こそが、「失敗を作っている」と考えています。

なぜなら、人間は認識した形になる性質を持っているからです。

ですので、その考え(認識)だから上手くいかない事を理解してもらうために、対極にあるリラックス状態の「だらり」方が成功することを体感してもらう事が超重要為、「だらり」をおススメしています。

実際の映像をご覧ください

「だらり」をイメージして頂く為に、私が蹴っている動画をご紹介いたします。

↑の動画は、蹴り方教室のデモンストレーション動画です。

動きがあるトレーニングだと、走る為に腕は走る為の位置で動いていますが、蹴るときは、大きく振ったり、回したりせずに少し広がる程度です。

↑動画は、私がシュートを打っている動画です。

腕による大きなアクションはありません。

腕を大きく使わなくても、力がボールに伝わっているは伝わるかな?と思います。

今回のまとめ

キックが上手くいかない方の傾向の1つとして、腕を大きく振る、回す傾向が強いです。

腕は上手く使わないと邪魔になる場合があるし、キックが上手くいかない方は腕が邪魔になっている傾向が強い

腕を大きく振る、回す方は、無駄な力が入る事が多くそれが上手くいかなくさせている傾向が強い

ですので、

  • 邪魔になってる腕を使わなせない為
  • 無駄に力を入れさせないリラックス状態にする為

上記の理由「だらり」をおススメしています

上記の事を考えながら、

ご自身やお子さんが「腕を使う事」に対して自分自身がどのような捉え方(認識)をしているのか?と考えるきっかけになったら嬉しいです。

キックが上手くいかない方で腕を意識してる方が考えるきっかけになったら嬉しいです!!

次回は、今回紹介した以外の「腕を大きく振る、回す方のNGな動きを傾向」や他の「だらり」のおススメ理由などをお伝え予定です!

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この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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