立つという動作は全てのスタート!スキマを保って立つとは?
こんにちは。
YJRです。
前回は、「その場で立つ」をお話しました。
「足踏み+○○!形を作っている認識を自分自身で認識することが大事!?」
「認識の中心がボール」な方は、ボールを蹴ろう!とボールを何とかしようとするので、ボールに吸い込まれてしまい、ボールに寄ってしまいます。
ボールに対して、踏み込みにいってしまいます。
「踏み込む」という動作では、立てません。
「踏み込む」という動作は、ボールに対して行う動作です。
「目的地に踏み込む」とは、使わないですよね?
よって、「認識の中心がボール」だといえます。
私のコンセプトでは、「認識の中心がボール」は自分自身を失敗させてしまう認識だとしております。
最近は足踏みから時間かけてやってます。これがトラップに繋がったり、助走につながります。そもそもの走るフォームに繋がります。
「気をつけ」から頭の位置を変えずに両足の位置を変える事で「スキマ」が出来ます。それが動きのミソになります。#YJRトレーニング#スキマ力#蹴り方教室 pic.twitter.com/jZ4UmnKE2H— YJR (@YJR1980) November 9, 2016
↑足踏み+その場に立つを解説しているtweet見つけましたので、併せてご覧ください(笑)
よくありませんか?自分に向かってきたボールに差し込まれてしまう事。
↓のtweetをご覧ください
わかりやすい比較です
私(中央黄色)とパートナー。
スキマと立ち足(軸足)がお尻の下。#YJRトレーニング#蹴り方#蹴り方教室 pic.twitter.com/TcjVIiYBXf— YJR (@YJR1980) August 14, 2016
中央で黄色ウェア(私)と緑のウェアの方が、対面パスをしています。
シルエットを見て頂くと、違いがはっきりとわかります。
私(黄色のウェア)はその場で立っていますが、パートナー(緑のウェア)はボールに寄って軸足が曲がり蹴った後バックステップをしています。
キックのスピードがあがっても、私は差し込まれることなくボールと軸足の間に空間があいています。
対してパートナーの方は、最後速いボールがくると差し込まれてしまいました。
差し込まれてしまう場合は、空間がなくなってしまうから差し込まれてしまいます。
このボールと自分自身との空間を「スキマ」と呼び、空間(スキマ)を保つ振る舞いを「立ちどころ」と呼んでいます。
「空間(スキマ)」を保つことや「立ちどころ」に関しては沢山過去記事に記載がありますので、是非ご覧ください!
ドリブル、リフティング、トラップでも同じでしたね!
すごく当たり前なのですが
- 両足を曲げた状態から片方の足を一歩前に出した時
- 自然に立っている状態から片方の足を一歩前に出した時
を比べると、どちらの一歩が大きくなるでしょうか?
やってみてくださいね!
答えは、非常に簡単です(笑)
後者の方です。
しかも、楽(力を使わず)に足を出せるのはどちらですか?
それも後者の、自然に立っている状態からです。
となると、キックという動作は
- 膝が曲がっている状態
- 自然に立っている状態
では、どちらが動きやすそうですか?
もっと言うと、
- キック
- ドリブル
- リフティング
- トラップ
- 歩く
- 走る
- 止まる
- 跳ぶ
などの膝が曲がっている状態と自然に立っている状態では、どちらが動きやすそうですか?
立つことで「だけじゃなくなる」
キック「だけ」をするのならば、膝を曲げてもいいと思います。
しかし、フットボールは、何かしながら何かするスポーツです
ですので、基本的には「だけ」はありません。
もし、「だけ」になってしまう方は、物事を分断して考えてしまいがちになります。
実は、その分断思考が難しくしてしまっている可能性は非常に高いです。
なぜなら、フットボールは分断したら成立しないスポーツだからです。
このあたりも、過去記事に沢山記載があります(笑)
さて、蹴るという動作は蹴らないという動作と一緒じゃないと、「蹴る」がバレちゃいませんか?
メジャーリーグで1番打たれない球種は、「チェンジアップ」と言われてます。
何故か、投球フォームがストレートと同じだからです。
こちらのtweetで解説してますので是非!
蹴ると蹴らないは同じじゃなくちゃいけない。
ターンとキックは同じタイミング
ターンとキックは同じ立ち位置
ターンが出来なければ、意味がないんです。
フットボールなんで。 pic.twitter.com/TrLNVF7Fi4— YJR (@YJR1980) September 1, 2017
立つという動作は、全てのスタートでもあります。
立つことで
- キック
- ターン
- ドリブル
- トラップ
など、目的地に移行しやすいスタートを切れますね。
しかも、その状況に応じての!
ただ、敢えて(わざと)蹴る!という動作を演出して、フェイントにするのもフットボールの面白さでもある事は忘れてはいけませんね。
さらに!
立つということを、来週は更に掘り下げます!
掘り下げるというか、動画を紹介して説明しますね。
立てないと蹴れないわけではないです。
キック以外も出来てかつ、スムーズに動ける方法です。
フットボールは「だけ」はないので、「だけじゃない」フットボールにコミットしやすい方法として立つはとても大事な事だという考えています
しかも!
立つって、誰にでも出来ることなので。
スキマを保って立つ!
それをするには、まず前提を何にセットするのか?
きっと、私の記事を読んでくださっている方には、簡単にわかると思います(笑)
気になる方は、過去記事をご覧になってなんとなくでいいので、答えを出してください!
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(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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