サッカーにおける『本質』とは?
サッカーにおける『本質』とは、一体どんなことなのでしょうか。
- ボールを扱う技術を極めること
- 相手よりも運動量を上げること
- 華麗なパスワークで相手を崩すこと
サッカーの本質について問うと、人それぞれさまざまな考えがあることがわかります。
もちろん、サッカーにおいて
- ボールを扱う技術
- 1試合走り切れる運動量
- パスワーク
は、重要なものです。
しかし、どれもサッカーの本質とは少し違います。
この記事では、実際に私自身が経験してきたことを踏まえて、サッカーにおける本質とは何なのかをご紹介します。
結論からお伝えすると、サッカーの本質は
- ゴールを決める
- ゴールを守る
ことです。
- 足元のテクニックやパスワークはゴールを決めるための過程である
- 技術があるだけでは良い選手とは言えない
- 育成年代からゴールを意識すること
当たり前のことと感じてしまうかもしれませんが、いつの間にか技術の向上ばかりにこだわり、サッカーで1番大事なことを忘れている育成年代の選手が多いです。
それぞれ、具体的に説明していきます。
足元のテクニックやパスワークはゴールを決めるための過程である
先程もお伝えしたように、サッカーにおいて
- ボールを自在に扱う足元のテクニック
- 相手DFを崩すパスワーク
は、重要な要素です。
しかし、テクニックもパスワークも全てのプレーは、『ゴールを決めるための過程である』ことを理解することが大切になります。
例えば、世界最高の選手であるリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドは、なぜ10年以上もトップ選手として評価されているのでしょうか。
それは、常にゴールを意識したプレーを披露しているからです。
2人のゴールへの意識は、単純にゴール数にも表れていますが、ゴールに迫るプレーが多ければ多いほど、相手にとっては脅威の存在となります。
しかし、試合中は当然相手選手が存在しますし、ただシュートを打てばゴールが決められるわけではありません。
だからこそ、ゴールを決めるために技術や戦術を向上させるのです。
技術があるだけでは良い選手とは言えない
サッカーにおいて、技術があるだけの選手は良い選手であるとは言えません。
近年ではとくに足元のテクニックに注目が集まり、YouTubeやオンラインなどでテクニックを紹介している動画もよくありますね。
もちろん、何度もお伝えしていますが、足元の技術は重要です。
しかし、とくに育成年代の選手は足元の技術にこだわるがあまり、「ゴールを決める・守る」という1番大事なことが疎かになっているように思えます。
サッカーは、
- 相手よりも多く得点を決めて勝つ
- 相手よりも失点を抑えて勝つ
スポーツです。
決して、相手より足元のテクニックに優れる選手が多い方が、勝つスポーツではありません。
- 足元のテクニックに優れているけどシュートが決められない選手
- 足元のテクニックに優れてはいないけどシュートを決める選手
では、後者の方が相手にとって『怖い選手』になるということです。
育成年代からゴールを意識すること
サッカーの本質は、
- ゴールを決める
- ゴールを守る
ことです。
そのため、成長スピードの速い育成年代から常にゴールを意識してプレーすることで、相手に脅威を与える選手に成長できます。
例えば、トレーニング中にコーンドリブルを行うとしましょう。
- 単純にコーンドリブルを繰り返し行う
- 最終地点にゴールを置いてコーンドリブルからシュート
上記2つのメニューを行った場合、どちらがゴールを意識した選手に成長できるでしょうか。
プレーの最後をシュートで終わるトレーニングの方が、ドリブル中のシュート意識も高まります。
メニューとしてはほぼ同じですが、最後にゴールを置くのか置かないのかだけでも、シュートを打てる選手になるのかならないのかが大きく変わってくるでしょう。
まとめ
サッカーにおける本質とは、
- ゴールを決める
- ゴールを守る
ことです。
常にゴールを意識して、その中でテクニックやパスワークを高めていくことで、個人としてもチームとしても向上します。
どうしてもテクニックばかりに目を向けてしまいがちですが、サッカーで1番大切なことをもう1度把握することが重要です。
育成年代はとくに成長スピードが速いので、練習中からゴールを意識したプレーができるようにしてください。
技術でフィジカルを圧倒する選手が好きなyukito.hです。ラ・リーガを中心に海外サッカーをよく観ます。自分が経験してきたことを踏まえて、サッカーで重要なことを伝えていきます。
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