ジュニア世代から取り入れたいアジリティトレーニングの効果とは?
- 「サッカーにはアジリティが重要」
- 「アジリティを高めよう」
このような言葉を聞いたことがある選手や保護者の方も、多いのではないでしょうか。
海外のクラブや日本のJクラブでもアジリティトレーニングは多く取り入れられており、サッカーにおいてアジリティ能力は重要な要素であることは間違いありません。
そして、アジリティトレーニングは、ジュニア世代から積極的に取り組むべきメニューです。
しかし、中には
- 「アジリティってどんなトレーニング?」
- 「アジリティをやることでサッカーの何に活かされるの?」
と思う人もいるのではないでしょうか。
そこで、ジュニア世代から取り入れたいアジリティトレーニングの効果について、詳しく解説します。
結論からお伝えすると、
- 加減速・方向転換
- 素早い切り返し
- 一瞬のスピード
このような効果が得られます。
ボールの保持時・非保持時どちらの場面でも、必ず活かせる能力向上が期待できるトレーニングがアジリティです。
それぞれ、具体的に解説していきます。
加減速・方向転換
まず、アジリティトレーニングを行うことで、
- 加減速
- 方向転換
の能力向上が期待できます。
サッカーおいてスピードは重要な能力で、現代サッカーではとくに求められることが多いです。
しかし、ただ速ければ良いというわけではありません。
単純なスピードだけでなく、
- スピードを緩める(止まる)力
- ゆっくりとしたスピードからの加速力
- トップスピードでの正確な動き
など、多くの変化を加え、その中で正確かつ正しい能力が求められます。
また、加減速をしながらの『方向転換』能力も重要です。
サッカーではまっすぐ走るだけでなく、前後左右にスムーズかつ自在に動ける力が必要になります。
とくに、ジュニア世代ではまだ身体が出来上がっていなく、自分の身体を自在に扱えない選手は多いです。
その場合、いくらドリブルやパスなどの技術練習をしても、なかなか上達しづらいことがあります。
まずは、アジリティトレーニングを通して加減速や方向転換能力を高め、身体の扱い方を覚えることで技術向上にも大きく役立ちます。
具体的に、加減速・方向転換能力を高めるためのトレーニングとして、鬼ごっこがおすすめです。
鬼ごっこは遊びだと感じるかもしれませんが、鬼から逃げるためにスピードの加減速や方向転換を行わなけれいけません。
ジュニア世代であれば馴染みもあり、友達と一緒に楽しみながらアジリティを高めることができるので、ぜひ試してみてください。
素早い切り返し
また、アジリティトレーニングを行うことで『素早い切り返し』の向上にも役立ちます。
サッカーにおいて切り返しは必要な能力で、
- ドリブル時に相手を交わすときの切り返し
- マーカーを外すときの切り返し
など、さまざまな場面で使う動きです。
切り返すときに重要なことは、
- スムーズな体重移動
- 減速から加速までのスピード
- バランス能力
などが挙げられます。
これらの能力を高めるためには、技術練習のほかにも身体を扱う能力を高められるアジリティトレーニングは、非常に重要になります。
素早い切り返しを高めるトレーニングとして、ラダーや距離に変化を加えるシャトルランなどがおすすめです。
ラダーでは細かくスピーディーなステップワークが向上し、シャトルラン等の切り返す場面を多く作ったトレーニングを加えることで、素早い切り返しを習得できます。
一瞬のスピード
そのほかにも、アジリティトレーニングでは『一瞬のスピード』を高めることも可能です。
例えば、
- マークを一瞬で振り解くスピード
- ドリブル時に一瞬スピードで置き去りにする
など、一瞬のスピード能力が高まるだけで、相手を交わすことが可能です。
例え50mや100mが遅かったとしても、10mや5mのスピードやスタート時のスピードが速ければ、サッカーでは十分通用します。
一瞬のスピードを高めるトレーニングとして、ラダーや合図が鳴った瞬間にダッシュするトレーニングがおすすめです。
先程もお伝えしたように、ラダーは細かい動きやスピードを高められます。
そして、ただダッシュをするのではなく、合図がなった瞬間にダッシュをすることで瞬発力を高めることが可能です。
- 素早い反応速度
- 細かいステップワーク・スピード
を高められれば、相手を一瞬で交わせるスピードが向上します。
このように、アジリティトレーニングはサッカーのさまざまな場面で活かせる能力を高められるトレーニングです。
まとめ
ジュニア世代から取り入れたいアジリティトレーニングの効果は、
- 加減速・方向転換
- 素早い切り返し
- 一瞬のスピード
このようになります。
アジリティではサッカーに必要なスピードを高められ、ボール保持時だけでなくボール非保持時のパフォーマンス向上にも役立ちます。
- サッカーが上手くなりたい
- スピード能力を高めたい
- 身体を自在に扱えるようになりたい
という選手はぜひ参考にしてください。
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