常にボールを触るときは常に「利き足」を意識しよう!
世界のトッププレイヤーたちをはじめ、強豪国のプロ選手たちの技術にとって、「利き足」は中心であり、自然であり、当たり前です。
しかし、日本ではそれが全くなされていません。
久保建英選手、三苫薫選手が「利き足指導」を受けたと言っても、それはかなりの少数派であり、川崎フロンターレ出身だからではなく、そのとき指導した高崎コーチの指導によるものです。
ですから、川崎フロンターレがそういう指導を行なっているわけではありません。
強豪国でも利き足指導があるのではなく、彼らは日本のように、いきなり両足でボールを扱うように命じられることがないだけです。
要するに、人間としての自然な本能に従ってプレーをすれば、利き足が中心になるのは当たり前なのです。
強豪国では、利き足の技術、利き足中心のレベルが高い技術がベースにあっての両足を使ったトレーニングがあるだけです。
日本のような両足指導もありませんが、利き足指導もないのです。
日本では、人間が本来持つ自然な感覚を無視した中で両足指導があり、利き足の技術が非常に未熟な中、何でもかんでも両足と言う悪い風潮があるため、あえて、利き足指導が必要なのです。
目次
利き足は利き手と同じ
誰でも利き手は自然に使おうとしますよね。
何かを手で扱うときには必ず利き手が中心です。
利き足も同じで、子どもが最初にボールを蹴るときは必ず利き足で蹴ります。
放っておいたら、必ず利き足でボールを扱おうとします。
しかし、大人がそこに介入したら、必ずおかしなことになります。
なぜなら、利き足でボールを触っていたら、日本中どこにでも必ず両足でと言う大人がいますから。
せっかく、利き手のように自然な感覚を掴もうとしている子どもの感覚を大人が奪っているのです。
正しい字の書き方
字を書くときには、ペンの持ち方、書き方を習って、利き手で書きます。
そのときは、ペンの持ち方に気を使って、書き方も考えながら、意識して丁寧に書いていたはずです。
その中で、自然に字がきれいに書ける人もいれば、なかなか上達しない人もいます。
これはサッカーにも言えることです。
ただ、誰でも利き手を使って字を書くことに、いつしか慣れてしまって、はじめの意識を忘れてしまうのです。
そう、利き足も同じです。
逆の手で字を書ける?
逆の手で字を書くなんて、ほとんどないでしょう。
でも、逆の手で字を書いてと言われたら書けますか?
逆の手で字を書く想像をしてみてください。
ペンの持ち方、字の書き方はあなたの脳にインプットされていて、それを逆の手でイメージするでしょう。
きれいに書けるかは別にして、その持ち方、書き方の通りに書くだけですから。
逆足、使える?
日本では、利き足でボールを触っていると、すぐに逆足も使えと言われます。
日本だけですよ、そんなことをいちいち言うのは。
サッカーやったことがない人まで言うんですから、両足に毒されてます(笑)
実際に、利き足中心に指導を受けていて利き足でボールをコントロールしている選手の逆足はどうかというと、利き足のレベルが高ければ、それなりで、そのレベルが低ければ、それもまたそれなりです。
要するに、手と同じなのです。
問題は普段の意識にあり
利き足中心でボールコントロールをしていても、利き手と同じように「慣れ」が生じます。
では、逆足でボールを蹴ってみてください。
利き足できれいなボールを蹴れる選手も、突然、逆足で蹴ろうとした時に同じようなボールを蹴れなかったりします。
それって、利き足をただ使うことに慣れてしまっているからです。
利き手で字を書くときのように、正しい持ち方、書き方が、脳に正しくインプットされてないことが多いのです。
ボールコントロールの方が難しいですからね。
だからこそ、利き足を正しく使えるようになるには、日本では正しい指導と正しい意識、正しいトレーニングが必要なのです。
両足適当な人も
両足指導を受けて両足でボールを触っている人には、利き足だけでボールコントロールしてもらいましょう。
必ずおかしなボールの持ち方になりますよ。
ステップもできないし、軸もふらついたりするはずです。
なぜなら、ただ両足でボールを触っているからです。
本人は両足を使えてる気分でいるかもしれませんが、ただ両足を使っているだけで、正しく利き足を使えていることもなく、逆足も使えているわけでもないのです。
それでも、利き足だけの方が良い
もちろん、利き足を使っている人も、正しく利き足を使えているわけではありません。
それでも、適当に両足を使っている人より、利き足だけの方が、はるかに上手くなります。
なぜなら、利き足を中心にボールをコントロールすることは、ボールの持ち方、ボールの置き場所、ボールの捕らえ方、バランス、軸、ステップなど、両足適当な人より、間違いなく良くなります。
両足適当にボールを触っている人の利き足より、確実に利き足の感覚はよくなりますから。
日本では「利き足だけ」というやり方でも、両足指導を受けた人よりは、圧倒的に「ボールの持ち方」は良くなります。
利き足の先を目指すから本物につながる
ブラジルの人たちは、大人も子どももみんな利き足中心です。
ですが、プロになる人もいれば、プロになれない人もいます。
その違いの中で、ボールコントロール部分だけを見ると、プロになる人は、プロになれない人より圧倒的に利き足のボールコントロールレベルが高いです。
これを日本に置き換えると、両足適当にボールを触っている人は、すぐに「利き足だけ」から始める必要があります。
利き足中心でボールを触っている人たちは、さらなる意識を利き足に持つ必要があります。
慣れからは、絶対に成長はありません。
今のままでも、日本人よりボールの持ち方は良くなりますが、ただそれだけです。
試合で生きる技術にするには、利き足に対して、正しい意識と正しいトレーニングが必要で、まずは、最初に利き足を意識した時のように、常にボールを触るときには「しっかりと利き足」を意識してください。
周りに流されず、周りに惑わされることなく、利き足でちゃんとやることです。
絶対に良くなります。
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1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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