【檜垣コーチ】テニスボールリフティングで、さらなる一体感を求めて

スキルアップ トラップ

テニスボールでの各部のリフティングトレーニングで、それを千回ずつをやりきるって、これはかなりレベルの高いトレーニングです

以前、元日本代表の選手たちによるサッカー教室で、一緒に指導に携わった時、参加した子供たちの中に教え子がいました。

その子は、テニスボールリフティング各部千回ずつをクリアしたことがあり、僕のリフティングトレーニングのコーナーに出て、デモンストレーションをやってもらいました。

そこで、テニスボールリフティングを披露してもらったのですが、一番驚いていたのは、元日本代表の選手たちでした(笑)

 

■日本代表の選手が驚いたトレーニング法

なぜそんなに彼らが驚いたかというと、プロの選手の感覚でそれができるということは、ものすごいボール感覚、技術と考えてしまうからです。

というのもプロの選手は、ボールタッチ全てが試合に活きるものと捉えていますから、そのテニスボールリフティングの感覚を見たら、それはものすごい技術と感じるわけです。

では、実際に、彼がテニスボールリフティング各部千回ずつをできたことにより、プロが考えてる技術につながっているかというとそうではありません。

それは、「今はつながってない」といった言い方が正しいです。

もちろん、プロの指導の下、そこまでのテニスボールリフティングができることは、確実にサッカーの技術のレベルアップにはつながっていますが、プロの考える技術には、今はまだ達してないだけです。

これからのトレーニング次第では確実にプロの技術につながります

 

■ボールと身体の一体感という感覚を身に付けよう

先ず、テニスボールでの各部のリフティングは、ボールと身体の一体感という感覚、さらに、それを各部分千回ずつをやることは、らの身体をコントロールする感覚を養います。

特に育成年代は、身体の変化が顕著ですから、この年代は正しい基礎基本の技術だけではなく、自分自身の身体を上手くコントロールする感覚を覚えていくことが非常に大切です。

その感覚を覚えることにおいても、リフティングは非常に効果的なトレーニングで、そのトレーニングレベルを上げていくことは、単純にリフティングが上手くなるものではありません。

そのトレーニングレベルが、テニスボールリフティングで各部千回ずつをやりきることは、確実にボール感覚は上がり、自らの身体のコントロールの仕方、その感覚レベルを上げることに繋がります。

トレーニングレベルを上げるということは、単純にトレーニングを覚えることではありません。

そのトレーニングにより、何につながり、どのような効果となるかを正しく知る必要があります。

それは、ある意味、指導する者の役目です。

 

■目標を達成することで越えられる壁

子供たち、選手たちは、そのトレーニングについて、なんとかクリアしよう、乗り越えようとやります。

それをやらせる大人は、そのモチベーションにつなげるには、そのトレーニングの効果について、どこまでわかっているかは非常に重要です。

だからこそ、プロ選手を経験したかどうかは、身をもって成し遂げた者でなければわからないことがあるわけで、僕はこの場で執筆しているわけです。

このメルマガを見られてる方々には、そういうことも踏まえて見ていただければと思います。

 

 

檜垣裕志(ひがきゆうし)

1970年生まれ 石川県出身

ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム、日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。
ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有。
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。

 

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