全方向に動きやすくなるトラップ&パスの練習方法

スキルアップ パス 鈴木陽二郎 講師

こんにちは。YJRです。

今回は、前回に引き続き「だけ」にならない為にも!の練習メニューをご紹介です!

前回は、アウトサイドキックと練習方法をご紹介しました↓

今回は、トラップ&パス(外足トラップ、外足パス)をご紹介します。

もちろんですが、今回も成功の基準は他の技術とも共通しています。

要するに!

過去記事を読んでくださってる方は、簡単にクリアできる案件です!(笑)

相違点を探すより、共通点を探すと楽になる。

キック(プレー)が上手くいかない方、キック(プレー)の相違点を探して別々に覚えようとする傾向が高いです。

言い方を変えると、別々に捉えて、覚えようとする認識が、上手くいかないを作っているとも言えます。

人間は認識した形になる性質をもっているからです。

項目が10個あったら、別の物として10個覚える。

となると、項目が100個あったら、別の物として100個覚えることになります。

きっと、覚える事が多くなりすぎて、消化できません(笑)

時間があって、毎日2時間練習できるなら習得できるかもしれませんが、なかなか難しいですよね。

時間があったとしても、簡単に覚えられれば、他の事に時間を費やせるので効率的でもありますよね。

どのように、効率をあげるのか?というと、共通点を探すことです。

これが私の今の考え方のベースです。

キックもトラップもドリブルもリフティングもフリーランニングもポジショニングも、成功の基準(成功を作る基準)は共通してます。

その、共通する成功の基準が「認識の中心が目的地」といった事になりますし、共通する失敗の基準(失敗を作る基準)が「認識の中心がボール」となります。

全ての過去記事と言っては過言ではない程、成功の基準、失敗の基準について書いていますので是非ご覧くださいませ!

となると!

今回紹介するトレーニングも当たり前のように、これまで紹介してきたトレーニングやキックと成功の基準は共通している!ということになるわけです。

ですので、上記のような事を考えながら、以下の紹介するメニューをご覧になってください!!

難しい事はありません!

動画のご紹介。2分弱なので気軽にご覧になれます。

「立ちどころ 立ちなおし」

方法は以下の通りです。

  1. 2人1人組ボール1つ
  2. パサーとレシーバーに分かれる(動画では7m程度)
  3. パサーが扇形にパスをして、レシーバーが外足でトラップし、外足でキックしパサーに返す。

というとても単純で、難易度は高くはありません。

ただ、動画でも話をしていますが、練習の精度はパサーが握ってます。

もはや、パサーの気遣いが全てですね。

大人は飽きずにやれることが多い(動画は大学生)ですが、単純で単調な練習なので子供たち(きっと高校生も飽きる笑)は飽きてしまうかもしれません。

飽きさせないように工夫は必要だと思います!

動画の見るポイントは!?

トレーニングをやるポイントは次回に詳しく説明しますので、動画の見る際のポイント何点か。

まず、ボールに触れる足はポイントしてはあげません!という事は先に(笑)

ボールに触れない足(所謂軸足)の動きとボールに対してどこに立つかを注目してご覧ください。

あとは全体のシルエットです。

綺麗にたってますよね~。イメージ通りです(笑)

立つというのは、頭の位置なども含めて自然に立っている時の形になっているか?です

何故、自然に立つことをするのか?というと

自然に立つという動作は、キックやトラップなどのフットボールの動作だけでなく、歩く、走る、飛ぶ、なども含めての基本的な動作のスタートとして最適だからです。

最適というは、全方向にも動きやすいということも含まれます。

頭を前方に倒すと前には進みやすいですが、後ろには進みづらいので、最適とは呼べません。

過去記事に立つに関してがありますので併せてご覧ください!

■ヒント?もはや答え(笑)

諸々併せて、そして合わせて考えてみてください!

共通点を探し、分断しない事。

フットボールにはとってもとっても重要な捉え方の要素です!!

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この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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