認識の中心の見分け方は、立ちどころにある!?
こんにちは。
YJRです。
今回は、「認識の中心が何か?」の簡単な見分け方と傾向のお話です。
この春休み、沢山の方と一緒にトレーニングした事で、リフティングを見て
- 認識の中心が目的地
- 認識の中心がボール
の、見分け方がわかってきました。
それは、「どのような立ちどころであるか?」です。
どのような傾向になるかというと・・・・
- 悪い立ちどころ⇒「認識の中心がボール」
- 良い立ちどころ⇒「認識の中心が目的地」
ただ、傾向の話で当てはまらない場合もありますので、ご了承ください!
リフティングトレーニングのスタートは
リフティングトレーニングは、ここ最近の蹴り方教室の導入として行います。
実は、これまではリフティングトレーニングはほぼありませんでした。
リフティングがいいかも!と思ったのは、増嶋家チャンネルを見た時です。
その時の事は過去記事にありますので、ご覧になってください。
↑の潮田玲子さんの「立ちどころ」の素晴らしさを見て、「立ちどころ」はリフティングでトレーニングできるかも。と考えたところから、リフティングトレーニングがスタートしたわけです。
見分けるために見るポイント。
「立ちどころ」に詳しい内容は↑の過去記事をご覧頂き、私がリフティングで見た
- 認識の中心
- 立ちどころ
を見分ける為のポイントは、以下の2つです。
- ボールとの距離
- 姿勢(体の形)
人間は、認識の形になる性質を持っています。
「認識の中心がボール」が作った形の「(悪い)立ちどころ」は、ボールとの距離が近くなり、近くなったことからボールを上から覗き込むような姿勢になります。
このような形では、走ることも蹴ることもドリブルすることもできませんよね。
言うなれば、「リフティングだけしか出来ない」立ちどころと言えるかもしれません。
面白い傾向の話
↑の前回の記事でも出てきた、とあるチームの中1世代のリフティングを見て、コーチや怪我で見学の選手に
- 「よい立ちどころ」のリフティングをしている選手
- 「悪い立ちどころ」のリフティングをしている選手
の特徴を聞きました。
返ってきた答えは、
- 「よい立ちどころ」のリフティングをしている選手は、視野が広く、状況にあったプレーが出来る
- 「悪い立ちどころ」のリフティングをしている選手は、視野が狭く、自分のやりたい事をやる
傾向があるとの事でした。
このチームの傾向が気になったので、交流があるチームに上記の質問を投げたところ、上記と同じような傾向だという答えが返ってきました。
別チームのコーチからは、「悪い立ちどころ」の選手は「アウトサイドリフティングが上手くできない」との話も、貰いました。
確かに、アウトサイドは体から強制的に離れるために、空間がないと出来ないですよね。
面白いなと思いました。
勉強になります!(笑)
もしかしたら、アウトサイドリフティングが、見分ける方法としては一番手っ取り早いかもですね。
分断が多い世の中です。
ただ、
- リフティングの時に「認識の中心が目的地」であっても、キックの時に「認識の中心が目的地」
- リフティングの時に「認識の中心がボール」であっても、キックの時に「認識の中心がボール」
であるとも限りません。
これまでの傾向としては、以下ような順番です。
- リフティングの時に「認識の中心がボール」で、キックの時も「認識の中心がボール」が1番多く(かなり多いです)
- リフティングの時に「認識の中心がボール」で、キックの時は「認識の中心が目的地」が次(といっても↑に比べたら半分以下)
- リフティングの時に「認識の中心が目的地」で、キックの時も「認識の中心が目的地」がその次ですね(かなり少ないです)
- リフティングの時に「認識の中心が目的地」で、キックの時は「認識の中心がボール」はこれまで数人しか見たことはありません。
③が1番多くなると、きっと色々と日本のフットボールが変わるのだろうと思っています。
ちょっとご紹介
25日に開催した、蹴り方教室でのリフティングトレーニングを↑で紹介しています。
彼は中学3年生です。
最初と最後ではシルエットも含めて変わっていくので、シルエットに注目しご覧ください。
勝手に良い立ちどころになる、認識への書き換え。
それが、リフティングとキックを繋げてくれます。
ただ、動画は何も説明がないので、全く分からない可能性があります(笑)
ですので、次回の記事で動画の説明をしてメニューとしてなるように、紹介しようかと考えています。
ただ、豪快に覆す可能性もあります
あ、動画紹介シリーズいいかも!!!!!(笑)
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(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
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