「利き足だけ」になっている人たち

檜垣裕志 練習法

利き足のポイントの技術って、プロサッカー選手としての技術の基準です。

それを勘違いしては絶対にダメです。

利き足のポイントとは

利き足のポイントということが、

  • 利き足を使っている
  • 利き足が中心
  • 利き足だけ

が、利き足のポイントの技術なんてあり得ません。

いかに間違った捉え方をされているか、指導に携われば携わるほど、感じています。

プロサッカー選手じゃないのに

なぜなら、皆プロサッカー選手ではないのですから、プロからの指導、言葉を本気で素直に聞いているかが重要です。

プロが言うことだから正しいと思ってる人もいるかもしれませんが(当然正しいことは言ってますが)、プロレベルの話や指導をしてるわけではないのです。

  • 普段から指導を受けている人
  • このブログを見てる人
  • 利き足のポイントという意味さえわかってない人
  • わかろうとしない人

も、プロサッカー選手でない限りは、また、僕が経験したブラジル1部リーグのプロまで達してなければ、僕が伝えたいその意味や真意はわからないでしょう。

だからこそ、「素直な聞く」が一番重要です。

素直に聞いて、素直に努力できる選手は確実に成果は上がります。

しかし、

  • 聞く耳がない
  • アレンジする
  • 主観
  • 自分なりの解釈
  • ブレた考え
  • 意識

では、到底上手くなどなりません。

自分なりにですから、自己満足はあるかもしれませんが。

それは、プロレベルでないということです。

プロの指導から学ぶ

プロを経験した人間が、「利き足だけ」の指導をするわけがないんです。

そう言うと、また自分なりの解釈の人たちが「逆足も」って勘違いする(笑)

まずは、素直に聞いて素直にやってください。

そして、できるようになってください。

プロが求める結果を出してください。

その結果レベルの技術に達してないのに、主観など大きな間違いです。

プロもプロから学んでいる

もちろん、僕自身もプロから学んでいますよ。

先日も元日本代表の金田喜稔さんと、ステップについて話しをしました。

金田喜稔さんは、子供から大人まで、そのステップについても指導していますが、本当はプロなら当たり前に普通にできることなんです。

例えば、元日本代表の中村憲剛選手の、インサイドのトラップも当たり前なんです。

でも、プロは当たり前すぎて、やり方についていちいち言わないし、逆にプロである自分自身も気づかずにやってるんです。

だから、僕の場合は、そういった部分をどんどん落とし込んで、個々の指導にあたっているんです。

練習メニューに変わりはない

  • プロの練習メニュー
  • アマチュアの練習メニュー

基本は変わりないです。

要は、誰が何をやるかです。

プロレベルでない人たちは、個々の技術ができてないのにメニューをやってるつもりが多いです。

だから、個々の技術において、たくさんの間違ったやり方が存在しています。

重要なのは、メニューではなく中身です。

プロから正しく学ぶ

プロレベルの技術がベースにないのに、戦術もポジションもありません。

そのレベル同士の試合で、ただ勝ちを目指す中では、小手先の戦術はありますが、それは、個々が上手くなるわけではありません。

だからこそ、プロから正しく技術を学んでほしいのです。

プロだから、逆足も正しくできる

僕は、利き足でない左足も、正しく見せることができます。

利き足がどうこう批判している人間の利き足より、僕の左足の方が間違いなく上手いですから(笑)

なぜなら、プロレベルの利き足を持っていますからね。

それが脳にインプットされて、それを逆足でやるだけですから。

逆足も使わないとやりにくいと思ってるレベルでは、正しい利き足の

  • ボールの持ち方
  • 置き場所
  • ステップ
  • バランス
  • フォーム

ができてないんです。

これって、「利き足だけ」じゃないですからね(笑)

プロレベルの判断基準で言ってます。

だから、ほとんどがまともに利き足を使えてないんです。

「正しく利き足を使える」

そこをまずは、素直に学ぶ必要があるということです。

この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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