ボールと体の間に空間がないと力が発揮できない
こんにちは。
YJRです。
先週の記事ご覧になって頂けましたか?
上記の記事で紹介した、モモトラップ→ワンバウド→キックは、オススメ練習です。
「ワンバウドさせる」ことが、超絶ポイントです!(笑)
投げる側・トラップ側どちらにも、バリエーションも色々と考えられそうですね。
競技レベルや年齢に合わせて、色々と考えてみてください。
立ちどころ・立ち直しに、意識的に行えてたらGOODですね!(足とボールと出会う瞬間の意識は消し去っていきましょう!)
試したら是非感想をお聞かせください!(どこに言えばいいかはわかりません(笑))
窮屈さとは、空間(スキマ)がない事。
ちなみに、体の構造上、窮屈になると力が発揮しづらく(動きづらく)なります。
野球やテニスなど、打つスポーツがとても分かりやすい例になると思います。
自分の体に近いボールは、打ちづらいと想像はつきやすいかと思います。(テニスの立ちどころすごい!)
その中で、野球のインコース打ちはその最たる例ですね。
名バッターのすごさは、バットの長さも含めてインコースは体が使いづらいのに、それでもなお打ち返せちゃう!わけです。
そして、窮屈で力が発揮しづらく(動きづらく))なるのは、日常生活も同じです。
いや逆ですね、「日常生活もそうだから、スポーツの世界でも同じです」ですね。
今私は、PCのキーボードを打ってこの記事を書いてます。
目線を落としてみると、PCと私の体の間には肘から指先の長さ分の空間(スキマ)が出来ていることに気づきます。
この空間(スキマ)は、キーボードを打って記事を書くぞ!っと認識結果、自然に自動的に空いた空間(スキマ)だと思われます。(空間(スキマ)を空けようとは思っていない)
そして、その自然とできた空間(スキマ)を潰し、PCと体をくっつけてみました。
そしたら!
なんと!
めちゃくちゃキーボード打ちづらいです(笑)
当たり前やろ!!ってツッコミが飛んできそうです(笑)
そうなんです。当たり前ですよ!
けど、サッカーでは、このような当たり前な事を出来ない事が、往々にしてあるのが不思議です。(きっと、サッカーは別、特別という切り取った考えがあるから。日常に近づけよう!)
ちなみに、PC作業に限らず、基本的には何でも(仕事、勉強、家事、育児etc)空間(スキマ)が自然に自動的に勝手に現れてくれます。
逆に言うと、自然に自動的に勝手に窮屈を避けてくれます。
人間は優秀です。
自ら効率がいい形になってくれるわけです。(認識の結果)
今、この記事をスマートフォンで見ている方は、スマートフォンとご自身の体の間に空間(スキマ)があるはずです。
空間(スキマ)を無くすと見辛いし、いじりづらいので試してみてください。
- 窮屈に感じる時
- 窮屈な状態に見える時
は、対象物と体の間に「空間(スキマ)がない」という事になります。
よって、力が発揮できてないわけです。
それは、サッカーでも全く同じですよ。
という考え方です。
要するに、ボールと体の間に空間(スキマ)がないと力が発揮できないのではないか?となります。
ところで?
ところで、皆さんは普段ボールを蹴るときに、窮屈さを感じていませんか?
窮屈さを感じてる方もいれば、感じていない方もいると思います。
なかには、私が見て窮屈な状態(ボールと体の間に空間がない状態)なのにも関わらず、窮屈さに気づいていない事もかなりあると思っています。
これまで、窮屈さを感じている方と、「窮屈」に見えた方で自分自身で「窮屈さ」を感じていない方(足とボールと出会う方を強烈にクローズアップする)は、「ボールをなんとかしようと考えている(認識の中心がボール)」という方がほとんどでした。
人間は認識した性質を持っているわけですので、窮屈になってしまうのは、窮屈になってしまう認識をした結果です。
ですので、「ボールをなんとかしよう!(認識の中心がボール)」が、窮屈(ボールと体の間に空間がない状態)にさせていると考えています。
ちなみに、「ボールをなんとかしよう!(認識の中心がボール)」な方は、以下のような特徴があります。
- どこで蹴ろう(足のここ!)
- どうやって蹴ろう(ボールの横に踏み込む!足首の固定!インパクトの瞬間強く!膝から下の振り!腕の使い方!)
- どこを蹴ろう(ボールのここ!)
足とボールの出会い方を、強烈にクローズアップしているのがよくわかりますね。
ということで、ご自身で
- 認識の中心がボールかな?
- そしたら窮屈かな?窮屈じゃないかな?
と、上記特徴も踏まえ考えてみてくださいね。
もしわからないのであれば、ご自身の写真や動画を撮ってみてください。
分かりやすいはずです。
一番危ないのは、「自分は大丈夫!認識の中心がボールになってないから!」と根拠なく思う方です。
まず、自分自身を疑ってみましょう!
立ちどころとは、空間(スキマ)を作り続ける動き。
「ボールと体の間に空間(スキマ)がある状態」を作る動きを、「立ちどころ」と呼んでいます。
例えば、自分がいる地点から3m横に動いたボールを蹴りに行くときに、「立ちどころ」を作りなおす動きを「立ち直し」と呼んでいます。
どこにボールが動こうが、「立ちどころ」をキープします。
それを、「マストポジション」と呼んでいます。
何故、空間(スキマ)がある状態を保つのかと言うと重複してしまいますが、「窮屈だと力が発揮しづらい」からです。
立ちどころは、「認識の中心が目的地」にならないと発現しません。
ただ、目的地に向かう動作であると、自然に自動的に勝手に発現するのがとっても面白いです!
「立ちどころ」に関しては、過去記事に詳しくありますのでご覧ください!
窮屈だと力が発揮できない事を知る
- 自分が窮屈なのか?疑問に思う(←超大事!)
- 自分の認識の中心が何か?疑問に思う(←超大事!)
それさえわかれば、後は簡単です。
目的地に向かう時には、現在地が超重要ですよね?
カーナビゲーションだったら、セットできないわけです。
自分が今何者なのか?と客観的にわかる事(知る事)で、目的地に向かう筋道ができるわけです。
それは、人生でも超大事なわけです。
人生でも大事な事だからこそ、サッカーでも大事です!
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら