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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【センアーノ神戸】指導者も真似から始めましょう【レビュー7】

三浦です。

今回はセンアーノ神戸という全国レベルのチームの練習内容を紹介したDVDについてレビューする機会を得て、大変有意義な体験をすることが出来ました。

全国制覇のチームの練習内容がDVDに収められるということはありそうでなかなか無いことです。

まあ、これまで高校サッカーのDVDは数多く見てきましたが、小学生サッカーでは近年では始めてではないでしょうか。

20年近く前の指導者を始めたばかりの頃だったら考えられない事です。

あの頃は自分で足を運んで取材して編集するということをやっていましたが、今回のDVDのようなネタバレは手にすることが出来ませんでした(笑)

いい時代になったものですね。

今回のメルマガではちょっとフリートーク気味に内容を進めてみたいと思います。

 

指導者も真似から始めよう

サッカーを指導する時に上級生やOBを「お手本」としてデモンストレーションさせて、選手たちに「さあ、真似をしてみよう!」という方法を使う事があります。

百聞は一見にしかずなので、デモンストレーションはとてもよい練習効果をもたらします。

では、指導者の場合はどうでしょうか。

皆さんは自分がモデリング(真似、お手本の対象)している指導者はいますか?

三浦の場合は、先輩指導者を真似ていままでやってきました。

その先輩は、今回のセンアーノ神戸の大木監督に似た方なので、DVDを見ながら思わず笑ってしまう場面もありました。

真似るということは、キャラクターを真似ることではなく(それも必要ですが)、指導方法を真似るということです。

やはり、大木監督は全国を制覇するだけあって指導のポイントが実践的です。

DISC1の中のポゼッショントレーニングを指導する中でも、いたるところに「手本となる指導」が出てきます。

止めて修正する場面、止めて褒める場面(いずれもフリーズ方式)、動かしならが指導する場面(シンクロ方式)と指導方法を変えながらコーチングしています。

大木監督が選手に「ストップ」をかける場面を見て、なぜストップをかけたのか、選手たちのどこを見ているのか。

実は三浦も動画をコマ送りにしながら、その理由を探したものです。

やはり実際の現場にいるのと、動画で見るのとでは違いがありますが、大木監督が常に何を見ようとしているのかが分かりました。

DISC1からは、メニューのやり方やポイントだけを学ぶのではなく、本で言えば行間というのでしょうか、大木監督の言葉や行動、選手の動きから本質を見抜いて欲しいと考えています。

 

真似るための具体的な方法

習うより慣れろとか、芸は盗むものだとか、物事を学ぶための名言がいろいろありますね。

現代のように動画で情報を得ることが容易な時代にはあえてアナログな手法をオススメします。

それは、動画を見ながら「コレは?」と思う場面や言葉をメモすることです。

ノートを一冊作ってしまいましょう。

三浦はリアルスタイルさんのお手伝いを始めて、もう10冊以上のノートが出来てしまいました。

最近はiPadでスキャンして保管し、いつでも見られるようにしています。

この号外メルマガの3号に「キャンセル」という言葉について書きました。

 

指導者として勉強中なので、ある勉強会で「判断を寸前で変える事」がテーマに上げられていました。

大木監督の言う「キャンセル」も同じ内容です。

DVDを見て、今は響いて来ない内容であったとしても半年後に見返す事で、新たな気付きがある可能性があります。

三浦もあの勉強会に行っていなかったらキャンセルという言葉に敏感にはならなかったはずです。

勉強って大事ですね。

 

指導者目線だけでなく選手目線でコーチングすること

DISC1のその他気になった言葉は「認知力」でしょうか。見て判断することが大事と言われますが、見たからと判断につながる訳でなく、認知してこそ判断出来るというものです。

空間認知能力も認知力のひとつです。

このような指導者用語の他にも、選手目線での言葉も多く使われています。

大木監督は3対3対3のメニューで、「相手をチラチラ、チラチラ見ながら・・・」と守備の場面でボールとマークの選手を同時に見るデモンストレーションをする場面があります。

このような指導方法は、大木監督が選手目線にならないと出来ないものです。

全てが指導者目線ではなく、選手目線で指導者の伝えたいことを表して見る。これが大事ですね。すごく大事です。

 

見ただけでは結果は出ません

DVDを見ただけでは選手も指導者も結果を出すことは出来ません。

知っているけど行動しないということは知らないと同じ事です。

すいません、ちょっと厳しい事を書いていますが、三浦自身の事でもあるので許して下さい。

全国制覇のチームの練習内容を素っ裸にした今回のDVDを見て「やはり全国レベルの指導は違うわ~」で終わってしまうのは勿体ないですよね。

DISC1の中から1個だけ、1個だけでいいので実行に移して見てください。

これを見ているのが選手や保護者だったら「パスを受ける前にどこを見ているか」に注目です。

指導者の方は「フリーズや声がけのタイミング」「コーチング内容で聞いた事がない事」を1個だけでも真似して見ましょう。

センアーノ神戸のコピーチームを作ることが目的ではないはずなので、ぜひ自分の言葉や考え方に置きかえて、大木監督の指導法や練習メニューをアレンジして欲しいと思います。

選手と指導者のための素晴らしい企画をしてくださった、リアルスタイルさんとセンアーノ神戸と大木監督に感謝です。

 

三浦直弥(サッカーコーチ)

小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。

現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。

サッカーの本質を突く指導がモットー。

現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。

好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。

座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。

チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

 

 

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