曲げて落とすフリーキックのニアとファーの蹴り方
今回は、「曲げて落とすフリーキックのニアとファーの蹴り方」をご紹介します。
カーブを使う場面が多いのが、フリーキックです。
しかし、フリーキックの時は、相手の壁がシュートコースを塞ぎます。
その為、壁の上を超えてボールをゴールに入れなければいけません。
そんな時に使えるのが、カーブシュートです。
自分が蹴ったボールの軌道がどれくらい曲がるのかを、練習で感覚を掴んで実践できるようにしましょう。
ニアとファーとは
- ニアはボールを蹴る人に近いほうのエリア。
- ファーはボールを蹴る人から遠いほうのエリア。
ゴールポストで例えると
- 手前にあるポスト(自分に近いポスト)をニアポスト
- 奥にあるポスト(自分から遠いポスト)をファーポスト
と言います。
ですので、
- ニアは自分から近いポスト付近
- ファーは自分から遠いポスト付近
ということです。
ニアとファーの蹴り方の違い
ニアの場合
リラックスして、インフロントでカーブをかけ、曲げるイメージで蹴ります。
ニアの方が、ボールからゴールキーパーまでの距離が短いので、ニアはそこまでスピードがなくてもゴールに入ります。
しかし、スピードがない分、コースの正確性が重要です。
ファーの場合
インサイドでこすって上げるイメージで、蹴るようにします。
ニアと違い、ファーはスピードが重要になります。
ニアの蹴り方
インフロントで、ボールの下に足を入れるイメージで蹴りましょう。
重心を軸足に置いて、少し倒れるような感じです。
ボールを蹴り過ぎてしまうと、上に跳んでいってしまうので注意しましょう。
ファーの蹴り方
ファーは、インサイドにボールを当てて蹴ります。
ボールを押し出しながら回転をかけるイメージで蹴りましょう。
シュートの走り方
ニアもファーも、シュートの走り方は同じです。
- 角度は約30度
- 歩数は5歩
で蹴るようにしましょう。
キック力がある方は、3歩でも十分カーブがかかります。
まとめ
今回は、「曲げて落とすフリーキックのニアとファーの蹴り方」についてご紹介しました。
ニア
- リラックスをしてインフロントでカーブをかける
- 方向性が重要
ファー
- インサイドでボールを押し出しながら回転をかけるイメージ
- スピードが重要
フリーキックは人によって蹴り方が異なり、選手によって入る角度も違います。
ですので、自分で調節を行い、蹴りやすい蹴り方を見つけましょう。
何度も練習を行うことで、カーブシュートが身に付きます。
曲げて落とすシュートができるようになることで、ゴールが決められるようになると思います。
ぜひ実践してみてください。
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