試合前に行うと劇的にパフォーマンスが上がる10のトレーニング【後編】
前回は、
- 柔軟
- リフティング
- 試合を見る
- フェイント
- ドリブルシュート
の5つを紹介しました↓↓↓
試合前に行うと劇的にパフォーマンス上がる10のトレーニング【前編】
今回は、残りの5つを紹介したいと思います。
長いパス、強いパスを出す
試合前は、長いパスや強いパスを蹴って状態を確認しておきましょう。
グラウンドによってボールの動きが変わりますし、試合前の練習ならミスをしても良いからです。
もし、試合中に長いパスや強いパスを出してミスをしてしまうと、場合によっては即失点につながります。
そうならないように、試合前にグラウンドの状態や自分の調子を確認するように、長いパス、強いパスを練習しておきましょう。
3対1、4対2のパス回し
3対1、または4対2のパス回しは試合前のウォーミングアップにピッタリです。
狭いスペースの中でパスを回すことで、これから試合で起こるであろうパス回しの予行練習になるからです。
例えば、ワンタッチやツータッチで回すボールタッチの感覚を確認できます。
また、パスの受け手としても、受ける前のフットワークやタイミングの合わせ方などが自然と出来上がっていきます。
中に入るディフェンダーにとっても、ディフェンスのフットワークが多くこなせたり、運動量を増やせるようにもなります。
そして、ある程度ディフェンスのコンディションが上がった状態で試合に入ることができます。
パス回しは、ワンタッチ制限やツータッチ制限などを入れて難易度を高めると、より試合に入った時にスピード感を保てます。
試合前の練習では、ミスをしないことも大切ですが、インサイドの他にもアウトサイドやヒールキック、トゥキックなどを使ってあらゆる場所のボールタッチ感覚を確かめておくと、試合中でのミスや感覚違いがなくなるのでオススメです。
足首をやわらくする
足首が柔らかいか硬いかでボールコントロールは大きく変わってきます。
柔らかいと相手にボールを取られずらく、自信をもってプレーできます。
しかし、足首は、試合開始の当初はまだプレーに慣れていなくて硬い傾向にあります。
ウォーミングアップの段階でこの足首を柔らかくしておけば、試合の序盤では有利になります。
足首を柔らかくする方法は、ストレッチも良い方法ですが、ここではボールを使った方法をオススメします。
やり方は、ボールをキープして立った状態から、引いて足首で止め、そのまま足首で押し出します。
最初は引くと押しだすを正面で行います。
次に、アウトサイドから引いて、インサイドに押し出します。
次に、インサイドから引いてアウトサイドに押し出します。
これを1セットとして、20~30セット行います。
30セット行った後には、ずいぶん足首が柔らかくなった感覚があるはずです。
ぜひ試してみてください。
声を出す
声をだすにことには、
- 緊張を和らげる
- 頭の中を整理する
の2つの効果があります。
緊張を和らげる効果は、体を軽くして良い状態の体から良いプレーを生み出します。
声を出す内容としては「がんばろう」とか「ナイスプレー」「集中!」といった声かけです。
なるべく多くの人に伝わるように大きな声をだしましょう。
次に、頭の中を整理する効果は、指示をだすことで自分の考えが整理できることです。
例えば、後ろから「1歩寄せろ」といった声がでていれば、周りの状況が見えていて、それが言語化できている証拠です。
また、オフェンスにおいても、「外のスペース使いたいから、中に絞ってプレーしてくれ。」といった要求をすることで、自分の考えが整理されます。
試合前は、大きな声をだしたり、指示や要求をするように意識しましょう。
限界まで追い込む
試合前の練習の時に、試合前だからといって力をセーブする選手を見ることがあります。
しかし、それよりも一度限界まで走っておくと、回復した時に、ずいぶんと走れるコンディションになっています。
昔、元日本代表でスーパーサブを務めていた中山雅史さんは、「2回追い込む」ことを意識していたそうです。
試合前のウォーミングアップで限界まで追い込んで、試合中にはピッチで交代する前のウォーミングアップで限界まで追い込んだそうです。
そして、そのやり方のおかげで、ピッチに入ってもすぐにギアをトップに上げることができ、スーパーサブ的な活躍ができたとのことでした。
回復の時間をとったうえで、試合前に限界まで追い込む、ことは、試合序盤から全力でプレーするうえで、とても重要なことなのです。
まとめ
前回と今回で、パフォーマンスが上がることを10述べてきました。
- 柔軟
- リフティング
- 試合を見る
- フェイント
- ドリブルシュート
- 長いパス、強いパスを出す
- 3対1、4対2のパス回し
- 足首をやわらくする
- 声を出す
- 限界まで追い込む
どれもとても効果的なので、自分に合ったものをなるべく多く取り入れて、試合開始からトップコンディションでプレーしてください!
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サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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