なぜリフティングする必要があるのか?(2)

檜垣裕志 スキルアップ 練習法 トレーニング

リフティングは楽しくない

リフティングは楽しくないという子どもたちは、たくさんいます。

なぜ、リフティングが楽しくないかというと、出来ないから楽しくないんです。

僕自身も、高校時代は全くリフティングが出来ませんでしたから、楽しくありませんでした。

これは、リフティングができないからではなく、ボールコントロールが出来てないのです。

ボールコントロールが出来てないことを自覚する

例えば、リフティングが出来てなくても、サッカーは出来ます。

相手よりフィジカルや運動神経が良ければ、それだけで勝てたりします。

しかし、それは正しくボールコントロールという技術と向き合ってないのです。

単純にリフティングは、自分自身とボール、そこで向き合ったときの自分のボールコントロールの一つの能力なのですから。

リフティングは何のため?

ところで、リフティングは何のためにするのでしょう?

リフティングはボールコントロールの一つと言いましたが、重要なのはボールコントロールに対しての考え方です。

リフティングをサッカーにつながる技術という感覚や考え方が出来てないと、リフティングのためのリフティングになってしまいます。

リフティングはつながっている

リフティングをボールコントロールの一つとして考えたとき、インステップのリフティングは、サッカーの試合で使うインステップのボールタッチにつながっています。

それは、腿もアウトもインも胸も頭も、リフティングのボールタッチとサッカーのボールタッチはつながっているのです。

つながっているという感覚や考え方は、非常に重要です。

ボールタッチに対する考え方

リフティングのボールタッチも試合でのボールタッチも、同じボールタッチです。

だからこそ、ボールと自分が向き合ったリフティングの中で、ワンタッチワンタッチを感じてほしいですし、考えてほしいのです。

回数という目標から

ボールをたくさん触るという上では、回数の目標設定をしてリフティングトレーニングを行うことはとても重要です。

目標回数を設定することは集中にもつながり、ワンタッチの大切さも学ぶことが出来ます。

例えば、目標回数を設定した中で、ワンタッチのミスで達成出来なかったりする経験もありますから、ボールタッチやボールコントロールの大切さを学ぶことが出来ます。

このように、リフティングはボールコントロールの技術力アップのためのトレーニングだと考え、ワンタッチワンタッチを大切にし、そこから感じ・考え・学び、サッカーの技術力向上につなげてほしいです。

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この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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