4対4のミニゲームで意識したい工夫と持ちたい意識

三浦直弥 練習法

三浦です。

交流試合が自粛されているので、チーム内で出来るだけ実戦に近い練習をするよう工夫しています。

先週までは、4対4のミニゲームでより実戦に近い練習をするための方法や工夫について書きました。

その中で、ゴールへの意識が大事だと再認識し、ゴールを奪う・ゴールを奪われない意識をもって練習して来ました。

最近になり、シュート本数も増えて来ました。

同時に、シュートブロックのシーンも多く見られます。

ゴール前のシーンが増えるのは嬉しいですが、一方で気になるプレーが目立って来ました。

特に、中盤でよく見かけるようになりました。

縦に急ぎすぎるプレー

ミニゲームなので、ボールを持ったらシュートまで、最短距離で出来るだけ時間をかけない事は大事なのですが、ここに難しさがあります。

中盤でボールを持った時に、簡単に奪われてしまう現象が見られるようになりました。

ゴール前の味方へのパスやドリブルによる、突発という予測しやすいプレーが単調になって来ました。

チーム内の、ミニゲーム練習の限界かなと感じる場面です。

しかし、コーチとしてはここを改善していかなければなりません。

ボールを大事にするという事

選手たちには、シュートへの意識も大事だが、ボールを失ったら元も子もない。

シュートで終わるためには、ボール大事にする必要がある事を伝えました。

選手たちには、中盤でボールを失ってもコートが小さいので、すぐに奪い返すことができるという意識もあるようです。

また、DFがなんとか止めてくれるだろうという、他人まかせの考えもあるようです。

これではいけない、ひとりひとりにボールを大事にしてシュートまで持って行く意識を持たせよう!

4対4のミニゲームを行いながら、改善して行く方法を考えて練習を行って見ました。

ボールを奪われない工夫

ボールを失いやすい原因のひとつは、ボールの置き場所が良くないという事です。

ボールを持った時に次のプレーを急ぐあまりに、よく周りを見ずに奪われやすい場所にボールを置いてしまう。

そんなプレーを改善するために2つの工夫をしました。

ボールを受ける前に周りを見ておく

ひとつは、周りを見ること・見ておくことです。

味方からのパスを受ける前、ボールを持っていない時に周りをよく見ておくことが大事です。

コーチとしては、毎回の練習でしつこく言い続けてきた事ですが、サッカーを続けて行く限り、周りを見る事はボールコントールの練習とともに欠かせないものです。

ボールを守るボールキープ

ふたつめは、ボールを奪われにくいボールキープです。

ボールを失いにくいボールキープの方法は、相手とボールの間に体を入れる事です。

利き足が右足の場合は右足でボールを扱いますが、相手が右側にいる場合は、左足でボールを扱うことで失いづらくなります。

苦手な足でのボールキープになりますが、これができると格段にキープ力がアップします。

ボールを失いたくないから利き足を使いたい気持ちはわかりますが、両足を使える事でプレーに安定性が生まれます。

キープ後のパスやドリブルは利き足を使って構わないので、相手に奪われないための数タッチを苦手な足で行い、しっかり体を入れるスキルは全員が身につけて欲しいです。

ミニゲームでもボールを失わない意識

チーム内のミニゲームでも、ボールをかんたんに失わないことは徹底したいですね。

奪われても奪い返せばいいのですが、奪い返すための時間を失うことになります。

かんたんに奪われないこと、をチーム内のミニゲームでも身につけることが出来ます。

シュートの意識は大事ですが、マイボールをフィニッシュまでつなげることが理想の攻撃だということを、チームの選手たちに浸透させたいです。

この記事を書いた人三浦直弥三浦直弥
小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。
好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。