サッカー選手が行うアジリティトレーニングの必要性

練習法

今回は、「サッカー選手が行うアジリティトレーニングの必要性」についてご紹介します。

みなさんは、練習やウォーミングアップなどで、「ラダー」を行ったことがありますか?

「ラダー」は、アジリティトレーニングの1つです。

アジリティとは

アジリティとは、日本語で「敏捷性」という意味です。

サッカーにおけるアジリティは、攻撃・守備ともに必ず必要な要素です。

このアジリティを高めることで、サッカーの技術が向上します。

サッカーに必要なアジリティとは?

サッカーに必要なアジリティは2つによって構成されます。

①方向転換のスピード

方向転換スピードは、3つの要素で構成されます。

  1. テクニック
  2. 直線走のスピード
  3. 脚筋力の特性

サッカーは、方向を変えながら動くことが多いです。

直線を走るのがどんなに速くても、細かく連続した動きがスムーズに行えない選手は、アジリティ能力が低いとなります。

②認知→意思決定

素早い「認知→意思決定」は、4つの要素で構成されます。

素早い動きをするため、まずは刺激に対して素早く反応できなければいけません。

また、状況を正確に素早く把握して、決断することも必要です。

  1. 視覚による読み取り
  2. 予測
  3. パターンの認識
  4. 状況の把握

周りを観ることから始まり、様々な情報を読み取り状況の把握を行うことが重要です。

アジリティトレーニングを行う前にやるべきこと

アジリティトレーニングを行う前に、必ず行ってほしいことがあります。

それは!

「今の自分にできないことは何か?」を知ることです。

トレーニングのメニューはたくさんあるので、今の自分にあったトレーニングを行う必要があります。

①加速はできていますか?

走り出しの1歩目~3歩目あたりから加速ができているか、がサッカーでは重要になります。

②減速はできていますか?

状況にあった減速ができているかが重要です。

➂進みたい方向へ素早く方向転換できていますか?

減速してからの方向転換は、特に重心の移動が重要になります

素早く重心を転換したい方向へ移動することができるか、が重要になります。

これらの3つのことを確認してみてください!

まとめ

今回は「サッカー選手が行うアジリティトレーニングの必要性」についてご紹介しました。

  • 細かく連続した動きがスムーズに行えない選手はアジリティ能力が低い
  • 周りを観ることから始まり、様々な情報を読み取り状況の把握を行うことが重要
  • 自分の苦手なことを知る

これらのことを意識して、アジリティトレーニングを行ってみてください。

今後、アジリティトレーニングをご紹介していきます。

まずは、自分の苦手な動きを分析してみてください。

この記事を書いた人上達編集部サッカー上達塾 編集部
私たち編集部は、森島寛晃選手・檜垣祐志選手などの元プロの選手や、鬼木祐輔さん・大木宏之さんなど日本代表を指導した指導者や有名校の指導者から、直接ノウハウを教えていただき、そのノウハウを取りまとめ、DVD教材として制作しています。
このブログでは、関わった元プロの選手や有名校の指導者のノウハウ・上達方法なども含めて、上達につながる有益な情報を発信していきます。
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