【サッカー】相手から離れるための「バックステップ」
三浦です。
2月に入りました。6年生は残すところあと1ヶ月でチームを巣立っていきます。
思い出づくりとしての大会に参加しています。
一方、5年生は4月からのトップチームとして準備に余念がありません。
先週土曜日の練習試合で5年生チームどうしでゲームを行いました。
この日は「ボールを確実に止める、落ち着いて正確にパスを出す」というテーマでゲームを行いました。
ゲームが始まると選手はテーマを意識して、丁寧なボールコントロールや角度を意識したパスを出そうとしていました。
しかし、相手チームは前からどんどんプレスをかけて来るチームで最終ディフェンスラインまでフォワードやサイドハーフがプレスをかけて来ます。
立ち上がり5分くらいはパスが通っていたのですが、10分ほどになるとパスが通らないどころか、トラップの瞬間に奪われる場面が多くなって来ました。
このゲームを分析し、翌日の日曜日には修正のトレーニングを行いました。
目次
■動きながらボールを受けていた
昨日の試合では、丁寧なボールコントロールを意識して足を止めた状態でボールを受ける場面が多くみられました。
相手チームはコントロールの瞬間に飛び込まないように注意していましたが、コントロール時に止まる様子を見て、鋭く寄せて来ました。
丁寧にコントロールすることは止まってコントロールすることではないので、ここが修正ポイントになりました。
■止まって受けても相手をかわせるのでは?
止まった状態。つまり、足を止めた状態でボールを受けても相手が寄せてくる瞬間にかわせばいいのではないかと思いがちです。
相手の足が出てくればその瞬間にかわすことは出来ますが、ボールを体から離さなければなりません。
ボールが体から離れるとそこに相手の体が割って入ってきます。
ゲームではこのパターンでボールを奪われました。
■相手ディフェンスが狙っている
ゲーム中に守備側のチームは、自分のマーク相手にボールがパスされる瞬間を狙っています。
マーク相手が足を止めて、止まった状態でパスを受けるような場面は、当然インターセプトを狙ってくるでしょう。
ボールをコントロールする前に奪われてしまいます。
相手ディフェンダーは、自分のマークとボールの両方が見えるポジションでインターセプトを狙います。
動かれるとポジション移動が大変ですが、止まっているなら楽です。
■動いて受けるためには
日曜日の練習では「止まって受けること」から「動いて受ける」ためのトレーニングを行いました。
止まって受けるとなぜ奪われやすいのか、動いて受けるとはどういうことなのか。
基本に戻ってトレーニングしました。
このトレーニングには4年生も入って、動きながらのボールコントロールを学びました。
■相手から離れるための「バックステップ」
動いて受ける基本動作のその1はマーク相手から離れる動きです。
マークされている状態から、パスを受けるためにマークから離れるためにはバックステップがとても有効です。
バックステップが素早く出来るだけで相手を見ながら相手から離れることが出来ます。
バックステップが苦手な選手もいます。そんな選手はステップワークのトレーニングを重点的に行います。
サイドステップやクロスステップと一緒にバックステップのトレーニングを行うことで足さばきがよくなります。
■相手の前に出ながらコントロールする
サッカーの基本に「ボールに寄る」というものがあります。パスされたボールに素早く寄ることで相手より先に触ることが出来ます。
味方からのパスがいつも正確とは限りません。バックステップしながらスペースを作っても相手ディフェンスの方へパスが来るかもしれません。
また、相手ディフェンスから離れずに、相手ディフェンスの前で意図的にボールを受けるという動き方もあります。
いずれも、相手の前に出ながらボールコントロールする、動きながらコントロールするというスキルになります。
■動き出しが早すぎる選手が多い。タイミングが大切
バックステップで動く、相手の前に素早く出る。という動きの練習をしても、動いた後に止まってしまえば、止まって受けることと同じことになります。
練習中に多く見られた現象は、早いタイミングで動いてしまい、止まった状態でボールを受けている選手が多かったことです。
パスが蹴られる前に動いてしまうと、マークも一緒についてきます。出されたパスの方向と動いている選手がちょうどよいタイミングで「出会う」まで何度も練習します。
パスが出されるギリギリまで待ち、瞬間的に離れる、または前に出てボールと出会う。
このタイミングは、意識して練習や試合で何度も試合中でも再現出来るように練習します。
4年生は難しく感じるかも知れませんが、動いて受けるという基本からステップアップして行きましょう。
頑張りましょう!
三浦直弥(サッカーコーチ)
小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。 現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。 好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。 |
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