大きな動きをしてドリブルの質を上げよう

スキルアップ ドリブル

先日のブラジルと日本の国際試合がありました。

目立ったのは、ブラジルの中心であるネイマール選手の活躍です。

ボールキープやドリブル突破などで存在感を示していました。

特に印象的だったのは、ネイマール選手の動きの幅です。

明らかに他の選手とは違う、大きな動き、をしていました。

今回はネイマール選手のその、大きな動き、について紹介します。

大きな動きとは

ここでいう大きく動くとは、体の動きを大きくしてダイナミックに動くことです。

大きく動くことで一歩一歩が大きくなり、進むスピードが速くなったり、相手をブロックできたり、効果的なフェイントを使えるようになります。

世界的な選手では、ネイマール選手はこの動きが上手くて、ボールキープやドリブル突破に活かされています。

大きな動きのメリット

次に大きな動きについてより詳しく見ていきたいと思います。

メリットは主に次の3つです。

  • 相手より一歩先にでれる
  • 相手をブロックできる
  • フェイントになる

相手より一歩先にでれる

動きが大きいと一歩の幅が広くなるので、その分進むスピードが上がります。

また、ディフェンスとしては、相手のステップに合わせてディフェンスをするので、その1ステップが想定より大きい場合、その分遅れを取ることになります。

例えば、ネイマール選手が左サイドから縦突破する際は、踏み込みが大きいので相手ディフェンスの反応が遅れるシーンをよくみます。

もちろん、その突破にはタイミングや角度など他の要素も絡んできますが、大きい動きができないと成立しないドリブルだと言えます。

相手をブロックできる

動きが大きいと相手をブロックしたり、ボールを隠したりして、ボールキープしやすくなります。

例えば、敵ディフェンダーを背にボールをキープした時に足元でボールを扱うよりも、腿から上の上半身を動かしてボールを扱うと、相手がボールを奪いに来た時に体全体でブロックができます。

また、上半身を使うことで相手からはボールが見えにくくなります。

これらのことがボールキープする上では、とても効果的です。

フェイントになる

上半身を使った大きな動きは、躍動感を感じるので、相手ディフェンダーにとっては、フェイントとして強力です。

実際に体験してみるとわかりやすいですが、小さな動きだとディフェンスも小さい動きで対応できるので、フェイント後のリアクションがとりやすいです。

逆に、もしオフェンスが大きな動きのフェイントをしてきた場合、ディフェンスも大きな動きで対応しているので、フェイント後に体勢を戻すのに苦労します。

時折、ネイマール選手と対戦したディフェンダーがバランスを崩したり、尻餅をついてしまうのは、ネイマール選手の大きな動きについていけなかったからです。

どうすれば大きい動きになるか

では、このメリットの大きい大きな動きですが、どのように身につければ良いでしょうか。

大きく言うと、2つのポイントがあります。

  • 普段の練習から意識する
  • 緩急をつける

普段の練習から意識する

大きな動きはやろうと思ってすぐにできるものではありません。

練習の1対1などでは意識してできても、試合になると動きを忘れてプレーし続けることはよくあることです。

なので、普段のドリブル練習やパス練習の中でも大きな動きを入れるようにすると良いです。

例えば、パスを受ける動きの前に上半身を大きく振ってみるとか、トラップした次のステップを大きくしてみるといったことを数多く繰り返すと良いでしょう。

すると、無意識のうちに大きな動きが身についてきます。

緩急をつける

大きな動きを入れるコツの一つは、動きの緩急をつけることです。

例えば、小さい動きを2回入れた後に大きな動きを入れるとスムーズに大きな動きがしやすいです。

動きにリズムと準備ができて、大きな動きをしやすくなるからです。

慣れてくると、大きな動きから小さな動きへの動きもできるようになります。

そうなってくると、敵ディフェンダーをつりだすことが楽になります。

動きの緩急をつけることは、大きな動きへの前準備として効果的です。

まとめ

大きな動きができるとメリットは次の3つです。

  • 相手より一歩先にでれる
  • 相手をブロックできる
  • フェイントになる

そして、大きな動きを身につけるには、次の2つの方法がオススメです。

  • 普段の練習から意識する
  • 緩急をつける

大きな動きを身につけると、ネイマール選手のように、キープしたり、突破したりできるようになります。

今回の記事を参考にぜひ、大きな動きを身につけてください!

この記事を書いた人武内颯馬武内颯馬
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。