試合に出たければ「止めて」「蹴る」技術を磨こう
「試合に絡めるほどの実力がない」
「身体能力があっても良いプレーができない」
「試合に絡むために必要な技術があれば教えてほしい!練習方法も教えてほしい!」
こんな悩みに答えます。
プロサッカー選手の試合を見ていてもわかるように、「止めて」「蹴る」技術が高い選手がトップのリーグで活躍しています。
当たり前のように感じるプレーだからこそ、当たり前にできるようにならないと試合で足を引っ張ります。
本記事を読むことで、「止めて」「蹴る」の重要性を理解でき、誰よりも正確なトラップとパスが身につきます。
身体能力に頼らない技術があれば、身長が低くても、足が遅くても、試合でどんどん活躍できる選手になれます。
やるべきことはシンプルです。
当たり前を身につけていきましょう。
身体能力で勝てるのは小学生まで
小学生の段階でサッカーが上手い選手は、「技術が高い選手」か「身体能力が高い選手」のどちらかです。
周りの上手い選手を見てみると、
- 身長が高い
- 体が大きい
- 足が速い
このような選手が多いでしょう。
どちらも兼ね備えている選手は、最も脅威な選手になりますが、「身体能力」は自分で伸ばせません。
小学生のうちは技術力が低いので、身体能力が高い選手が上手いように見えがちです。
しかし、中学生になる頃から身長が伸びてきて、その差はほとんどなくなります。
いま勝てることだけで満足するよりか、いまも将来も役に立つ技術を小学生のうちから高めておきましょう。
「止めて」「蹴る」の重要性
基本中の基本である「止めて」「蹴る」の技術が高いほど、プレーの選択肢が広がります。
思い通りの場所に止めれることで、周りを冷静に見れたり、シュートまでスムーズに運べたりします。
イメージは、「ゲームの選手」です。
ゲームの選手は、トラップミスやパスミスをしませんよね。
ゲームだから当たり前を、現実の世界でもできるようになれば、今まで以上にプレーの幅を広げれて、サッカーがより楽しくなりますよ。
「止めて」「蹴る」の練習方法
基本的な練習方法は、パスを出してトラップすることを繰り返すだけですが、人数によってパターンを増やせるので、「1人」「2人」「3人」でできる練習を紹介しますね。
「2人」「3人」の練習方法は、川崎フロンターレの練習メニューなので、かなり参考になりますよ。
意識するポイントは、すぐに蹴れる位置にボールを止めること、止めてからボールを蹴るまでのスピードを上げることです。
これによって、相手が寄せてきても、ボールを奪われずに味方にパスができるようになります。
1人の場合
1人の場合は、「止めて・蹴る」の練習が難しいですが、花壇や壁を見つければできます。
- 壁に向かってボールを蹴る
- 跳ね返ってきたボールを止める
- 繰り返す
正確なボールを出せば正確なボールが跳ね返ってきます。
自分のパスの質がはっきりわかりますね。
2人の場合
少し変わった対面パスをします。
幅が1メートル以内の四角をマーカーで作ります。(目印なら何でもいい)
その中で正確にトラップしてパスを出すだけです。
四角から出たり、マーカーに触れるのはアウト。
かなり正確な技術が必要なので、試合で狭い位置でボールを受ける練習に最適です。
アウトになったポイントを数えて、ゲーム感覚で練習すると楽しいですよ。
3人の場合
やることは2人の場合と同じですが、3人にすることで角度を作れます。
マーカーを置く位置は、3人で三角形になるように置く。
- パスを受ける
- 右向きにトラップ(右足)
- パス(左足)
- パスを受ける
- 左向きにトラップ(左)
- パス(右)
止めて蹴る際のポイントは、止めた反対の足で蹴ること。
この練習の狙いは、止めてから蹴るまでのスピードを上げることと、体の矢印をうまく変えることです。
反対の足を使うことは難しいと思いますが、この練習をひたすら繰り返すだけで、かなり技術を上げることができます。
練習前や練習がない時、少しだけしかボールを蹴れない時に、かなりおすすめの練習です。
まとめ: 試合に出たければ「止めて」「蹴る」技術を磨こう!
「止めて」「蹴る」の技術を高めると、まずボールを奪われない選手になれます。
そうなれば必然と試合で使われる選手になります。
チーム練習から「止めて」「蹴る」を丁寧に心がけて、アピールしていこう。
試合に出れるチャンスが来たときに、練習の成果を発揮できるように、地味な練習を継続しよう。
いまでも、将来でも必ず役に立つ「止めて」「蹴る」を徹底的に磨いて、身体能力に頼らない技術を身につけよう。
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている
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