なぜ、ボールを持てる感覚を覚える必要があるのか?
- SNS
- YouTube
- サッカースクール
などなど、「ドリブル系」がやたら多いです。
そんなドリブルは、相手が上なら通用するわけないんです。
形だけの小手先でボールをこねくり回すような技的やフェイントなどなど、それはサッカーの技術ではありません。
正しくサッカーを理解していれば、何を身につけなければいけないのかは普通わかります。
ドリブル系だけでは、サッカーが上手くなりませんよ。
目次
ドリブルって何?
そもそも、ドリブルというものがわかってないことが問題です。
プロの試合を正しく見ることができていれば、本当に正しいことが何かがわかるはずです。
ドリブル系のSNSやYouTube、サッカースクールなどがやっていることは、サッカーの試合においてはそんな場面はほとんどありません。
例えあったとしても、そこに至るまでのプロセスを理解せねば、間違ったプレーとなります。
正しくドリブルを、理解せねばなりません。
身につけなければならないことはドリブルじゃない
サッカー選手として一番大事なことの一つにボールコントロールの技術がありますが、まずは、そこを正しく理解する必要があります。
サッカーはボール競技ですから、当然、ボールをコントロールする技術を身につける必要があります。
それは、
- ドリブル
- パス
- シュート
- トラップ
も、サッカーで必要なボールコントロール技術を身につけなければなりません。
では、どのようにサッカー選手としてのボールコントロールの技術を、身につければ良いのでしょうか?
ドリブルだけでも、パスだけでも、ダメ
育成年代で、やたらとドリブルばかりやらせたり、パスサッカーと称してパスばかりとか、本人の能力を見極めての指導がほとんどありません。
子どもたちは、大人の都合でサッカーをさせるものではなく、正しく育成して将来につなげるのが大人の指導の役割です。
そのためには、大人が正しい基礎基本を知らねばなりません。
正しい基礎基本をわかってないから間違った指導となり、間違ったことを教えてしまうことになります。
ボールを持てるからサッカーは楽しい
身につける必要がある感覚で、まず覚えてほしいことは「ボールを持てる感覚」です。
ボールを持てる感覚があると、サッカーは楽しくなります。
なぜ楽しいかと言ったら、ボールを持てるから自分が考えて判断することにつながりますから。
だから、ドリブルではありません。
パスでもありません。
ボールを持てる感覚です。
ボールを持てることを感覚的に身につけさせる①
利き足の
- アウト(小指)のドリブル
- アウトのターン
- アウト(小指)イン(親指)
のドリブルなど、利き足でのドリブル練習やドリブルトレーニングで、利き足でボールを持つ感覚や技術を身につけさせます。
次に、利き足のインステップのリフティングです。(千回が目標です)
そして、歩きながらの利き足インステップリフティングとトレーニングレベルを上げていきます。
ボールを持てることを感覚的に身につけさせる②
このように、トレーニングしながらゲームもやっていきますが、ボールコントロールレベルによってボールを持てたり持てなかったりしますから、一喜一憂せずにコツコツやるしかありません。
ボールコントロールがまだまだできてないクラスでのゲームトレーニングでは、ボールを二個使ってゲームをしたりします。
ボールが二個あると、フリーでボールを持てたりしますから、ボールを持てる感覚を知ることにつながりますからね。
ボールコントロールレベルが未熟な中でも、ボールを持てる感覚を知れば、サッカーが楽しくなりますから。
ボールを持てる感覚については、次回もまたお伝えしていきたいです。
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1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。