大会は成長するための良い機会

武内颯馬

先日は、東京オリンピックがありました。

サッカー男子日本代表を6試合も見れたので、とても楽しめました。

そして、気がついたことの一つは、大会は成長に活かすのにとても良いということです。

そして、それはジュニアを含めたどのレベルでもいえるのではないかと思います。

そこで今回は、大会を成長に活かすことについて考えていきます。

大会は強度が高くなる

大会は真剣勝負の場なので、普段の練習や練習試合とはテンションが違ってきます。

特に、球際の強さだったりゴール前で体を投げ出したりするのは、大会特有の強度が出ます。

攻撃においては、そこを突破出来るかどうかが課題になります。

大会で得たそういった経験を、普段の練習から意識することが大切です。

より試合の流れを読む力がつく

大会の方式にもよりますが、大会がグループステージから決勝トーナメントにうつる形式の場合、グループステージの戦い方から試合に合わせた戦い方が必要になります。

例えば、トーナメントやリーグ戦のみなら基本的には勝利のみを目指せば良いですが、大会のグループステージが3戦ならば、初戦・2戦目・3戦目と戦い方が状況によって変わってきます。

  • 引き分けで良いのか
  • 大量得点を狙わないといけないのか

場合によっては、負けても良いから失点を抑えるといったことも必要になります。

こういった判断は、監督の力も大きいですが、選手としても判断力や戦術力を高めることが出来る良い状況と言えるでしょう。

負けたら悔しさが残る

大会は、普段の練習や練習試合と違ってタイトルがかかってくるので、敗退した時に強烈な悔しさが残ります。

  • グループリーグでの意外な敗戦
  • もう少しで優勝できたのに負けた経験

は、とても悔しいものです。

その悔しさをバネにして練習や試合に励み、自分をレベルアップさせていきます。

例えば、今回の日本代表は金メダルを狙っていた中で準決勝で負けて悔しさが残り、気持ちを立て直して臨んだ三位決定戦でも負けました。

結果としてはとても残念ですが、2回も悔しさを味わうことが出来ました。

この想いと技術的な課題は、きっと選手を成長させてくれるでしょう。

勝ったことは自信になる

負けて悔しさが残る一方、勝ったことは自信につながります。

真剣勝負の中で勝ったことや通用したプレーは、自信を持って次の大会でも再現出来るように練習しましょう。

ライバルを見つけられる

大会では、多くの選手と対戦したり多くの選手を見たりできます。

なので、その中でライバルや参考になる選手を見つけやすいです。

例えば、スペイン代表のアセンシオ選手は久保選手と同じレアルマドリーの選手です。

日本戦では、勝負強さを見せた決勝点を挙げました。

久保選手にとっては改めてライバルであり、あの決定力以上のものを身につけないといけないと感じたでしょう。

そういった気持ちが、成長につながります。

身心ともに鍛えられる

大会は、短い期間の中で行われます。

その期間で強豪達と戦い抜くことは、身心ともに鍛えられます。

もちろん、休養をとる時間も多くないので、リカバリー力も必要になります。

大会を全力で終えた後には、きっと自分自身が力強くなっているはずです。

勝ち負けだけじゃなく成長の場にする

大会に臨むにあたっては、どうしても勝ち負けばかりを気にしてしまいます。

当然、勝ち負けが一番重要なことですが、大会はとても良い成長の場です。

そして、成長の場として大会を捉えることが出来れば、大会前には準備をしっかりとして大会後には課題を改善するといった、サイクルを意識することが出来ます。

成長のために、一歩引いた広い視野で大会を見ることも大切です。

まとめ

大会というのは、とても恵まれた機会です。

勝負ごととして捉えてもやりがいのあるものですし、想い出作りの場にもなります。

そして、それだけではなく、最高の成長の場でもあります。

自分自身の成長を促す場として、大会を大いに利用してください!

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この記事を書いた人武内颯馬武内颯馬
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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