コーチがブレると選手もブレる

三浦直弥

三浦です。

この4連休はいかがでしたか。

試合や練習を、4日間続けてたという家庭が多いことでしょう。

三浦のチームは、練習と試合が一日おきにありました。

小学生が4日間練習を続けるということは、計画的に行えば効果があがります。

逆に、無計画に行えば、疲労だけが残るという残念な結果に終わります。

あなたのチームではいかがでしたか。

練習したことを試合で試す

先週までは、U12選手権予選を前に「ゴール前でのコンビネーション」を中心に練習を重ねてきました。

ペナルティエリアに2人以上走り込むということを徹底してきたおかげで、この4連休に行われた試合では練習の効果が出ていました。

  • 2人走り込むことで相手ディフェンスを惑わせることができた
  • 2人走り込むことでシュートのこぼれ球を押し込むことができた
  • 2人走り込むことで味方が奪われてもすぐに奪い返すことができた

1人だけでは出来ないことが、2人いればバリエーションが増えます。

2人より3人の方がもっとバリエーションが増えますが、まずは2人から。

ステップアップですね。

選手どうしでテーマを共有する

練習試合でも選手たちは、お互いに声を掛け合っていました。

「ペナに2人入る!」という声がけです。

入れるのにボーッと立っていて入れない、走れないでいると、後ろにいる味方から「走り込めるよ、入れるよ!」と声がかけられます。

声をかけられた選手は、「奪われた時のためにここにいる」と言い訳します。

すると、「その時は僕が上がって奪いにいくよ」と後ろからの声。

いいぞ!声をかけあえ!話をしろ!と三浦をほくそ笑みます。

ひとりが走ればチームが動く

人が動かないとスペースが出来ないですし、スペースに走り込むという動きが出てきません。

「味方が奪われると思ってここにいる」というセーフティーポジションは悪くないですが、それが「走り惜しみ」や「待ち伏せ」が理由だったりすると良くないです。

走ってもすぐに戻らなければならない→戻る走りは辛いもの→だったらここで待つ

これではいけません。

走ってもすぐに戻れなければ、後ろにいる味方のフォローがあるはずです。

ボールを奪った相手をサンドイッチすることで、挟みとることが出来ます。

少年サッカーでは、このような「しっかりプレスをかけて奪う」ことを習慣にしたいですね。

チーム全員がこのような意識を持つと、

  • 穴がないチーム
  • 連動するチーム

と呼ばれます。

チームの褒め言葉としては嬉しい言葉ですね。

守備に問題を発見!

4連休の練習と試合で、攻撃でのテーマは少しずつ向上していますが、守備面に問題を発見してしまいました。

これまでも気がついていたことですが、今は「攻撃でのコンビネーションに集中しよう」と心に決めてあえて指摘したり、練習メニューにいれることをしませんでした。

少年サッカーでは、このような

  • 焦点をしぼること
  • テーマにフォーカスすること

が大事です。

今、自分たちは何をテーマに取り組んでいるのか?

コーチがブレると選手もブレます。

さて、守備の問題について話を戻します。

守備の問題は「相手のボールを奪いに行くタイミングにメリハリがない」ということです。

具体的には

  • 相手がボールを持っている時に、かんたんに足を出してしまう
  • 相手が間合いを詰めようとしているときに後ろに下がらず前に出てしまう
  • 相手がしっかりボールを持つまでボーっと見ている
  • 相手のボールを奪うのか、遅らせるのか曖昧、ハッキリしない

ということです。

地面に両足をつけないと動けない

相手のボールを奪う時には、当然、足でボールを奪います。

実は、足でボールを奪う時には、片足立ちになっています。

片足立ちということは、そこから移動出来ないということです。

逆に、相手との間合いを詰めようとうする時や、間合いをキープして遅らせようとする時は、両足を地面についていないと移動出来ません。

  • 奪いにいくのか
  • プレスをかけているのか
  • 遅らせるのか

このメリハリは大事です。

奪いに行く時に足だけで行ってしまう

少年サッカーあるあるの場面は、相手がドリブルでしかけてきた時にボールを奪いにいくのですが、正面から足だけ出して「あっさり」抜かれる場面です。

相手からすれば、足を出すのを待っているので、シメシメという場面ですね。

足を出すということは片足立ちなので、足が届かない方向にボールをドリブルすれば、もう相手はついて来れません。

では、ボールを奪う時はどうすればいいのか?

転がっている状態なら、足で奪いに行っても問題ありませんね。

パスカット、インターセプトはこの状態です。

しかし、相手の足もとにある時には話は別です。

奪いに行けば、相手はボールを動かしますし、相手とボールの間に体を入れようとします。

よく言う「相手の足からボールが離れた瞬間にボールを奪う」というコーチングですが、この瞬間ってほんの僅かなんですよね。

この瞬間にボールを奪えるってことは、相手から1m離れていたら無理です。

50センチでギリギリ、できれば密着です。

足(膝から下)でボールを奪うということは、膝から上も相手とボールの間に入らないといけません。

こうなると、「体を入れる」って事になりますよね。

重心は、奪いにいく足に乗ります。

軸足に重心が残っていると、「足だけ」状態になります。

これが、三浦のチームの問題として浮上して来ました。

これをどうやってトレーニングしていくか、次回の記事でお伝えします。

お楽しみに!

この記事を書いた人三浦直弥三浦直弥
小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。
好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

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