練習を行う目的は、試合で使うためのスキルを身につけること

三浦直弥 練習法

三浦です。

GWも終わりましたね。

朝、小学生たちが通学する姿を見ました。

友だちと一緒に学校に向かう様子を見ると、マスク越しに笑顔が伝わってきます。

足どりがちょっとだるそうだけど、もっと休みたかったなーという気持ちが伝わって来ます。

それは大人だって同じ。

さて、GW中の自主練習の成果はどうだったのか。

さっそく、昨日の夜に連絡をくれた選手がいました。

自主練習のテーマは「フェイント」

新6年生のA君から、電話で連絡が来ました。

彼の自主練習のテーマは、「フェイント」でした。

お父さんや友人と、フェイントの練習をしたそうです。

電話の目的は、フェイントについての悩み相談でした。

  • たくさんの種類を練習した方がよいのか
  • ひとつのフェイントを徹底的に練習した方がよいのか

GWが終わって学校に行ったら、友人はフェイントを3種類覚えたと自慢していたとこのこと。

A君は一種類のフェイントしか練習していないので、失敗だったかなと不安になったそうです。

今度の週末も自主練習をするので、コーチ(私)に教えて欲しいとのことでした。

ダブルタッチをススメた理由

A君への答えは、次の通りです。

フェイントの種類を数多く練習することには、メリットがある。

それは、体の動かし方やボールのタッチの感覚を磨くことができるから。

  • シザース
  • ステップオーバー
  • マシューズフェイント

など、ステップ主体のフェイントは、

  • ステップワーク
  • ボディバランス

のトレーニングになる。

GWに入る前に相談された時に、「ダブルタッチ」の練習をしようと言ったよね。

このダブルタッチは、ボールタッチとステップワークと体重移動がすべて含まれているので、トレーニングとしておすすめなんだ。

それと、実は、試合で使われる率が高いのもダブルタッチという情報もある。

あるプロ選手は、試合中のフェイントはすべてダブルタッチだったということもあるそうだ。

まあ、ダブルタッチのトレーニングでいろいろと学ぶことがあるので、続けてやってみよう。

ダブルタッチのトレーニングをやってみた結果

A君は、あらためてダブルタッチのトレーニングをすることにしましたが、これまでダブルタッチのトレーニングをやってみた感想も話してくれました。

  • ドリブルスピードが速いとミスしやすい
  • 最初のタッチ(横方向)が強すぎると2回目のタッチができない
  • 2回目のタッチがまっすぐ前に行かない
  • 相手を抜いたつもりでも体が当たってしまい、すり抜けられない

うまくいかない理由ですが、多くの小学生も同じ感想ではないでしょうか。

ダブルタッチの工夫

最初からダブルタッチすることが相手に読まれていると成功しないのが、ダブルタッチの特徴です。

他のフェイントも同じですけど、特にダブルタッチの場合はセカンドタッチを利き足にしようとする場合が多いです。

利き足は右足が多いので、ディフェンス側からすれば、左にいくことが予測できてしまいます。

成功させるコツは2つ

  • 正面から相手に向かっていく。抜きたい方向にずれていかないこと。
  • 相手が奪いにくるタイミングでスライドする。自分からスライドしない。

A君は、ダブルタッチのタイミングを自分のタイミングで行っていました。

ボールを持っていれば相手が奪いに来る(来なければ自由にドリブルすればいい)ので、足が出たタイミングでダブルタッチを使う。

このようなことを、アドバイスしました。

電話だったので伝わるかどうか心配でしたが、意味はわかったようです。

ただし、いつも同じメンバーで練習しているので、タイミングが読まれてしまうかなと心配していました。

そこまでダブルタッチにこだわる必要がないので、ダブルタッチという武器が上達すれば逆方向へはフェイントなしでボールを運ぶことができるようになるよ、と背中を押しました。

そして最後に、「フェイント練習の目的は試合で使えるようになること」を付けくわえました。

すべての練習は、「試合で使うためのスキルを身につけること」が目的です。

自主練習を頑張るあなたも、もう一度思い出してくださいね。

頑張りましょう!

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この記事を書いた人三浦直弥三浦直弥
小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。
好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。