サッカーも勉強も同じ!?正しい基礎基本とは?

檜垣裕志 練習法

基礎基本って一体何?

昔から日本には、あらゆる練習メニューや指導があります。

僕自身は、17歳からサッカーを始めて、あらゆるサッカーの本を読み、映像を見て、その中から学んできました。

しかし、いつも思うことの中に、

  • 基礎が大事
  • 基本が大切

と言われる中に、それらが具体的にどのようなもので、どのように身に付けられるものなのかは、常に明確ではありませんでした。

だからこそ、僕はブラジルに行って「正しい基礎基本」を学び、身に付けたいと考えました。

基礎基本なしには進めない

何事も、基礎基本があり、基礎基本なしには本当の成長はありません。

学校の勉強でも、小学生の学習の基礎がないのに、中学生の学習はできないでしょう。

本来であるなら、これこそが「真理」です。

しかし、サッカーでは基礎基本が出来てないのに、または正しく教えられてないのに、どんどん先のことをやらされています。

正しい基礎基本って?

指導方法はいろいろあるとよく言われますが、本来ならば基礎基本は世界共通なはずです。

  • 止める(トラップ)
  • 蹴る(キック)
  • 運ぶ(ドリブル)

が、基礎技術と言われています。

実際にそうでしょう。

この言葉自体は、世界共通です。

しかし、その中身は人によってまるっきり違うとは、どういうことでしょう?

そこには、「正しい基礎基本」がないからです。

学校の授業も同じ

小中学校では、日本では基本的には同じように授業が行われています。

  • ひらがなから覚えること
  • 足し算引き算から覚えること

など、基礎中の基礎ですよね。

そんな当たり前のことを覚えない、身に付けないことには、次に進めることはないでしょう。

しかし、授業では学年が上がると共に、その中で格差が生まれてきます。

例えば、解けない問題をほったらかしにしては次に進めないのに、年齢は上がり学年も上がります。

そうこうしているうちに、受験などにより、はっきりとした格差になります。

格差によって生まれたもの

例えば、高校生になったとしても、皆同じように高校生の学習レベルではありません。

小中学生の勉強ができてなくては、高校生になってもそれをやらねばなりません。

小中学生の学習レベルがなければ、そこをちゃんとクリアせねば次に進めないのです。

サッカーではどうか?

サッカーってわかりづらいんです。

っていうか、わかってない人たちが多すぎるんです。

学校の授業は、先生がまず最低限のことができてますよね。

明確な基礎基本は統一されているし、先生がわかっています。

サッカーは、先生の立場の大人ができないことがたくさんあります。

それこそ、

  • 止める
  • 蹴る
  • 運ぶ

の基礎技術が、大人自身が出来てないことがほとんどです。

さらには、基礎基本を知らなかったりわかってなくて、主観でサッカー指導をしてしまっています。

まるで、手本もプロセスもない中にただ答えだけを言われて、ボールコントロールを身につけようとしているのですから、そこには正しい答えも正しいやり方もありません。

答えの丸暗記

学校の授業でいえば、答えをただ暗記させられているようなことです。

学問であれば、ある程度それが通用する部分はありますが、サッカーは、常に状況が変わる中で一瞬一瞬判断し、瞬時に答えを導き出さなくてはなりません。

  • ドリブルの形
  • フェイント
  • 動き
  • 戦術
  • ポジショニング

などを言葉一つで、または形だけを真似たことをやっていても、それが試合で発揮できるわけではありません。

むしろ、相手が実力的に上である場合、それらはまるっきり通用しません。

だからこそ、正しい基礎基本

だからこそ、正しい基礎基本を最低限身につけることをやらねばなりません。

ボールを運ぶ(ドリブル)にしても、正しいトレーニング方法があり、間違ったやり方もあります。

なぜそれが必要で、どのようにやらねばならないかを、理にかなったやり方で突き詰めてトレーニングをしていくことが重要です。

またいろいろ発信していきます。

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この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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