サッカー上達のコツは、練習の終わり方を「時間」から「結果」に変えること
いきなりですがあなたのチームの練習は、このように行っていませんか。
- 5分間のシュート練習
- 10分間のミニゲーム
このように、時間を区切って練習しているでしょう。
しかし、本当にサッカーが上手くなるには、時間の使い方を変えないといけません。
その方法とは、練習の終わりを「時間」ではなく「結果」に変えることです。
ミニゲームを例を挙げて説明していくと、「10分間のミニゲーム」ではなく、「片方が3点取るまで終われない」にするのです。
もちろん、練習全体の時間設定はしておきましょう。
このように、「時間」から「結果」に変えることで、どのような変化が見れるのか解説していきます。
目次
なぜ、練習の終わり方を「時間」ではなく「結果」を優先するのか
時間制限を決めた方が、その時間内いっぱいの練習をできます。
が、結果を優先することは、早く終わる場合もあれば、遅く終わる場合もあります。
これの何がいいのかと言うと、「結果」を求めることで、「負けたくない気持ち」や「勝つための工夫」が生まれるからです。
例えば、『勝った方にご褒美がある』と言うと、いつも以上に勝負に拘りますよね。
いつも以上に体を張ったり、走ったり、スライディングをしたり。
これと同じです。
しかし、時間制限なしにだらだら練習していたら、「負けたくない気持ち」や「勝つための工夫」が生まれることはありません。
この「勝つための工夫」から、新しいフェイントが生まれたりするのです。
ブラジルの子ども達は、結果を求めて強くなった
日本では考えにくいことですが、ブラジルではサッカーの一つの試合が今後の人生を変えることもあります。
やはりサッカー王国である以上、サッカーで食べていくことが夢でもあるし、家族を楽させてあげる一番の職業なのかもしれません。
日本ではゴール前になると、「シュートで終われ」と声をかけられがちですが、ブラジルでは「決めて終われ」が普通なのです。
- ただ攻撃した気分になっている日本
- しっかり決めて結果を残すブラジル
このような子どもの頃からの積み重ねが、成長したときの差になっています。
本当にサッカーが上手くなりたいのなら、「過程」よりも「結果」を追い求めるべきです。
個人で結果だけ残すことを意識させない
ここで、注意しておきたいことがあります。
「結果」を求めだすと、チームの輪を乱して、自分のアピールのためだけの結果を残そうとする人が出てきます。
個人としてアピールすることは、今後の試合に出るためには必要です。
ただ、個人としてアピールするよりも、チームを勝たせるためにプレーする方が、結果的に個人のアピールにも繋がります。
「チームが勝つために自分が何をするべきか」を、個人個人に考えさせるようにしましょう。
練習でできないことは試合ではできない
たくさんの練習をして、練習では100%上手くいくことが、試合で100%うまくいくとは限りません。
試合と練習は、少し違うので。
ただ、練習でできないことは試合ではできません。
試合というのは、日々の積み重ねを発揮する場所です。
サッカーは、得点を決めて勝つスポーツです。
勝たなければならないスポーツなのに、練習で勝つための練習ができていなかったら意味がないです。
日々の練習から勝つためにどうすればいいのか、
- 負けたくない気持ち
- 勝つための工夫
を身につけていきましょう。
まとめ
- 練習をだらだらする60分
- テキパキ動いて効率の良い20分
とでは、圧倒的に20分の方が良い練習ができます。
長い時間練習をすれば、上手くなることはありません。
何度も言いますが練習でやるべきことは、
- 負けたくない気持ち
- 勝つための工夫
を身につけることです。
次の練習から意識することは、「シュートを打って終われ」から「得点を決めて終われ」です。
簡単にできることから、少しずつ変えてみてください。
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている
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