指導者必見!選手が成長するボトムアップ指導のメリット・デメリット
今回は、「選手が成長するボトムアップ指導のメリット・デメリット」についてご紹介します。
選手の成長は、指導によって大きく変わります。
指導のみなさんは、ボトムアップでの指導をご存じですか?
「難しい指導法」と思うかもしれませんが、実は、そうではありません。
指導経験が少なくても、すぐに教えられる指導です。
目次
ボトムアップ指導とは?
ボトムアップでの指導は、指導者やコーチが多く説明するのではなく、選手自身で考えてチームを成長させていくことです。
ボトムアップ指導のメリット
人間性もサッカーも成長する
最初は、なかなかミーティングなどでも、自分の意見がでない選手が多いと思います。
しかし、1年ほどボトムアップ指導を行うことで、チーム内でリーダーがたくさんできるのです。
自分の意見をはっきり言えるようになります。
サッカー面でも、しっかり考えてプレーできるようになります。
- 誰にパスを出したらいいのか
- 誰をカバーしているのか
- 現在の流れや時間帯などの把握
もできるようになります。
これらのことが、チーム全員できるようになれば、強いチームになります。
選手がサッカーを楽しめる
試合中にミスをしてしまうと、ベンチに下げられてしまうかも、と思っている選手は結構います。
しかし、ボトムアップ指導をすることで、ミスをすることを恐れずになんでも挑戦するようになります。
コーチに余裕ができる
間違った方向に進みそうだなと思った時に、簡単に口を出すだけです。
しかし、それ以外は何もしません。
選手のそばにいるだけで、選手は成長します。
ですので、学校の顧問としてサッカーを指導している先生は、会議などで部活を抜けないといけない場合があると思います。
その時に、ボトムアップの指導をしていることで、顧問の先生がいなくても質の高い練習ができるのです。
ボトムアップのデメリット
成長し始めるまでに時間がかかる
選手同士で、ミーティングをしても、なかなか求めている結果になりません。
しかし、指導者はそこをじっと我慢して見守ることが大切になります。
定着までが大変
ミーティングの司会なども、全て選手が行います。
早くやれなどの、一切口出しはしてはいけません。
選手同士で、注意し合うまで待ちます。
例え時間に間に合わなくても、次に何かを変えて、間に合うようにするだけです。
失敗から、何かを学べたら良いのです。
まとめ
今回は「選手が成長するボトムアップ指導のメリット・デメリット」についてご紹介しました。
- 人間性もサッカーも成長する
- 選手がサッカーを楽しめる
- コーチに余裕ができる
- 成長し始めるまでに時間がかかる
- 定着までが大変
これらのメリットが挙げられます。
デメリットもありますが、やはりボトムアップ指導が選手を大きく成長させます。
ぜひ、コーチや指導者の方は行ってみてください。
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