トンのタイミングで息を吐くと力が発揮しやすい。
YJRです
前回記事で簡単に蹴り足に体重を乗せる方法をご紹介しました!
今回も、蹴り足に体重を乗せるというか、蹴り足に力が伝わる方法をご紹介します!
あるあるですが、力を伝えようとして、過剰に力んでしまう方はとても多いです。
力んでしまうと体がスムーズに動かず、結果として蹴り足に体重を乗せることはできません。
力んでしまう方の多くは、息を止めています。
息を吐くだけで、蹴り足に体重を乗り、力が発揮しやすくなります!
■力んでしまうと体は動きづらい
力んでしまい息を止めると体が動きづらくなります。
手足にぐっと力をいれ続けて歩く事はまずできません。
筋肉はリラックス状態の方が動く仕組みになっています。
力んでしまうのも凄くわかります。
力いっぱいボールを蹴ろうとすると力をボールに加えようとするために、過剰に力んでしまう傾向が強いです。
皆さんもミスをした時は、力んでしまい息を止めている事が多いと思います。
キックだけでなく、トラップミスも同様です!
そういった時は、ボールに意識を捉われ、ボールを何とかしようとする時でもあります。
ボールを何とかしようとせずに、まずはリラックスを作るようにしたいですね。
その為にも息を止めているかどうか?自分で知る必要があります。
自分も筋トレなどするときに、息を止めてしまうので毎回自分で気づけるように意識しています。
自分で気づくことができないと、習慣は変えられないです。
そして、キックで問題になるのは、力んで息を止めてしまうとバックスイングなど後ろ側に体が動かなくなる事です。
特に腿がバックスイングできなくなるために、前側だけの力で蹴ろうとします。
それが膝から下だけの動きになったり、前腿に負荷が強く蹴り方になったり、効率よく力を使えない状態になります。
体を効率よく動かすために、リラックス状態は必須であり、リラックス状態を作るには呼吸をすることが極めて重要になります。
■息を吐くことで腹圧を高める
息を吐くことで、腹圧が高まります。
腹圧が高まることで、力を発揮しやすくなります。
他のスポーツでも腹圧を高める事は重要です。
ボクシングでは「シュシュ」声を出すのは、腹圧を高めてよりパワーを出すためです。
野球のバッティングでも息を吐く選手が多いのも同様な理由です。
テニスプレーヤーが声をだすのも同様な理由です。
声を出すのも効果的です。
結果として息を吐いていることになります。
よく子供の指導では、「好きな選手を叫んで蹴って!」とやります。
特に子供は力いっぱい蹴ろうとするので、力を入れる=力む=呼吸を止めるがほとんどです。
そうなると、上手く蹴れない事が多くなります。
声を出すことで、結果として呼吸が行われるリラックスをして腹圧を高める効果がありますのでおススメです。
■トンに合わせて息を吐く
そして、重要なのは息を吐くタイミングです
蹴る前の早いタイミングから息を吐いていたら、逆に力がぬけてしまい力が発揮しづらくなります。
タイミングとして、トンに合わせるといいと思います。
トンは軸足で反力をもらって蹴り足に力を加えます。
そのタイミングで息を吐く事をあわせるとより簡単に蹴り足に力が加わります。
トンに関しては過去記事をご覧ください。
タイミングを合わせる為に「せ~のトン!」と言って蹴ってもらいます。
そうすることで、トン自体のタイミングを合わせる事と、声を出すことで、リラックスをし、腹圧を高める狙いがあります。
■吸うこともとても大事
息を吐くには、息を吸わないといけません。
ですので、息を吸う事もとても大事になります。
動画を見て頂きたいのですが、上に伸びあがる時に吸っています。
伸びあがる時にというか、伸びあがるために鼻で吸っていきます。
上半身が伸びる事で、軸足が自然に伸び、体が大きくなり、かつ背中側にスイッチが入ります。
そうすることで、トンの時に蹴り足を長く使え、蹴り足の力が発揮しやすくなります
吸って伸びて、トンで吐く事が腹圧を高め、体の力を発揮しやすくなるタイミングだと思います。
■まとめ
蹴り足の力が発揮しやすくなるために、呼吸をすること。
蹴り足の力というか、体全体の力ですね。
呼吸する事で、リラックス状態を保ちます
そして、息を吐くことで腹圧が高まり、効率よく力が発揮できます。
力むと息をとめてしまう事がとても多くなります。
そうなると、体のもつ力は効率よく発揮できずロスしてしまいます。
ですので、自分が息を止めているのか?知ることも凄く大事です。
わかれば、呼吸をとめないことを意識していきます。
吸う時に上にあがりながら伸びて、着地のトンで吐くと反力も腹圧もいかして、より効率的に力を発揮することができます!
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