ターンで大事なのは相手選手がいる場所とターン後!?

スキルアップ フットボールの勉強 三浦直弥

三浦です。

今年も、U12選手権大会が行われます。

サッカー少年の憧れの大会ですね。

都道府県ごとに代表を決める予選が、来月から始まるようです。

感染拡大防止対策を十分に行い、無事に全国大会が開催されることを願っています。

U12選手権で都道府県大会の上位を目指すチームは、実践的なトレーニングを行っていることでしょう。

でも、対外試合を自粛しなければならない地域もあります。

市町村をまたぐ活動を、自粛しなければならない地域もあります。

そんな制限をチャンスと捉えて、普段はできないトレーニングを行って、いざという試合に使ってみる。

そんなメニューとして、今回は「ターン」に注目してみました。

フェイントの影で目立たない「ターン」

シザースやエラシコなど、フェイントの名前をたくさん知っているという選手は多いですね。

でも、ターンの種類はどうでしょうか。

ターンにも種類があります。

  • インサイドターン
  • アウトサードターン
  • ソールターン(足裏で引く)
  • クライフターン(ボールを軸足の後ろを通す)

代表的なものは、これくらいでしょうか。

試合などで、「フェイントをたくさん使おう」という指導者のコーチングはよく聞きます。

しかし、「もっとターンを使おう」というコーチングは少ないですね。

フェイントは、スピードアップにつながるので攻撃に効果的ですが、ターンはキープの技術なので、攻撃のスピードダウンになるという印象があるのでしょうか。

ターンは最もサッカーらしいスキル

サッカーは、相手ゴール方向にボールを運ぶので、走る方向も相手ゴールになりますね。

でも、ボールを持った時に自軍ゴール方向を向いていたら、いつかはターンをしなければなりません。

相手ゴールを向いている選手がいれば、そこへパスをするという方法が戦術的です。

が、自分がターンできれば、自分について来ている相手選手をかわして攻撃に転じることができます。

フェイントで正面の相手を抜き去ることと、同じ効果があるのです。

広いコートを、より広く使うための「ターン」は、最もサッカーらしいスキルだと考えています。

しかし、中学校とか高校になると、サッカーそのものがスピードアップしてくるので、ターンをする判断とプレーは素早く瞬間的に行う必要があります。

その基礎作りをするのが、少年サッカーです。

自主練習でも身に付けられるターン

マーカーやカラーコーンがあれば、誰でもできるターンの自主練習を紹介します。

5mほど離れた場所に、目印となるもの(これは保護者でもよいです)を置いてドリブルで近づきます。

この時のドリブルは細かなタッチのドリブルで、足の甲を地面に対してやや立て気味にしてアウトサイド(小指側)でボールを押すという感じでやってみてください。

目標に近づいたら、インサイドでボールを逆方向に運び出します。

この時、ドリブルをミスると、マーカーにボールが当たったり足が当たったりします。

  • どのくらい近づけば当たらずにすむのか
  • ギリギリでターンするにはどうすればいいか

イメージとしては、試合の時にゴールラインやタッチラインを割りそうなボールを、ギリギリのタイミングで出さないでターンするようなプレーです。

ターンでもっとも大事なポイントは相手がいる場所に合わせること

サッカーでは、ボールを持ったら必ず相手が寄ってきます。

ボールをキープしている時やドリブルしている時に、相手選手がどこにいるか。

その位置によって、使う足やターンの方向が違ってきます。

ドリブルをしていて、相手が並走してついて来ているとします。

ドリブルする足は右足で、相手は左側にいます。

この時に、右足のインサイドでターンをしたとします。

しかも、甘い角度でのターンだったら間違いなく相手の足にぶつかりますね。

相手から遠い足で、相手とボールの間に自分の体があるようにすること。

ここでは、右足のアウトサイドで鋭角にターンすることがポイントになります。

言葉にすると簡単ですが、試合でこれが出来ていますか?

練習して習慣化しないと、出来ないプレーです。

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同じターンでも認識が違うと違う足になる?

 指導者が教えすぎずに、選手自身で工夫する癖をつける

ターンした後が最も大事

ボールを持って走る方向を変えることで、相手は「アッ」となります。

その瞬間に、数秒でも数メートルでも相手から離れることがターンの目的です。

よいパスやシュートなど、どのプレーも相手がそばにいるのといないのとでは全然違いますよね。

ターンした後に大事なことは、「爆発的なスピードアップ」です。

ボールを体から離しても届く距離に置き、大股でダッシュする。

理想は、足とボールが離れないようにすることです。

しかも、スピードアップする。

足と体が離れないということは、体の中心も離れないことです。

低学年の練習ですと、ターンした後にターンの成功を喜んでいるのか、立ち止まってしまう選手もいます。

実際のゲームではそのような事はないのですが、練習の目的をしっかり伝える必要があるなと思う場面です。

基本的なトレーニングでも大会の準備になる

大きな大会の準備というと、練習試合やフォーメーション練習など、戦術的な練習が中心になりがちです。

しかし、サッカーは一度にボールを触れる選手は一人なので、一人一人の

  • 止める
  • 蹴る
  • 運ぶ

のスキルがなければ、戦術も成り立ちません。

特に、ターンの練習はチームがボールを保持するために必要なトレーニングです。

ボールを持ってさえいればシュートを打たれることはないですし、ボールを持ってさえいれば味方にボールを渡して相手ゴールに近づくことが出来ます。

  • ボールを失わないこと
  • 相手をかわすこと

簡単なターンのスキルでも、試合の流れを変えるようなプレーが可能です。

三浦は、基本スキルを見直して予選に備えようと考えています。

ぜひ、頑張りましょう。

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この記事を書いた人三浦直弥三浦直弥
小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。
好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

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