サッカーの試合も基本は前にしかけることが原則

スキルアップ パス

三浦です。

チーム練習ではラグビーワールドカップが話題になっています。

ラグビーのルールはサッカーに慣れているものとしては難しいものがあります。

ラグビーはサッカーから生まれた。サッカーの発祥地イングランドではサッカーのルールがまちまちで、ラグビー校という学校では一時的にボールを持って走ることが出来るルールがあり、それがラグビーに発展した。と、自分が聞いた内容を説明しました。

チームの選手の中には、スローフォワードというルールがサッカーのオフサイドと同じ考え方だということに気づいて、サッカーからラグビーが生まれたという理由に納得した子もいました。

ラグビーの試合を見てサッカーに役立つことを聞くと、選手からこんな答えが帰ってきました。

・ボールを取られそうになっても、必ず後ろにカバーがいる

・ボールを持っていない人、パスを受ける人はコートの横一線に広がっている。

このようなカバーリング、サポート、スペースを使うことに気づいた選手がいてぜひサッカーにも活かして欲しいと考えています。

 

■サッカーとラグビーではどちらのパスが難しい?

サッカーとラグビーのパスの難しさについて考えてみました。

選手の多くは、手で扱うラグビーの方が簡単だと答えましたが、ある選手はラグビーの方が難しいと答えました。

その理由は、ラグビーのパス(手で投げるパス)は、前には投げられないこと空中でのパスしか投げられない。手で投げるパスはサッカーに比べると飛びにくい。

というのが理由です。

サッカーはグラウンダーでキックするパスがメインで、オフサイドにならなければ前にどんどんパスを出すことが出来る。

サッカーのパスの方がやりやすいのではないかとの答えでした。

 

■パスを出すだけでなく、受ける方にも厳しいラグビー

ラグビーはパスを受けるときにボールをしっかりキャッチ出来なくて、腕に当たった後にボールが前方の地面に転がるとノックオンという反則になります。

高く蹴り上げられたボールをキャッチしようとして取りそこねても同じですね。

このルールについて選手たちは「サッカーで言ったら、トラップミスしたらファウルって事?僕なんかファウルだらけ!」と言ってチームメイトを笑わせました。

しっかりボールをキャッチすること、しっかりトラップすることはラグビーでもサッカーでも大切だとあらためて理解したようです。

パスしたボールが悪いのか、受け方が悪いのか、どちらにしてもしっかりとキャッチしたり、トラップすることが出来なければパスは成功と言わないということです。

しかし、前にはパスが出来ないのです。ボールはどうやって前に運べばよいのでしょうか。

 

■ボールはどうやって前に運ぶのか

相手ゴールやタッチラインを狙うためにボールを前に運ぶことがサッカーとラグビーの目的ですね。

サッカーにはオフサイドというルールがあり、ラグビーにはスローフォワードというルールがあって、キーパーしかいないスペースや誰もいないスペースにいる味方にボールを渡すということは基本的に出来ない理屈です。

パスは後ろ方向にしか出せないのにボールを前に運ぶためには、ボールを持って前に走るしかありません。

前方にキックしたボールをキャッチすることでも前に進むことが出来ますが、キャッチした後にはやはりボールを持って前に走る必要があります。

サッカーもラグビーも前に向かってボールを持って走ることが原点!ですね。

 

■サッカーの試合も基本は前にしかけることが原則

ラグビーワールドカップの盛り上がりを活かして、相手エンドに向かっていく勇気や知恵を養おうと考えています。

ペナルティエリア付近でボールを持った選手の選択肢に「パス」しか無いようでは相手チームは怖くありません。

相手をキレイに抜ききらなくてもシュートは打てます。

相手ゴールにボールを持ち込むだけで、シュートを打たせたくない相手ディフェンスはボールの前に立ちはだかります。

それでもシュートを打つからこぼれ球をシュートして押し込むことが出来ます。

サッカーはボールを巧みに扱うことを競うスポーツではありません。
前に向かってボールを運び、ゴールを奪うスポーツです。

もう一度原点に帰って、サッカーに向き合いたいと考えています。

 

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三浦直弥(サッカーコーチ)

小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。

現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。サッカーの本質を突く指導がモットー。
現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。

好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。
座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

 

 

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