味方がミスをしたら「ドンマイ」と声をかけるべき3つの理由

玉城翔 講師

あなたは味方がミスをしたときに、このような声を出していませんか?

  • 「ボールを取られるなよ!」
  • 「シュート打てよ!」

ミスをした見方に対して、強い口調や嫌な態度を見せているかもしれません。

態度に出てなくても、自分には関係ないと思っている人もいるかもしれませんね。

ですが、そのままではチームが強くなることはありません。

厳しく言うことは、間違いではありません。

しかし、厳しく言うことと、嫌な態度を見せることは全く違います。

嫌な態度を取ることで、ミスをした選手だけではなく、チーム全体の士気を下げることもあります。

ミスをするのは、人間なので誰にでもあります。

そんな時は、「ドンマイ」と見方を励ます言葉をかけてあげましょう。

今回の内容は、「ドンマイ」と声をかけるべき3つの理由について解説していきます。

「ドンマイ」と声をかけるべき3つの理由

味方のミスをしたときに、支えてあげれていない選手は必ず読みましょう。

モチベーションを下げない

人間誰しもミスをします。

上手い選手でも上手くない選手でも同じことです。

そんなときに、「しっかりしろよ!」と「ドンマイ、次いこ!」のどちらの声をかけられたいですか。

厳しく言うことも間違いではありませんが、積極的なミスをした場合は、ドンマイのような励ましの声をかけてあげましょう。

嫌な態度を見せられたら、ボールに触ること自体が怖くなってしまうし、個人的にもチーム的にも悪影響になってしまいます。

全てのミスを優しく声をかけなくてもいいですが、積極的なミスの場合はしっかり声をかけてあげよう。

自分がミスをしたときに、どのような声をかけられたいのかを考えてみるといいですよ。

挑戦できる環境づくり

先ほども少し触れましたが、ミスに対して「ドンマイ」と声をかけてあげることで、「次ことは!」と言うモチベーションが上がります。

考えてみるとわかりますが、明るい雰囲気のチームと暗い雰囲気のチームなら、どちらの方が成長できると思いますか。

ミスをしても挑戦してもいいと言う環境を作れているチームは、サッカーも人間的にも成長できます。

逆に暗い雰囲気のチームなら、ミスをしたら怒られそうだから安全なプレーを選択するでしょう。

そうすることで、誰も挑戦しないチームになってしまい、結果的に弱いチームになってしまいます。

挑戦できる環境を作ることは、チーム全体のレベルアップにも繋がっているのです。

チームの士気を下げない

一つのミスに対して、「ドンマイ、気に変えて!」と前向きの声をかけてあげることで、ミスをした選手だけではなく、声を出した選手も前向きにプレーできるようになります。

チーム全体として、ミスはするものだと言う認識を持っておくべきです。

キャプテン、副キャプテンを中心に、明るい雰囲気の声をどんどん出していきましょう。

声を出さない選手はチームに入りにくい

チームとして声をかけあえるようになってきたら、声を出さない選手はチームの流れに乗りにくくなります。

声を出せない選手は、「下手くそな自分なんかが声を出しても」のように思っているでしょう。

ですが、下手くそな自分でもいいのです。

とにかく声を出しましょう。

アドバイスやコーチングの声を出すのではなく、シュートを打ったなら「ナイスシュート!」キーパーがセーブしたなら「ナイスセーブ!」と見方にナイスと声をかけるだけでもいいです。

声を出すことで、味方を励ますことができるし、自分のテンションも上げることができます。

まずは「ナイス〇〇」と言う声から出してみましょう。

まとめ

味方がミスをしたときは「ドンマイ」、ナイスプレーをしたときは、「ナイス〇〇!」と声をかけてあげましょう。

難しいことは言わなくてもいいので、チームとして挑戦してもいい明るい雰囲気を作っていきましょう。

年下の選手がミスをしてしまったら、自分が「カバーしてあげるからどんどんチャレンジしよう」と声をかけてあげたり、とにかくポジティブな声を増やしていこう。

サッカーが上手くなるためには、個人の技術をあげることも大切ですが、このようなチームの雰囲気づくりも大切です。

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この記事を書いた人玉城 翔玉城 翔
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている
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