サッカー選手に多い足底筋膜炎の原因と予防
今回は、「サッカー選手に多い足底筋膜の原因と予防トレーニング」についてご紹介します。
朝起きて、最初に歩いた瞬間に、足の裏に痛みがあるという方はおられますか?
その方は、もしかすると、足底筋膜炎になってしまっている可能性があります。
足底腱膜炎とは?
足のアーチ構造を支える足底腱膜が炎症を起こし、小さな断裂を繰り返している状態です。
足の裏に痛みがあり、それが運動中だけでなく日常でも痛みがでます。
サッカーで多い、切り返しやターンなど速い動きを行ったときには激痛がはしります。
足底筋膜炎の原因
過剰な運動によって、足底筋膜に負荷がかかりすぎているのが原因の1つです。
サッカーは、切り返しや走り回ることが多いスポーツなので、足底筋膜に繰り返し圧力がかかっています。
その結果、足底筋膜が硬くなり痛みを感じてしまうのです。
予防:クッション性のあるシューズを選ぶ
かかとが薄すぎるシューズは、着地時の衝撃がダイレクトに足に伝わってしまいます。
足を守るため、衝撃を吸収するクッション性に優れたシューズを選ぶようにしてください。
扁平足やハイアーチなど、変形がある方は、中敷き(インソール)の使用が効果的です。
予防トレーニング:タオルギャザー
- タオルを用意する(フェイスタオルなどの小さいタオル)
- 床にタオルを敷き、その上に両足を置く
- 足の指でつかむようにして、タオルを自分の方へ寄せてくる
このタオルギャザーは、足底筋膜炎の重要な予防策の1つになります。
足底筋膜炎は、腱の柔軟性の低下だけでなく、筋力の低下によっても発症の可能性が上がってしまいます。
ですので、筋力を強化するためのトレーニングを行うことも必要なのです。
予防ストレッチ:ゴルフボールコロコロ
- ゴルフボールを用意する
- 座りながら、ゴルフボールをゴロゴロと足裏で転がす
暇な時間やテレビを見ている時間に、携帯を触りながらでも簡単にできるストレッチです。
これで、足底筋膜の腱が刺激され、柔軟性を高める手助けをしてくれます。
まとめ
今回は、「サッカー選手に多い足底筋膜炎の原因と予防」についてご紹介しました。
- 切り返しやターンなど速い動きを行ったときには激痛がはしる
- 過剰な運動によって足底筋膜に負荷がかかりすぎてしまうと足底筋膜炎になる
- 筋力、柔軟性を強化する必要がある
足底筋膜炎になってしまうと、完治するまでに時間がかかってしまい、練習に参加できなくなってしまいます。
足底筋膜炎にならないためにも、トレーニングとストレッチは行うようにしましょう。
私たち編集部は、森島寛晃選手・檜垣祐志選手などの元プロの選手や、鬼木祐輔さん・大木宏之さんなど日本代表を指導した指導者や有名校の指導者から、直接ノウハウを教えていただき、そのノウハウを取りまとめ、DVD教材として制作しています。
このブログでは、関わった元プロの選手や有名校の指導者のノウハウ・上達方法なども含めて、上達につながる有益な情報を発信していきます。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら