どうやったらプロサッカー選手になれるのか?③

檜垣裕志

その道のプロになりたいのであれば、その道を知るプロから学ぶのは当たり前です。

上手くなりたいのなら

日本にはその道を知らないのに、間違った道を教えている自称指導者が数多くいます。

僕は、子どもの頃からそういうことに違和感を強く感じていました。

だからこそ、ブラジルに渡りました。

一流のプロサッカー選手から学ぶためです。

プロサッカー選手から学ぶことが一番

上手くなるには、これもまた当たり前ですが、プロサッカー選手から学ぶことが一番です。

僕はプロサッカー選手になるまで、まともな指導を受けたことがありません。

だからこそブラジルに渡ったのですが、ブラジルは指導などしてくれない世界です。

しかし、そんなことは百も承知で、それよりも素晴らしいプロサッカー選手がたくさんいますから、彼らから学ぶことが一番でした。

プロから正しく学んでほしい

昨今、YouTubeやSNS等では、プロサッカー選手にもなれてないのにプロの技がどうとか、さもそれが真実のように指導しています。

が、ハッキリ言えることは、プロになってない人のそれは数多くの間違いがあるということです。

プロの技を身につけたいのであれば、プロから学ぶことです。

プロサッカー選手自身を見て、自分自身で感じ、考え、練習することです。

プロサッカー選手自身が指導や解説しているのならわかりますが、そうじゃない人は主観でしか言えません。

プロ自身から正しく学ぶことが、一番上手くなる方法です。

ブラジルに行って良かったこと

日本人の感覚からすると、誰かが常にサッカーを教えてくれると思いがちですが、ブラジルでは日本のように手取り足取り教えてはくれません。

むしろ、全く教えてはくれません。

ブラジルには技術書さえなく、見て覚えるのが当たり前なのです。

そんなブラジルに行って一番良かったことは、超一流の選手と超一流の試合を見れたことです。

だからこそ、僕はプロになれたと思っています。

見る目を養う

プロサッカー選手になれる人は、プロを感じられる人です。

これは、上手くなる人の共通点でもあります。

良いものとそうでないものの区別ができるのです。

どうしたらその感覚が身につくかと言ったら、それこそ、一流のプロサッカー選手たちの試合を見続けることです。

そうすれば、脳にはどんどん良いものがインプットされます。

鑑定士になるには、本物をどんどん見せられると言います。

そうすると、偽物に対して違和感を感じるそうです。

日本には、違和感を感じることが多々あります。

だからこそ、世界の超一流の本物を見続けてほしいのです。

プロサッカー選手になるには

  • 練習
  • トレーニング
  • 努力

は当たり前です。

プロサッカー選手になりたいと思っている人で、努力しない人は絶対に無理でしょう。

しかし、練習さえすれば、プロになれるわけではありません。

上手くなるために一番重要なのは、プロセスです。

プロセスこそ最も重要ですから、上手くなるために、どんな

  • 考え方
  • 意識
  • 仕方

が必要かを、これからも伝えていきたいと思います。

僕は、17歳からサッカーを始めてブラジル1部リーグのプロサッカー選手になれたからこそ、誰もが必ず上手くなれてプロサッカー選手になれるチャンスがあると思っています。

上手くなるから、サッカーはさらに楽しく、夢にもつながるのですから。

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この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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