マラドーナは受け継がれる象徴である

鈴木陽二郎

サッカー上達塾の川端氏から、「ディエゴ・マラドーナ」氏をテーマに記事を書いてくださいと依頼がありました。

折角の依頼ですので、今回はディエゴ・マラドーナ氏をお題に書いてみようと思います。

今回は、完全に鈴木的な主観による憶測、推測な記事です(笑)

批判的な意見もあると思いますが、楽しんで読んで頂けば助かります(笑)

マラドーナ氏の印象は、「目的地の認識が超絶強烈だ!」です。

そして「たちどころ」がすごい!

基本的に、ボールと自分の間に空間がありまくります。

窮屈な事が一切ないのがすごいです。

たちどころの権化ですね。

そんな事を考えながら、正対したDFの気持ちになって記事を書きました(笑)

DFに嘘の間合いを認識をさせるのが上手すぎる

マラドーナ氏が亡くなった後、SNSでマラドーナ氏の現役時代のプレーを見る機会が増えました。

見るたびに衝撃を受けます。

どのような衝撃かと言うと、DFのアクションです。

有名なマラドーナ氏の5人抜き動画ですが、抜かれるDFはマラドーナ氏より大柄です。

マラドーナ氏は165㎝ですので、対戦する相手は自分よりほぼ大きかったはずです。

ですが、抜かれるDFは全く足が届いていない。

当たり前ですが、体が大きい方が通常は「間合いは広くなります」。

日本人が海外選手と対戦する時に苦戦するのは、日本人との間合いの違いはよく聞く話ですよね。

しかし、マラドーナ氏の間合いは、自分より大柄の選手の間合いより圧倒的に広いわけです。

DFはこれまでの経験で、見た目(身長、スピード、足の長さ)などで間合いを推測(予測)します

身長165㎝でスピードはこれくらいだからボールはここらへんにくるど!となり、予測したボールが来るであろう場所に突っ込むとマラドーナ氏はもういない!となるわけです。

突っ込むとっていうよりは、突っ込んでる途中にもういない!ですね。

スピードで剥がさせてる感はないので、ただただタイミングが合っていないわけです。

マラドーナ氏の見た目(身長、スピード、足の長さ)から推測される(嘘の)間合いと、マラドーナ氏が繰り出す(本当)間合いがミスマッチ過ぎて、目の錯覚に陥るくらいのレベルだったと予測されます。

研究もされてるだろうし、それでも動画の様に完璧にドリブルで抜けるということは、わかっていても導かれるようにマラドーナ氏の嘘の間合いに入っていってしまうのでしょうね。

きっとそれは、対戦した選手にしかわからない事だと思います。

DFは後ろには目はない。

人間は、認識した形になる性質を持っています。

マラドーナ氏の嘘の間合いに突っ込むという事は、嘘の間合いを認識しまうからです。

何故嘘の間合いを認識してしまうかの1つは、前述したように見た目からの推測です

他にあるとしたら、シュートやパスも超一流だという事だと考えられます。

シュートやパスもあるので、DFは迷います。

では、なぜ迷うのか。

マラドーナ氏のドリブルを見ていると、背筋が伸び、顔が常に上がっています。

目線は常にDFの後ろ側にあります。

はい、もうお分かりですか?(笑)

私の記事を読んでくださってる方は、何となく言いたい事がわかるかと思います(笑)

姿勢は、目的地の認識が作ります。

背筋を伸ばし、顔をあげる事が目的ではなく、目の前のDFと戦うのではなく、未来のゴールやパスやドリブルコースなどの目的地を認識し向かう事で、結果として、背筋が伸びて顔が常に上がるわけです。

目的地を常に認識していると、目的地へのルートは何個も見えますし、途切れてもすぐルートを変えられます。

状況よって変わる最適解を、常に進んでいくのがマラドーナ氏です。

最適解を見つける続けるには、あのようなシルエットに勝手になっていったんだなと考えられます。

そんな最適解ルートを選び続けるマラドーナ氏と正対したDFは、恐怖しかないですよね

DFは後ろには目はありませんから、自分の背中側は見えるはずがありません。

超スーパースターのマラドーナ氏がボールを持ちドリブルしてきたら、自分の後ろ側を気にしないDFは存在しないはずです。

そこでドリブルだけでなくシュートやパスを選択されたら・・・と思うと金縛りにあいます(笑)

こちらの動画をみると、強いシュートなども多く打ってます。

目的地の認識を強烈に感じる動画ですので、是非ご覧ください

ちなみに、川崎フロンターレの三苫選手のドリブルはスピードがありますが、マラドーナ氏と似ているな。なんて思ったりもします。

三苫選手も、目的地へのルートを選び進んでいっていると思います。

こっちのルート行ってDFがこう来たらこっちのルートだな!的な。

三苫選手は、日本人では珍しい目的地への認識を強烈に感じる選手の1人です。

脈々と受け継がれる系譜

マラドーナ氏は、派手なフェイントはほぼありません。

勝手なイメージですが、アルゼンチン選手は派手なフェイントが少ないような気がします。

ですが、マラドーナ氏のように、相手に嘘の間合いを認識させてプレーしていく術を持っている気がします。

その典型的な選手が、メッシではないでしょうか?

そう思うと、

  • アイマール
  • ベロン
  • リケルメ
  • オルテガ
  • レドンド

などの往年の名選手も同じように、派手なフェイントはなく、マラドーナ氏のようにDFに嘘の間合いを認識させてプレーをしているような印象です。

当たり前ですよね。

きっとみんなが、超アイドルのマラドーナ氏の真似をしまくったはずだから!

そして、今はメッシを真似をする子供たちが沢山いることでしょう。

こうして、マラドーナ氏の系譜は受け継がれていくのだな。

マラドーナ氏が亡くなっても、マラドーナ氏はいなくならない。

そうやってマラドーナ氏は、フットボールを通じて永遠に生きていくのだなと思います。

改めてマラドーナ氏のご冥福をお祈りいたします。

この記事を書いた人鈴木 陽二郎鈴木 陽二郎
(株)エフネットスポーツ
FFCカレッジフットサルリーグ担当
新しい概念を吹き込んで上達に導く“フットボールコンセプター”
今まで、小学生から社会人まで男女を問わずフットボールを教えてきた。また、その理論や新しい概念(コンセプト)を提案して上達させるアプローチはプロにも評価されおり、現役Jリーガーからのサポート依頼は絶えることがない。育成においては、2014年よりキックの上達に特化した「蹴り方教室」主宰し、社会人をはじめ、小学生から大学生チームを指導して、数時間で「ボールの球筋が格段に変化する」「メニューをこなしていくと、自然に考える力と技術が身につく」など、すぐに圧倒的な結果が出る事例多数。また、「概念を変えることでプレーが上手くなる」という上達アプローチは、多くの指導者に影響を与え、日本代表の長友佑都選手の専属コーチである鬼木祐輔コーチなど、多くの優秀な指導者から絶大な支持を受けている。

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