ボールを上手く扱うための適正範囲

DVD教材 鬼木祐輔

ボールを上手く扱うためには、適正範囲を知ることが重要です。

適正範囲とは、自身がボールを見失わずコントロールできる範囲のことです。

実はこの適正範囲ですが、身体から遠すぎても近すぎてもダメです。

浮き輪を想像してください

イメージしにくいかと思うので、浮き輪を想像してみてください。

その浮き輪を地面に置き、輪の中に立つ。

足元の周りに浮き輪があります。

この浮き輪の部分がボールを扱える範囲、つまり適正範囲ということになります。

浮き輪よりも外側の部分・内側の部分は、ボールを正確に扱えない範囲です。

ドーナッツ

今想像していただいた浮き輪のような形状をした範囲を、鬼木コーチは「ドーナツ」と表現します。

このドーナツの範囲には個人差があり、分厚いドーナツもあればいびつな形のドーナツもあるといいます。

分厚いドーナツというのは、ボールを扱える範囲が広いと想像できますね。

いびつなドーナツというのは、右足で扱える範囲が大きくても、左足や後ろ側で扱える範囲が狭い場合もあります。

まずは、自身のドーナツの範囲を知ることが重要です。

適正範囲に身体を動かす

適正範囲を知ることで、ボールを簡単に失ってしまう原因を知ることが出来るからです。

ドリブルでボールが身体から離れてしまうのは、

  • 適正範囲よりも外側でボールに触っている
  • つまずく
  • 上手く進めない

からです。

ボールを置いてきてしまうのは、

  • 適正範囲よりも内側でボールを扱っている

からです。

ボールを触る前に、適正範囲に身体を先に動かす。

これが、ボールをうまく扱えるための第一条件です。

今回は、ボールが遠い場合、近い場合は、動きにどのような影響が現れるか、適正範囲で扱えている場合の違いを、動画で紹介させていただきます。

「正しいドーナツ」で扱えている時と、そうでないときの「差」に注目してご覧くださいね。

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