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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

【センアーノ神戸】指導者が行動を起こさなければ変化は生まれません【レビュー6】

三浦です。

今回のレビューを書くために、DVDを繰り返し見てノートに書いてチーム練習にも取り入れて見ました。

やはりセンアーノ神戸の選手たちはレベルが高く、動画のような展開にならない場面もありました。

しかし、メニューを何度か繰り返すうちに次第に形になって来たので、やはり繰り返し練習が必要だと感じています。

センアーノ神戸も大木監督が繰り返し、これらのメニューを行っているとのことです。

実際に練習に取り入れてみた体験から、皆さんの悩みの解決につながればいいなと思いますので書いてみます。

 

出したら動くをスムーズに

DISC1の鳥かごメニューや3対3対3をチームで練習してみて思ったことがあります。

やはり「出したら動く」ということが習慣化していないせいか、パスを出した後、思い出したように動き出す選手がいます。

一方、習慣化している選手は、あらかじめスペースを見つけておいて「パスを出しながら動く」というスムーズさがあります。

DISC1のセンアーノ神戸の選手たちの動きを見ても、出した後にワンテンポ遅れる子やスムーズに動く子がいたので個人差があるなと感じました。

パスを出した足を1歩目にして移動することは動きとして理解出来ていても、どこへ動くのかという事は選手の目に何が見えているかによって変わって来ます。

パスを出した後に「適切な場所」に動くためには、「あからじめ見ておく」ことが大切だと感じました。

「出したら動く」というシンプルな表現ですが、そこにはタイミングや場所などボールが来る前からの状況判断が必要です。

 

選手がワンプレー毎に立ち止まってしまう

「出したら動く」というサッカーで求められるプレーの反対側にあるものは、「ワンプレー毎に立ち止まる」ということです。

パスを出して、止まって様子を見る。上手くパスが渡ったことを確認してから動き出す。

これでは展開の速いサッカーでは後手後手になってしまいますね。

「なぜワンプレーで止まってしまうのだろう」

とお悩みの指導者も少なくないと思います。

試合の時だけそのような現象が起こる訳ではなく、練習でもその現象が起きているはずです。

練習でもワンプレーで終わっていて、仲間もコーチも何も言わなければそれでよいという判断になるはずです。

そのまま中学生になって、中学のチームの監督にワンプレーを指摘されても自分でどうやって治したらよいのか悩むことでしょう。

 

よい習慣はチーム内に伝わる

小学生のコーチングで大切な事は「よい習慣を身に着けさせること」です。

動きながプレーすることはよい習慣のひとつです。

もし、試合中にワンプレーで止まってしまう状況を見たくないのであれば、練習のテコ入れをしてはいかがでしょうか。

時間はかかりますが、半年後には目に見えた結果が出るはずです。何もしなければ何も変わりませんから、半年後もベンチから「ワンプレーで止まるな!」と叫ぶようになるはずです。

私の体験ですが、ある学年(5年生くらいが望ましい)にテコ入れをすることで、その下の学年には半分以下の労力で指導出来るという事があります。

 

指導者が行動を起こさなければ変化は生まれない

子どもたちはコーチの指導だけではなく、むしろ上級生のプレーを見て、真似して覚えるものです。

5,6年生に立ち止まる選手が多い場合、4年生、3年生たちも同じ道をたどる可能性が高いです。

チームの数年先まで見据えることが出来るコーチは、今回のタイミングで「人も動く、ボールも動く、見ている人の心も動かす」という大木監督の指導方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

子どもたちの将来を握っているのは保護者でも本人でもなく指導者であるという責任は決して軽くはないと思います。

 

成長する過程を見守る(三浦の体験)

今回の決心で、練習内容にテコ入れをしたとします。

その結果は徐々に現れて来ますが、サッカーというスポーツの特性上、ある程度の人数がまとまって上達しないと実際の試合での効果が期待出来ません。

成長、上達には個人差があります。

動くこと、空間認知能力、ファーストタッチという3つのポイントについて練習した成果は意外なところに出るものです。

三浦の場合は、サイドバックとサイドハーフの連携にその成果を見ることが出来ました。

ゴールキーパーが手でフィードしたボールを右サイドバックの選手がファーストタッチで前を向いて受けました。

そしてその足で寄ってきたセンターハーフとワンツーで前に抜けて行きました。

空間認知能力、ファーストタッチともにグッドなプレーです。

さらに素晴らしいのは、サイドバックでありながら、サイドハーフの選手が中に動いて作ったスペースでボールを受けて、クロスボールを入れることが出来たことです。

サイドハーフの選手が中に入ってスペースを作り、パスコースも作ったところに非常に関心しました。

ボールには一切触っていなくても、コンビネーションプレーで一番大事なところを演出しているからです。

まさに空間認知能力が高まりつつあるな、と感じた瞬間でした。

このように、得点シーンだけでなく、ボールのつながり方や選手の動き方に成長を感じる事が出来ると、指導者冥利に尽きるなと感じます。

(このプレーが出来れば勝ち負けはどうでもいいと思うことも!秘密ですが)

ぜひ指導者の皆さんもそのような感動を分かち合って欲しいと思います。

行動しなければ何も生まれません。選手に言っている言葉を自分に問いかけてみてください。

一緒に頑張りましょう。

 

三浦直弥(サッカーコーチ)

小学4年生からサッカーを始め、中学、高校、大学、社会人とサッカーを楽しみつつ、大学生の頃からコーチングの道を歩み始め、指導の楽しさも知る。

現在アラフィフのサッカーマンである。理論派でありながら熱い血潮を持つタイプ。

サッカーの本質を突く指導がモットー。

現在は、東京都のある街クラブでヘッドコーチを努めている。

好きな選手は故クライフ、そして自分の姓と同じ三浦カズ!好きな指導者は、森保監督の育ての親とも言えるオフト、そしてオシム。

座右の銘は「諦めたらノーチャンス」。

チーム運営や保護者対応などにも詳しく、近年はメルマガやブログへの寄稿活動も行っている。

 

 

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