サッカーで身長の高さは重要なのか?

濱中佑希斗

  • サッカーで身長の高さは重要なのか

気になっている人も、多いのではないでしょうか。

欧州サッカーでも近年ではとくに、技術だけでなく

  • 高さ
  • 強さ
  • スピード

などのフィジカル要素も求められています。

日本のジュニア世代でも、身長が高い選手が有望される傾向は、以前からよく見受けられました。

しかし、ジュニア世代は子供によって成長スピードも違いますし、成長が遅かったり身長が小さかったりしたら、通用しないというわけではありません。

この記事では、実際に私自身が経験してきたことを踏まえて、サッカーで身長の高さは重要なのかをご紹介します。

結論からお伝えすると、

  • 身長の高さが武器になるのは確か
  • ポジション別で身長の高さが求められる
  • 身長が小さくても最高の選手になれる

このようになります。

身長の高さは1つの武器になりますし、ポジション別によって高さが必要な場所もあるのは事実です。

しかし、たとえ身長が小さくても、プロで活躍できる選手には必ずなれます。

それぞれ、具体的に詳しく解説していきます。

身長の高さが武器になるのは確か

まず、サッカーをプレーする中で、身長の高さが武器になるのは確かです。

単純に小さい選手と比べると、空中戦の強さやフィジカル的要素で有利になるでしょう。

近年の欧州サッカーでも、技術だけでなく高さやスピード、強さなど、万能な能力が求められています。

これはジュニア世代でも同じで、同じ世代で身長が高い選手は、それだけで別格の存在になりやすいです。

しかし、身長が高くないとサッカーでは通用しないというわけではありません。

例えば、スピードがなくてもサッカーはプレーできますが、スピードがあれば1つの武器としてプレーに活かせます。

これは身長の高さも同じことで、高さがなくてもサッカーはプレーできますが、高さがあれば1つの武器になるということです。

ポジション別で身長の高さが求められる

身長の高さは、ポジション別で求められる度合いが違います。

例えばCBの選手には、フィジカル要素はもちろん、空中戦の強さも求められており、必然と高さも必要になるでしょう。

欧州サッカーで活躍するCBの多くは、身長が185cm以上の選手が多いです。

また、近年ではボランチの選手にも、高さや強さが求められています。

少し前の時代だとアンドレア・ピルロのように、低い位置からテクニックやパス捌きでゲームをコントロールする選手がいました。

しかし、近年ではポール・ポグバやレオン・ゴレツカのように、上手くて高さもあり強さもあるボランチの選手が増えています。

このように、ポジション別によって身長の高さが求められる度合いが変わってくるということです。

しかし、身長が小さいとCBやボランチなどでプレーできないのかと言われれば、決してそうではありません。

例えば、エンゴロ・カンテのように、運動量や守備能力の高さで身長を補ってるボランチの選手もいます。

バルセロナで活躍しているペドリも身長は小さいですが、テクニックと頭の回転の速さで相手を圧倒しています。

先程もお伝えしたように、高さがあれば1つの武器として活かせますが、高さがなくても他の能力で補えばとのポジションでもプレーできるということです。

身長が小さくても最高の選手になれる

たとえ身長が小さいとしても、サッカーでは最高の選手になれます。

  • 身長が高くないからプロにはなれない
  • 小さいからフィジカルで通用しない

というわけではありません。

先程もお伝えしたように、身長の高さはあくまで1つの武器になるだけで、身長が小さい選手は他の武器を身につければ十分通用します。

例えば、世界最高のサッカー選手であるリオネル・メッシは、身長が170cmと日本人と変わりません。

高さという武器はないものの、リオネル・メッシにはドリブルやパス、シュートなど他の武器を豊富に持ち合わせています。

このように、たとえ身長の高さがなかったとしても、高いレベルで活躍できる選手にはなれるということです。

ジュニア世代ではとくに、周りの子と比べて体の成長が遅く、「サッカーには向いてないのかな」と思ってしまう選手・保護者もいます。

しかし、たとえ周りの子と比べて身長が小さくても、これから中学・高校と上がっていくうちに大きくなるかもしれません。

もし身長が小さいまま止まってしまったとしても、高さ以外の武器を極めれば良いのです。

まとめ

サッカーで身長の高さが重要なのかという悩みついては、

  • 身長の高さが武器になるのは確か
  • ポジション別で身長の高さが求められる
  • 身長が小さくても最高の選手になれる

という結論になります。

結論をお伝えすると、身長の高さは1つの武器にはなるものの、高さがなくても最高の選手にはなれます。

高さがないのなら、スピードや技術、体の使い方などを極めて補えば良いだけです。

ジュニア世代で成長が遅く身長が伸びていない選手も、決して諦めることなく日頃のトレーニングを全力で行ってください。

この記事を書いた人濱中佑希斗濱中佑希斗
技術でフィジカルを圧倒する選手が好きなyukito.hです。ラ・リーガを中心に海外サッカーをよく観ます。自分が経験してきたことを踏まえて、サッカーで重要なことを伝えていきます。
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