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ジュニアサッカーの上達練習指導法

クーバーサッカースクール

ペナルティエリア内のシュートトレーニングについて

今回も「シュート力向上」がテーマです。

前回は、ペナルティエリア外からのシュートがテーマでしたが、今回は、ペナルティ内のシュートについて解説します。

サッカーで最も大切なスキルである「シュート」をシュートの長さとシュートを打つエリアを変えたトレーニングです。

僕のチームではこのようなシュートトレーニングを3ヶ月ほど行いました。

練習ではトレーニング効果を確認することが出来ましたが、実際の試合での効果はわかりませんでした。

しかし、先週末の交流大会では、より多くの選手がシュートを打ち、より多くの得点を叩き出すことが出来ました。

僕は練習の成果を実感しました。

半年前は、決定力不足に悩み攻撃パターンの少なさに困っていたのですが、どのゲームも3点以上の得点をあげることが出来ました。

攻撃パターンもバリエーション豊富です。中央突破、サイドアタック、セットプレーといろいろなパターンを見せてくれました。

まだまだ精度的な部分や、戦況に応じた攻撃方法の選択など課題はありますが、80点をつけてあげたいな、という評価です。

シュートトレーニングを指導したのは僕ですが、選手たちはシュートスキルを武器にして、攻撃パターンを考えてくれました。創意工夫ですね。そこを評価しました。

では、ペナルティエリア内のシュートトレーニングについて解説します。

 

■最も決まりやすいシュートは?

統計によると、サッカーの得点はそのほとんどはゴールエリア内からのシュートだそうです。

もちろん、ゴールエリア内のシュートは外しようが無いといえるかも知れませんね。

外しようがないシュート、つまり打てば入るシュートです。

では、ゴールエリア内からのシュート練習をすればよいのか?というとそうは行きません。

ゴールエリア内にボールを運び込むトレーニングが必要になります。

これではシュート練習にならないので、ゴールエリアに限定せずペナルティエリア内のシュート練習に置き換えました。

ペナルティエリア内のシュートを決めるためにはどんな考え方が必要なのでしょうか。

 

■ペナルティエリア内でトラップすると

例えばあなたが、ペナルティエリア内でシュートを打つというイメージを持ってください。

ペナルティエリア内で相手FWにボールを持たれるということは、相手ディフェンダーにとって最大のピンチです。

多くの選手が必死にボールを奪おうと襲って来るか、シュートをブロックしようとするでしょう。

ペナルティエリア外からのパスを受けたあなたは、より正確なシュートを打とうと慎重にトラップしたとします。

すると相手ディフェンダーはどう感じるでしょうか。

ダイレクトで打たないでトラップしたFWを見て・・・

「よかった、ダイレクトで打たれなくて」

と思うでしょう。そして、あなたにより近づいているはずです。

あなたは正確なシュートを打とうとして、シュートコースを狭められたのです。

ノートラップ、ワンタッチ、ダイレクト。表現はいろいろありますが、トラップしないことのメリットはいくつかあるようです。

 

■帝京高校の小沼元監督から学んだ

僕はその昔、帝京高校を率いる小沼監督と座談会に出席するチャンスを得ました。

「ペナルティエリアでトラップしているようじゃ勝てない」という小沼元監督。

そもそも、トラップしないとシュート出来ないようじゃダメ!ということまでお話しされました。

僕は当時この話を聞いて、ここまでこだわらないと高校サッカーを制することは出来ないのか!1点の重みを感じる話だ!と感動したものです。

 

■ペナルティエリアに入ろうとすると・・・

ペナルティエリア内でシュートを打つときに、もっとも打ちやすいのがサイドからのボールです。

ゴールキーパーやディフェンダーはサイドのボールに気をとられていることが多いので、ペナルティエリアに入ろうとしている選手に気づかないことがあります。

しかし、このようなフリーの状態は稀でしょう。

ほとんどのチームでは、ペナルティエリアに侵入しようとする選手をマークします。

マークされながら、また、マークを振り切りながらパスをもらってシュートを打つ!

この時もトラップの余裕はほぼ無いと言えるでしょう。

 

■ワンタッチシュートのポイント

ペナルティエリア内のシュートは決めようとすると、必然的にワンタッチによるシュートになります。

相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながら、キーパーのいないコースに向かってボールを蹴り込むこと。

この練習がペナルティエリア内のシュートトレーニングのキモです。

 

トレーニングでは3つのポイントを選手に示しました。

・足は振らない

・バランスを崩さない

・転んだら負け

この3つです。

 

次回は、この3つのポイントについて詳しく解説します。

するどい読者の方々はポイントに気づいているでしょう。

お楽しみに!

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