日本とは違うブラジル式トレーニング方法と上手くなるための考え方

玉城翔 練習法

サッカーをしていたら、一度はこのようなことを考えたことありませんか。

  • 日本の方が環境が良いのに、どうしてブラジルの方が強いのか
  • どうしてヨーロッパじゃなくて、ブラジルがサッカー王国なのか

確かに生活環境なら、日本やヨーロッパはブラジルと比べると優れています。

ただ、「サッカーをする環境」を考えてみると、ブラジルの方が優れているのです。

「だったらブラジルの真似をすればいいんだね」と思うかもしれませんが、全てを真似することはできません。

日本とブラジルの国としての環境を、簡単に変えることはできません。

ですが、一部を取り入れることはできます。

今回は、ブラジル式のサッカーが上手くなる方法や上手くなる考え方を解説していきます。

整った練習場所がないブラジルの環境

日本のように、砂がきれいに整っていて、子供が怪我しないような環境が整っています。

ですが、ブラジルはきれいに整っている環境は滅多にありません。

きれいな環境でプレーするには、プロの下部組織のようなサッカーにお金をかけている環境に入る必要があります。

ブラジルの多くの子供達がいつもボールを蹴っている場所は、

  • ストリート(路上)
  • 整備されていないガタガタのグラウンド

です。

ブラジルの子供達は、ストリートで「遊び」を覚え、ガタガタのグラウンドで「足腰」を鍛える

ストリート(路上)で「遊び」を覚える

ブラジルの子供たちの中でも、お金持ちはクラブチームに入れますが、お金持ちではない家庭だとボロボロのボールを裸足で蹴ることは普通です。

路上を裸足でサッカーすると言うことは、必然的に怪我のリスクもあります。

そこで養われるのは、「遊び」です。

決して生活環境が良いとは言えないけど、サッカーの「遊び」や「楽しさ」を知れる環境であることは間違いないです。

ガタガタのグラウンドで「足腰」を鍛える

日本では、

  • 公園内はボール禁止
  • この範囲内のみボールの使用可能

のように、ボールを蹴れる環境が制限されていることが多いです。

またボールを蹴っても良い場所は、きれいに整地されています。

ですが、ブラジルは正反対で、整った環境でボールを蹴れるところはあまりないです。

雨が降ってもぬかるんだ地面で足腰が鍛えられ、地面の足跡が乾いてガタガタになり、怪我のリスクがある環境でも平気でサッカーをしています。

日本では、雨が降ったら練習が休みになったり、室内になったりして絶好の環境を捨ててしまっているのです。

整っていない環境だからこそできること

環境が良くないからこそ、整った環境でサッカーをして家族を楽にさせてあげたいと言う「ハングリー精神」の強さもブラジルの特徴です。

ブラジルではお金を払わないと、整備されたグラウンドでサッカーをすることができません。

ですが、日本だと、街を歩けばきれいで整ったグラウンドがいくつもあります。

日本人はサッカーが上手いとよく言われますが、なぜか世界で活躍することができません。

ブラジルの子供たちがサッカーで身につける

  • 遊び
  • 楽しさ
  • 足腰

が、サッカーを上手くなるためのヒントかもしれません。

まとめ

もし日本とブラジルの環境が逆だったとしたら、日本がサッカー王国と言われていたのかと言うと、「イエス」とは言えません。

ブラジルのサッカー文化があってこそ、国民全体がサッカーに対する思いが強いし、環境が悪くてもサッカーを楽しむことができています。

ストリートやガタガタのグラウンドでサッカーをすると、技術面でも身体的にも向上します。

が、根本的にサッカーが「楽しいスポーツ」だと心の底から思っているかどうかが、サッカーが上手くなる秘訣です

楽しいからこそいろいろな工夫が生まれ、もっとサッカーをしたい気持ちにもなります。

サッカーが上手くなりたいなら、「楽しむ」ことから始めましょう。

この記事を書いた人玉城 翔玉城 翔
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている
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