【素走りはNG?】ボールを使って体力と技術をアップさせよう

玉城翔 練習法

いきなりですが、あなたはこのような練習をさせていませんか。

  • ボールを使わない素走り
  • 無意味な長距離走

もちろん、サッカーで必要な体力をつけるために走らせることは大切な事です。

罰ゲームで「校庭一周!」と決めておけば、選手たちも必然と本気になります。

ですが、もしボールを使ったトレーニングの中で体力をつけれるなら、あなたはどっちを選びますか。

選手たちは、どっちの方が上手くなるでしょうか。

答えはもちろん、「ボールを使ったトレーニング」です。

今回の記事では、ボールを使い「体力」と「技術」の両方を身につけるトレーニングを紹介していきます。

サッカーでは「体力」と「技術」の両方揃えば無敵になれる

無敵になれるは少し大袈裟かもしれませんが、どちらかの力が低かったらプレーが大きく変わったしまいます。

とはいえ、「そんなことわかっている!」と思いますが、もう一度簡単に整理してみましょう。

例えば、

  •  体力あり 技術なし → 走れるが役に立ちづらい
  •  体力なし 技術あり → 安定したプレーができない
  •  体力なし 技術なし → 良い印象を残せない
  •  体力あり 技術あり → 試合を通して安定したプレーができる

どちらかが欠けてしまうと、大事な場面でミスをしてしまう可能性が高くなります。

ですが、両方兼ね備えていることで、大事な場面でのミスは格段に減らせます。(メンタル的な問題もあります)

サッカーは疲れている時こそ、本当の技術の差が出てきます。

ここで「体力」「技術」の両方がいかに大切なのかを、再認識できたでしょう。

今までの練習にひと工夫するだけで大丈夫

例えば、「ランニング」「ボールタッチ」の練習が多いとします。

このトレーニングをひと工夫すると、

  • ランニング:ドリブルしながらランニングする
  • ボールタッチ:その場でするなら「速く」「細かく」、動くなら距離を伸ばしたり、ランニング中に混ぜるなど

このように、ほんのひと工夫するだけでも、効率よくトレーニングできます。

ただのランニングよりも、ボールを触りながら走る方が選手も楽しく走れます。

無意味な「ながらトレーニング」は意味がない

トレーニングを混ぜると効率が良くなったり、選手が楽しんで練習できるようになります。

ですが、なんとなく練習すると意味がなくなります。

ドリブルしながらランニングしているけど、大きくボールを蹴って全然ボールを触っていなかったら意味がありません。

選手には、ストレスをかけないような楽しい練習をさせてあげることも大切ですが、ある程度の制限を設けて上げましょう。

だらだらトレーニングするなら、一つのトレーニングを徹底する方が選手の身になります。

「体力」と「技術」の両方を鍛えるおすすめの練習方法を3つ紹介!

  • 高速でコーンドリブル
  • 無限1対1
  • ダッシュ・リフティング・ドリブル

高速コーンドリブル

名前の通りで、高速でコーンをドリブルします。

自分の中の、最大限のスピードかつ細かいタッチで行ってください。

グループ分けをして、チーム戦にすると盛り上がりますね。

無限1対1

「勝てば抜けて、負ければ抜ける」

これを繰り返していれば、足腰がクタクタになってきます。

このクタクタの状況こそが、試合の終盤の疲れている場面で役に立ちます。

何度も挑戦できる環境を与えることで、技術を高めれます。

はじめにも書いていますが、サッカーは疲れている時こそ、本当の技術の差が生まれます。

ダッシュ・リフティング・ドリブル

10mダッシュして、リフティングを10回、コーンドリブルor1対1

このトレーニングも、疲れている中で技術を発揮する練習です。

チーム練習でなくても、個人出てきるトレーニングです。

個人で行う場合は、1対1ができないので仮想の相手で行う。

まとめ

何度も言いますが、疲れている時こそ、本当の技術の差が生まれます。

ただ走らせるトレーニングよりも、なるべく実戦に近いコンディションで行うことで、「体力」と「技術」の両方を鍛えれます。

走らせる事は大切ですが、肉体的な強化をするよりも技術を高めてあげる方が、選手の将来のためになります。

なるべく、ボールを使ったトレーニングを増やして上げましょう。

この記事を書いた人玉城 翔玉城 翔
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている
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