サッカー選手はオーバートレーニング症候群に注意!
今回は、「オーバートレーニング症候群」についてご紹介します。
みなさんは、「オーバートレーニング症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
オーバートレーニング症候群とは、運動・スポーツの実施や日常の生活で生じた、身体的な疲労が十分な回復過程を得ることができずに、積み重なられた結果、身体が慢性的疲労状態に陥った状態のことを言います。
オーバートレーニング症候群の症状としては、
- 運動パフォーマンス低下
- 身体が重い
- 起床時の疲労感
といった症状があります。
その症状をほっておくと、
- 睡眠障害
- 食欲不振
- 体重減少
- 動悸
- めまい
- 腹痛
- 下痢
- 筋肉痛
- いらだち
- うつ状態
などが現れます。
この状態になってしまいますと、練習やトレーニングを一度中断しなければいけません。
しかし、サッカー選手には、オーバートレーニング症候群になってしまう方が多いと言われています。
目次
サッカー選手がなぜオーバートレーニング症候群を発症する方が多いのか?
①サッカーは高負荷のスポーツ
サッカーの試合は、前半45分・後半45分の合計で90分間の試合が行われます。
その90分間、選手は
- 全力疾走
- ジョギング
- 切り返し
- ハーフダッシュ
などを連続して行なっているので、ほとんど休みがないのです!
そのため、オーバートレーニング症候群になりやすいです。
②回復時間をあまり考えられていない
選手が長時間練習すれば、上手くなるという考えを持っている指導者が多いです。
日本は、まだ昔ながらの根性論練習が広く根付いており、中々抜け出せていない部分があります。
ですので、サッカーは「練習すればしただけ上手くなる。」と思い込みがちなのです。
そのため、オーバートレーニング症候群になってしまう選手が多いです。
オーバートレーニング症候群の処置
オーバートレーニング症候群になってしまう原因を取り除くことが重要です。
トレーニングの軽減や、休みをとるようにしましょう。
休みをとることも、トレーニングの1つだと思ってください!
まとめ
今回は、「オーバートレーニング症候群」についてご紹介しました。
- オーバートレーニング症候群は身体が慢性的疲労状態に陥った状態のこと
- トレーニングの軽減や休みをとる
- 休みをとることもトレーニングの1つ
普段から、トレーニングをしているのにもかかわらず、休みの日にトレーニング量を増やしてしまったら、悪循環になってしまいます。
ですので、休む時はしっかり休むようにしましょう。
私たち編集部は、森島寛晃選手・檜垣祐志選手などの元プロの選手や、鬼木祐輔さん・大木宏之さんなど日本代表を指導した指導者や有名校の指導者から、直接ノウハウを教えていただき、そのノウハウを取りまとめ、DVD教材として制作しています。
このブログでは、関わった元プロの選手や有名校の指導者のノウハウ・上達方法なども含めて、上達につながる有益な情報を発信していきます。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら