【檜垣コーチ】テニスボールリフティングの意味と効果

スキルアップ DVD教材 トラップ 練習法

こんにちは!檜垣です。

日本では、リフティングがサッカーに必要ないと言う人もいます。

さらには、テニスボールでのリフティングに関して、全くやったこともない人もいると思います。

僕自身も、高校生からサッカーを始め、リフティングも全くできずにブラジルに渡り、その技術差に関しては一番悩みました。

 プロとアマチュアの差

実際に、プロサッカー選手になるような選手に、リフティングができない選手はいません。

プロサッカー選手でボール感覚の良い選手ほど、リフティングも上手いです。

多少ボール感覚に課題があるような選手も、それなりにリフティングはできます。

正しいリフティング感覚とボール感覚は、比例します。

ですから、正しいリフティングトレーニングを行うことにより、ボール感覚は必ず上がります。

そこで、テニスボールのリフティングトレーニングについてですが、これについては、サッカーボールでちゃんとできるようになってから始めた方が良いです。

ボール感覚を養わせる自主練習法

サッカーボールで正しいリフティングトレーニングができないのに、テニスボールでのリフティングはまだ早いです。

サッカーボールでのリフティングトレーニングの次に、なぜテニスボールでのリフティングトレーニングが必要なのでしょうか?

そもそも、リフティングトレーニングは何の為に必要なのでしょうか?

ボール感覚、ボールコントロールはもちろんですが、自分で自分の身体の感覚を上げて、身体をコントロールするためのトレーニングでもあるのです。

ボールトレーニングでは、ボールを見ることができますが、自分の身体の全体像は、自分では見ることができません。

ボールを上手く捕らえるには、自分の身体を上手くコントロールできなければいけません。

目だけでボールを捕らえていても、正確な身体の動きができなければ、ボールに対して上手くコンタクトできません。

サッカーボールからさらに小さいテニスボールを通じて、目でボールを捕らえ、さらに正確な身体の使い方で、ボールにコンタクトし、ボール感覚を上げることが、より正確なボール感覚・ボールコントロール・身体の使い方を身につけることにつながるのです。

感覚を上げてほしい

その感覚が上がれば上がるほど、サッカーボールでもテニスボールでも変わらないくらいの身体の感覚を身につけられるようになります。

字を書くときに、鉛筆を使うときより筆で書く方が難しいですが、手を使うという感覚に関しては大きな違和感はないでしょう。

それと同じで、例えば、サッカーボールが鉛筆ならば、筆はテニスボールと考えてみてください。

筆というテニスボールの方が扱いにくくても、手を使うことに違和感ないように、利き足に対しても手と同じように、違和感をなくさなくてはいけません。

上手く身体の使い方を身につける

テニスボールのリフティングを通じて、より上手く身体の使い方を身につけることが重要なテーマなのです。

利き手は、生まれたときから当たり前のようにどんどん使っていますが、利き足はほとんど使いません。

利き手と同じように、利き足もたくさん使っていかなければなりません。

そのトレーニングの一つとして、「テニスボールリフティング」は非常に効果的なトレーニングです。

この記事を書いた人檜垣 裕志檜垣 裕志
1970年生まれ 石川県出身。ブラジル選手権一部リーグに所属するチーム。日本国籍者としてプロ契約した2人目のサッカー選手。ブラジル選手権一部リーグのポルトゲーザなどで活躍。当時、ゼ・ロベルト(2006 W杯ブラジル代表)とともにプレーをした経験もある。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンス、
CBF(ブラジルサッカー協会)公認コーチライセンスを保有
圧倒的なテクニックと確立された指導法には定評がある。現在、明光サッカースクール、東京スポーツレクリエーション専門学校などで、子どもたちにサッカーを指導している。
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