足元にボールを置くことの重要性とは?
ドリブルやトラップをするとき、どうしてもボールが足元から離れてしまう選手もいるのではないでしょうか。
指導者からも
- 足元からボールを離すな!
- ボールを置く位置を考えて
など、練習中に指摘されることもあるかもしれません。
しかし、なぜ足元にボールを置くことが重要なのか、いまいち理解できていない選手もいるのではないでしょうか。
この記事では、実際に私自身が経験してきたことを踏まえて、足元にボールを置くことの重要性をいくつかご紹介します
結論からお伝えすると、足元にボールを置くことで、以下3つの能力が飛躍的に向上するでしょう。
- プレー精度が上がる
- どんな状況でも瞬時に対応できる
- 顔を上げてプレーできる
足元にボールを置いてプレーできるだけで、プレーの幅が大きく広がるのです。
それぞれ具体的に説明していきます。
- 足元にボールを置けばプレー精度が上がる
足元にボールを置くことで、
- ドリブル
- トラップ
- パス
- シュート
など、すべてのプレー精度が格段に上がります。
なぜなら、サッカーは足を使ってプレーする競技であり、基本的には足でボールを触ることですべてのプレーが可能になるからです。
例えば、違う競技のバスケットボールでは、ドリブルやパス、シュートなどプレーするときは手を使いますね。
ドリブルするときには自分がドリブルしやすい範囲内でコントロールしますが、もし手で触れる範囲外にボールをコントロールしてしまうと、途端にプレーしづらくなってしまうでしょう。
これはサッカーも同じで、足で触れる範囲外にボールを置いてしまうと、それだけプレー精度が低くなってしまいます。
足で触れる範囲にボールを常にコントロールすることで、ドリブルやトラップ、パスなどのプレーがよりスムーズに行えるようになるでしょう。
足元にボールを置くことでどんな状況でも瞬時に対応できる
足元にボールを置くことで、プレー精度が上がるだけでなく、どんな状況でも瞬時に対応できるようになります。
サッカーは、常にその場の状況が変化し、そのときの最適なプレーを瞬時に行わなければいけません。
最適なプレーを瞬時に行うためにはどうすれば良いのか、それは足元にボールを置いてプレーすることです。
例えば、ボールをトラップしたときに、前から相手選手がプレッシャーをかけてきたとしましょう。
このときに足元にボールがあれば、瞬時にドリブルやパスを選択して相手選手を交わせます。
しかし、足元にボールがなければ、瞬時にドリブルやパスを行えず、相手選手にボールを奪われてしまう可能性が高いです。
ボールを奪われない選手は、常に足元にボールを置いて、その場に適したプレーを選択し実行しています。
顔を上げてプレーできる
先程、サッカーはその場の状況が常に変化するとお伝えしましたが、その場に適したプレーを選択するためには顔を上げてプレーすることが重要。
なぜなら、周囲がどんな状況なのかを把握するためには、目で見て確認する必要があるからです。
しかし、顔を上げてドリブルやトラップをするのは、どうしても難しいと感じてしまいますよね。
そこで意識してほしいことが、これまでにもお伝えしてきたように、足元にボールを置いてプレーすることです。
足元といっても、体の真下にボールを置くのではく、顔を上げたときに間接視野でボールが視界に入る位置。
間接視野でボールが見えていれば、顔を上げてもドリブルやパスができるようになります。
まとめ
足元にボールを置いてプレーできれば、幅広いプレーができる選手に成長てきます。
- ドリブルやパスなどのプレー精度が上がる
- どんな状況にも瞬時に対応できる
- 顔を上げてプレーできる
顔を上げてプレーできれば、どんな状況も把握でき、その場に合わせて瞬時に対応できます。
瞬時に対応できるということは、それだけプレーの正確さも向上し、プレー精度も飛躍的に向上するでしょう。
それだけ足元でボールを置いてプレーするということは、サッカーにおいて重要であるということです。
幅広いプレーができる選手になりたい方は、ぜひ足元にボールを置くことを意識してプレーしてください。
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