サッカーが上手くなるには「楽しい」と思わせること

あなたが指導している子どもたちは、楽しくプレーできていますか？

サッカーだけでなく、別のスポーツや勉強にしても同じことが言えます。

まだまだ若く、脳が柔らかい子どもたちが「楽しい」と思うと、どんどんいろいろなことを吸収して飛躍的にサッカーがうまくなる可能性があります。

• ここはこうするべきだろ！
• どうしてこのプレーをする！

このような言葉を、子どもたちに浴びせていないでしょうか？

自分が思ったことを強要することが、プレイヤーとして成長するとは必ず言い切れません。

その言葉で、子どもたちが怯えていませんか？

厳しく指導するのと、厳しく強要するのは意味が違います。

また、緩い指導で何となくやるだけのサッカーも少し違います。

それで今回は、「楽しい」を作っていく方法を紹介していきます。

「楽しい」は作れないがアドバイスはできる

「楽しい」を作る方法を紹介すると言いながら、他人が作るモノではないと矛盾していますが、例えば親が「勉強は楽しいんだよ」と言ってきても、勉強が嫌いな人からしたら疑いますよね？

それと同じことです。

親や指導者が言うことは、絶対ではありません。

ただ、スポーツだと「楽しい」とアドバイスする事はできます。

その方法は、下記で解説しています。

「楽しくない」時にどうするべきか

サッカーはチームスポーツですから、みんながみんな楽しみながらサッカーをしている訳ではないです。

中には、良いプレーが出来ない子どもだっているでしょう。

だからと言って、指導者があれこれ口出しをしても萎縮してしまうだけです。

とは言え、厳しさがなくても良くないです。

厳しさの中に、サッカーを楽しんで欲しいと言う気持ちを忘れないようにしましょう。

「楽しい」を作るためにするべき方法

• サッカーの楽しさを肌で感じさせる
• サッカーでしか出来ない仲間を作らせる

どんな悩みがあっても、この方法を試す事で、子どもたちのモチベーションは上がりサッカーを楽しむようになります。

サッカーの楽しさを肌で感じさせる

最近では、YouTubeやDAZNなどの動画配信サービスで、多くのサッカーのコンテンツがあります。

トレーニング動画やプロの試合の動画は、数年前と比べて簡単に見れます。

また、実際にスタジアムに足を運ぶのもおおすすめですね。

普段は感じれない雰囲気や画面では見れない迫力を体感する事で、早くサッカーをやりたいとモチベーションが上がるかもしれませんね。

サッカーでしか出来ない仲間を作らせる

サッカーをする事で、一生の仲間（チームメイト）ができます。

同じ仲間と長い時間過ごす事は、これからの長い人生を見ても大きな財産になる事は間違いなです。

サッカー以外の場面でも、行動できれば充実した日々を送れるでしょう。

ブラジルサッカーが強い理由

ブラジルのサッカーが強い理由も、サッカーを楽しんでるからです。

靴も履けないような子どもたちが、裸足で道端でボールを蹴っている画像や動画を見たことがあるでしょう。

それはなぜだと思いますか？

サッカーが楽しいからです。

ネイマールにしてもロナウジーニョにしても、サッカーを楽しんでいるから、誰もが思いつかないようなアイデアが思いつくのです。

まとめ

サッカーを指導する上で一番大切にするべき事は、「楽しい」と思わせる事です。

技術は、後からいくらでも教えれます。

まずは、サッカー自体が楽しいスポーツであることを教えてあげましょう。

時には厳しく指導することも必要ですが、大切な事はたった一つだけです。

楽しいと思うことができれば、ボールを自主的にどんどん触るようになり、いつの間にか上手くなっていきます。

この記事を書いた人玉城 翔
サッカー歴は10年以上にもなり、県選抜候補に選ばれたことも。自身経験を活かし、地元の小学生に指導した経験も持っている