サッカー上達のためにサッカーノートを続けるコツとは?
サッカーノートを書くことは、様々なメリットがあります。
ただ、続けることは意外と簡単なことではありません。
そこで、今回はサッカーノートを続けるコツを紹介していきます。
目次
サッカーノートのメリット
まずは、サッカーノートのメリットについて考えてみます。
メリットが大きければ大きいほど、続けるモチベーションも高まります。
常に目標と課題を意識出来る
目標と課題はなんとなく頭の中にあるものですが、忘れがちです。
しかし、ノートに書くことや繰り返し見返すことで、常に意識することが出来ます。
振り返りが出来る
ノートを書くときに、プレーを振り返ることになります。
例えば、試合において、中盤でボールを受けてターンをしたため、ボールロストをした場面があったとします。
改善出来る点は、、
- もっと良いターンをする
- バックパスをする
- 半身でキープをする
ざっと考えてもこれだけ出てきます。
もっと出てくるかもしれません。
このように、その場では思いつかなくても後から色々と選択肢を考えて、その後の試合での判断や練習の課題として取り組むことが出来ます。
プレーを言語化出来る
書くことは、すなわちプレーを言葉にすることです。
言葉に出来ると、試合中のコーチングがスムーズにいきます。
中村憲剛選手があるインタビューで、「ボランチは言語化がマスト」と話していました。
そう考えると、試合中に話すシーンは多くあります。
例えば、
- 味方のあるサイドが崩されていたら、それをどう防ぐか
- 敵のプレッシャーがきつい場合、一旦中盤をとばすか
- 引いた敵ディフェンスをどう崩していくか
など、短い時間と短い言葉で、的確に周りに伝えることが必要になります。
そのトレーニングとして、ノートはとても有効です。
メンタルが落ち着く
試合で負けたりミスしたりすると、悔しさで頭がモヤモヤします。
そういった時は、それらについてノートに書くと頭がスッキリします。
後で見返した時に、思い出して嫌だと感じるかもしれませんが、その時には時間が経っているので、当時よりは冷静な目で見れます。
そうなれば、それら場面は反省材料になってくれます。
プレーを悩みがちな人には、特におすすめです。
書き方
次に、書き方について説明していきます。
基本的には、自由、です。
続けていくため、楽しく書くためには、何かに縛られることなく自由に書くことがオススメです。
そのうえで、いつくかのコツを紹介します。
思いついたことを書く
書く時に、思いついたことを書きましょう。
また、長く書く必要はありません。
例えば、
- 今日は良いプレーが出来た。
- 負けて悔しかった。
- 次の大会ではもっと良い試合をしたい。
などの1行でも良いです。
ある程度書いていくと、言葉や思考が自然と増えて、書く量と情報が増えていきます。
頻度を上げる
毎日書く必要はなく、自分のやりやすいペースで良いです。
ただ、毎日書いた方が習慣づけが出来て続けやすいです。
例えば、夜寝る前に書く、といったように決めて、
頻度を高めた方が書きやすくなります。
ポジティブに
課題や悩みが多かった場合、書く内容が暗くなりがちです。
自分で自分のプレーを褒めてあげたり、明るい未来をイメージするなどして、読み返したくなるように、バランスをとって書きましょう。
読み返す
ノートは書くことだけではなく、読み返すとさらにメリット高まります。
読み返すことで思い出して、記憶に残ります。
記憶に残ると、意識が高まります。
また、以前の自分と比べて成長を実感することも出来ます。
そして、同じ悩みが出てきた場合には、乗り越えた経験が見つかるかもしれません。
自分だけのサッカーの教科書、のようなイメージです。
ノートは何でも良い
使うノートは、何でも良いです。
A4のノートがイメージしやすいですが、個人的には手帳サイズをオススメします。
整理や持ち運びがしやすいですし、手軽に扱えるからです。
ただ、そのあたりは好みもあると思います。
スマホやブログなど、書き残しやすいものなら何でも良いです。
自分にとって継続しやすいものを、使ってみましょう。
サッカー以外のことも書いてよい
せっかくの記録の機会なので、多すぎなければサッカー以外のことを書いても良いと思います。
例えば、人間関係であったり、食事についてなどです。
サッカーに直接関係なくても、自分の気分や思考がスッキリすることなら、きっと役立つはずです。
- 参考になる本
中村俊輔 「夢をかなえるサッカーノート」
日本代表のエースにまでなる選手がどんなことを考え、ノートにとったかは参考になるし、読み物としても面白いです。
ノートの継続の良いモチベーションにもなります。
書くこと例:実際にどんなことを書くと良いのか、簡単に事例を上げました。
- 長期目標(スタメンになって活躍したい)
- 短期目標(サイドの突破力を上げる)
- 自分の課題(得意のフェイントを磨く)
- 悔しかったこと(ドリブル突破が成功しなかった)
- 戦術的なこと(サイドでフリーになるための動き方)
- 参考にする選手(動画などを定期的にチェックする)
- 食事法(試合前に食べて調子良かったもの)
- 参考になった言葉(試合の中でマーカーに縦突破を意識させる)
- モチベーションアップの音楽(ヒゲダン「宿命」)
かなり個人的なもので、他人から見るとおかしなものもありますけど、とにかく自分なりに何でも楽しく書いてみるという例です。
基本的に人に見せるものではないので、何でも書けます。
まとめ
サッカーノートを書くというメリットは以上のように、多くありますが、継続するのは簡単ではありません。
しかし、気軽に気分良く継続する方法も多くありますので、今回の記事を参考にして是非ノートを続けていってください。
そして、成長や改善を楽しんでサッカーしましょう!
サッカーを小学生からはじめ、中、高校、大学と部活動に参加する。社会人では市リーグに所属し、サッカーを続ける。社会人になってからは、フットサルもプレーする。様々なチームでプレーする中で、指導的な立場も経験し、その中で上達法や楽しみ方などを伝えるようになる。40代2歳息子の父。主なポジション:ハーフ、サイドバック、好きな選手:イニエスタ、メッシ、好きな監督:岡田武
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