☆改めて、ボールコントロールトレーニング方法④
目次
★ボールタッチは細かくではない
ボールタッチを細かくという概念は間違っています。
そもそも、ボールタッチには目的が伴わないといけません。
ボールタッチを細かくではなく、ボールタッチをした後のボールの置き場所が重要なのです。
細かくボールを触っているとき、次のプレーはできません。ボールの置き場所が良いから次のプレーにつながるのです。
プロのプレーでボールタッチが細かく見えていても、それらは次のプレーにつながるようにボールをタッチしているだけです。
★ドリブルのフォームが良くなるトレーニング方法①
僕の指導するアカデミーでもやっているトレーニングですが、約20メートルの距離を1往復ドリブルします。40メートルのドリブルですね。
次に、それを2往復やります。
2往復の次は、3往復、4往復、5往復…と、10往復までやります。
これをやるとドリブルのフォームの矯正になります。
例えば、無駄にボールタッチが細かいと、ただ疲れるだけになります。
また、ボールタッチミスは、体力を奪う原因にもなります。
無駄なボールタッチ、ボールタッチミス、無駄な動きは体力の消耗につながりますから、それらは、長くドリブルをやればやるほど、身体が自然に反応して良くなります。
最終的に10往復目には、ボールの持ち方のフォームは良くなります。
★ドリブルのフォームが良くなるトレーニング方法②
このドリブルトレーニングは、やればやるほど良くなりますが、気をつけるポイントを絞ると、もっと良くなります。
先ず、常にボールタッチした後、身体(利き足)からボールを離さないように気をつけなければいけません。
ボールを身体から(利き足から)離さないようにと言うと、ボールタッチを細かくと勘違いされることがありますが、ボールを触れば、必ずボールは足から離れますから、ボールを触ったと同時にボールと共に身体をボールに合わせて、利き足の横(アウト側)にボールを置くようにしてください。
簡単ではありませんが、それを意識するだけで違います。
ほとんどの人が気づいてないのですが、利き足でボールを触っていても、人間の身体の構造上、ボールは身体の真ん中から逆足側に流れるようになっています。
だからこそ、ボールタッチした後のボールの置き場所にこだわらないといけません。
★ドリブルのフォームが良くなるトレーニング方法③
ボールを身体から(利き足から)離さないようにと考えると、先ず、最初のタッチは気をつけなければいけません。
よーいスタートで、ボールを蹴って走るのではなく、ボールと身体(利き足)が一緒に離れないように進まなければいけません。
もちろん、ドリブル中もボールタッチを気をつけ、ボールタッチした後の置き場所に気をつけてやらなければならないです。
さらに、気をつけるポイントとして、アウトでターンした後です。
アウトでターンした後、ボールの置き場所は利き足側にボールはありますか?
ターンした後、逆足側にあったり、身体の真ん中にあったり、そういう細かなところも気をつけてください。
アウトでターンした後のボールの置き場所の良し悪しは、その前のボールの持ち方、ボールの置き場所にもつながりがあります。
身体から(利き足から)離れたボールは、アウトでターンした場合、必ず、ボールの置き場所はズレて、逆足側になります。
また、アウトのターンをやりやすいようにするために、アウトのターンをする前のボールタッチを利き足の斜めに置くようにしたりしますから、ボールタッチ、ボールの置き場所は、すべて細かくチェックしなければいけません。
★ドリブルのフォームが良くなるトレーニング方法④
アウトでターンをしたら、すぐボールタッチし、前に進むことです。
アウトでターンをする→ボールの置き場所は利き足側に置く→すぐにボールタッチする
ターンした後に素早くボールタッチできるかどうかもチェックの一つです。
アウトでターンし、利き足側にボールを置き、すぐにボールタッチし、利き足からボールを離さないでドリブルするのですが、アウトでターンした後のボールタッチの後に、逆足側にボールがそれたり、身体の真ん中にボールがあったりする場合があるので、チェックしてください。
本当に上手くなるには、何を意識して、どのようにやるかが重要です。
例えば、1から10往復のドリブルというメニューだけでも、ドリブルのフォームやボールの持ち方は良くなりますが、それ以上を目指すには、正しい考え方、正しい意識、正しいやり方が必要です。
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